香魚とも呼ばれる「鮎(あゆ)」は、独特な香りを持つ淡水魚であって、その理由は川底の苔を餌にしているため、川の環境によってそれぞれ違ったお味を持っている。水質の良い清流ではスイカの香りがして、そのほかの個体でも最低限キュウリのような香りが味わえる。 アユが「香魚」と呼ばれだしたのは、アユの持つ独特な香りが由来していて、この香りこそアユの持ち味だと思う。呼び名は香魚だけでなく、鮎・年魚・銀口魚など、お好きな人にとってはこの季節の風物詩であり超美味しい贈り物だろう。ミニマム級の小指サイズは唐揚げでカリッと仕上げた。 ミドル級のアユは天ぷらとしてみたが、双方共に塩で戴くと最高のビールのお供となった。最…