:アーティスト :ミュージシャン
1949年1月1日、岐阜県に生まれる。日本を代表する本物のフォークシンガー。 1969年、五つの赤い風船/高田渡カップリングLPにてデビュー。93年、10年ぶりのニューアルバム「渡」をリリース。99年には2枚組CD「高田渡/Best Live」を発表。 2005年4月16日逝去。
言いたいことを上手く口にすることができない。毎日。 言いたいことと言ってしまうと主義主張っぽくなってしまうが、そうではない。 そうじゃないんだ、ということ。 あいまいさをなくし、そこから先のことは切り捨てたという言葉には、どうやっても勝てない。その場面では。 でもね、それはやっぱり、何か違う、のだ。 たいしたことではないが自分には呑み込めない言葉を前にし、何故僕はそれを受け入れることができないのだろう、昨日の夕刻からずっと考えてた。 最初は、たいしたことではないはずだったけど、一度考え始めると、たいしたことになってしまう。 深夜から目が覚めてから、再び眠れない。 この2〜3日、高田渡を聴いたり…
高田渡の視線の先に-写真擬-1972-1979- フォークシンガーの高田渡が撮った写真をまとめた写真集 『高田渡の視線の先に-写真擬-1972-1979- 』が売れている。 Amazonのその他のエンターテインメントで、なんと1位。 1972年から1979年の間に撮った貴重な写真の数々である。 高田渡といえば、『自衛隊に入ろう』という曲が有名だが、自衛隊を皮肉って歌ったのに、自衛隊が勘違いして喜んでしまったという逸話の持ち主。逸話と言えば、晩年はステージ上で酒を飲んで眠ってしまうという伝説もありました。私も目撃したので、コレ実話です。 25年くらい前になると思いますが、私は雑誌の仕事で高田渡さ…
新型コロナのため家にいる時間が多くなった。やることも無いので部屋の整理をしていると・・・ 昔の手帳が出てきた。1985年から2010年まで。 あの頃はスマホどころか、ガラケーも無い時代で、予定は手書きで手帳に書いていたのだ。2010年以降はきっと携帯に予定を打ち込んだためにないのであろう。 さて、ちょっとだけ手帳のなかを覗いてみるか。 1991年、私は「P-MACHINE」と「伊太地山伝兵衛商会」を掛け持ちして活動していた。 1991年1月12日 EGGMANオールナイトEGGMANのフォークナイトだ。ん?あああ思い出した。時を戻そう。 澁谷EGGMANのオールナイトライブに出演した。フォーク…
// 京都に引っ越して来てから2度目の京都市内散策は、「三条通」です。 この通りは、京都の中でも洒落た店舗が多く点在し、有名な「コロンビア」「ポールスミス」「ノースフェイス」なども他店舗にはない、店構えで営業しています。 ノースフェイス コロンビア ポールスミス 1928ビル 1928ビル この通りでは、一番メジャーな店は、「イノダコーヒー本店」です。 コーヒー「アラビアの真珠」 イノダコーヒー本店(三条堺町) 孤高のフォークシンガーと呼ばれた「高田渡」の「コーヒーブルース」でも「三条へ行かなくちゃ 三条堺町のイノダっていうコーヒー屋へね・・・」と歌われたコーヒーショップです。 店の雰囲気も特…
はしご酒(4軒目) その百と六十八 「マタマタ タカダワタル ノ ススメ」② そのころ私は、東西に細長い東京都の、ほぼ中央に位置する「国立」という町に住んでいた。この国立、普通に「こくりつ」と読みたいところだが、両隣の国分寺と立川との間だから、というその地名の由来を聞いて、なるほど、それならば「くにたち」だろう、と、すぐさま納得したことを覚えている。 その「くにたち」を起点にした、休日の、ももいろ号deひとり旅。すでに、米軍の基地などは返還されていて、その一種独特な面影も、風前の灯ではあったのだけれど、それでもまだ、そこそこ気合いを入れて、ももいろ号を走らせれば、いつかは消えていく定めであろう…
はしご酒(4軒目) その二十一 「モウイチド タカダワタル ノ ススメ」 たしかに、「吠える」ことも大事だと、Aくんは宣う。 ウジウジと、あれやこれや、居酒屋で愚痴ってみることぐらいしかできない私ゆえに、吠えることの、意義、みたいなものは、胃の隅のほうのキリリとした軽い痛みを伴いはするものの、とりあえず、理解はできる。 理解はできるけれど、なにか、どこか、シックリしない、だからこその、いま、もう一度、高田渡、なのかもしれない。 「たとえば、ガガガガガ~っと、という、そんな、よくある、反戦、ではない、けれど、充分に、反戦なのだ、という、そんな反戦の、そんな臭いがプンプンの、そんな高田渡なのだ」、…
はしご酒(4軒目) その十九 「タカダワタル ノ ススメ」 高田渡の♪コーヒーブルースが好きなんだな~、と、サツマイモとエビイモの炊いたんを実に旨そうに頬張りながら語るAくん。 たかだわたる? コーヒーブルース? 彼の得意技である唐突感だけでは済まされないほどの、隅から隅までオールナゾがナゾ呼ぶナゾナゾワールド、に、少々面喰らう。 「たかだわたるって誰なんですか」 「56才の若さで人生の幕を下ろした、孤高のフォークシンガー、高田渡」 「ハードロックではなくて、フォークなんですか」 「言っておくけど、あの頃の魂そのまんまのフォークは、そのあたりのハードロックなんかより、ウンとハードロック」 「そ…
Twitterからの・・・ 週刊誌 レコード 吉田拓郎さん 井上陽水さん 枚数が少ないぞ 井上陽水さんの思い出 編曲が星勝さん 吉田拓郎さんの思い出 忘れたい記憶 マスコミ嫌い コンサート やっかみ 今日までそして明日から 再放送 シンシア 最後に Twitterからの・・・ 週刊誌 LLSS(@natsunimukau)さんのTwitterにインスパイアされ、タイトルの記事「吉田拓郎と井上陽水に感化された僕たち」が掲載されている週刊現代を買いました。 レコード CDも所有していますが、感化された時期はレコードの時代です。 記事を読んで、手元にある思い出のレコードから吉田拓郎さんと井上陽水さん…
我が家のレコードたち 高田渡 吉祥寺 ぐゎらん堂 ごあいさつ イノダコーヒ 高橋竹山 津軽三味線 渋谷 ジァン・ジァン あの頃の渋谷にアンデッドは いなかった レコードたちの思い出 我が家のレコードたち 以前も書きましたが、私はジャンルに関係なく音楽を聴きます。 クラシックだけ、JAZZのみ、日本人なら演歌だろ、等々の聴き方はしていません。自分が良いと思う曲を聴いています。 hanspotter.hatenablog.comそんな我が家には100枚ほどのレコードがあります。置き場に困り泣く泣く手放したレコードもありますが、どうしても手放せなかった思い出の多いレコードたちが手許に残っています。プ…
NHK名盤ドキュメント SOLID STATE SURVIVOR 思い出のレコード 当時の電子音楽(冨田勲、ELP、Kraftwerk…) BEHIND THE MASK 昔から気になっていること 私の音楽の聴き方 NHK名盤ドキュメント 先日、NHKの名盤ドキュメント「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」を見ました。正月早々嬉しい番組でした。 SOLID STATE SURVIVOR 思い出のレコード 1979年のYMO 2枚目のアルバムですが、私にとっては初めてのYMOです。勿論、どうしても手放せなかった思い出のレコードの中にもしっかりと残っています。 レコードです レコードの裏…
7月31日(日) 朝、天気予報で晴れってなってたのにいきなり雨が沢山降りはじめる。 まだ布団の中でだらだらしたかったのに、洗濯物を干してたので急いで取り込む。 起きて薪ストーブに火をつけて味噌汁と昨日焼いたパンを軽く焼く。 シオンが起きてきて目玉焼きを小さなフライパンに油をひいて焼く。 今日もフジロックの中継があるので観てみる。 奇妙礼太郎さん、。 前から気になってた名前のシンガーソングライターさん。 観たけど、わたしの趣味ではなかった。 今日も暑くて何もやる気が起きなくて、昼寝をうとうととする。 気づいたら、もう七尾旅人さんの時間になってた。 急いでまたフジロックのYouTubeを観る。 当…
NHK BSで高橋恵子を口説く高田渡 - YouTube 良質な音質と映像を楽しむために、是非「ようつべ」でご覧ください。
今日も高田渡👏👏👏 やっぱりこれを聴かなきゃ🥳 高田渡の単独アルバム『ごあいさつ』🥳 ここにしっかりファーストアルバムって書いてあるから、😁 裏ジャケ👇 収録曲👇 参加ミュージシャン👇 はっぴいえんどとか有名どころが多数参加してるのは高田渡の人徳なんでしょうね🙂 オマケ👇
今日は高田渡👏👏👏 デビューアルバムってのかなぁ〜・・・🙄 A面が高田渡でB面が五つの赤い風船のカップリングアルバム😁 しかも、URCの会員に配布したアルバム第1号👏👏👏 CDなのでA面もB面もなく高田渡から五つの赤い風船へと連続だけど・・・😅 で、7曲目までが高田渡のスタジオライブ👏👏👏 あの『自衛隊に入ろう』が入ってます🥳 他の曲も高田渡らしいのばかり😁 そして今回も高田渡しか聴かなかった・・・😛
平日に暇な時間ができても、日中のテレビは大半が下世話でやかましく、かといって教育テレビは番組自体が様変わりしていても、根底に流れるものは学校すら通わずに済んでいた頃と変わらず、すぐにいたたまれなくなるであろうことは容易に想像できたので、人目を避けつつも外出せざるを得なくなる。その日は、レンタルショップで不祥事を起こしたアーティストの作品が廃棄されていないかどうか確認に出かけ、特に問題もなく「こ」の棚に、その他大勢として紛れ込んでいたので、商品を眺めつつ周りのまばらな客を観察していたが、聞き覚えのある誰かの「あったよ!あったよ!」という声が聞こえた。小学校中学年頃の自分の声に似ているが、あくまで…
どうも!LSSです!! 自分は1974年生まれですが、自分が生まれるより前の1968~1969年頃の一部のフォークソングが好き、という一面があったりします。 好きだったアーティストがいた事から、同時代のその近辺のアーティストのアルバムにも手を出してCDで復刻されたものを購入したりしていたのですが…中には「当時の時事ネタ」を扱ったものもあります。 有名な話だと調べようもあるのですが、どうにも分からないものもあったり… 事だよ 一か所以外はなんとなく分かるのですが さて、どうしても分からないのが… 事だよ www.youtube.com 高田渡氏の歌「事だよ」というのがあります。 高田渡/五つの赤…
▶学生だった頃、小遣いを貯めて買ったギターで最初に覚えたのは、PPM(ピーター・ポール&マリー)の「風に吹かれて」だった。平易ではあるが深淵な内容を示唆する詩を、PPMは哀愁味のある調べにのせて歌ったが、この歌をボブ・ディランが作詞・作曲して自ら歌っていると知ったのは、しばらく経ってからだった。しかもボブ・ディランは、岡林信康や高田渡など、その後の日本のフォーク歌手に大きな影響を与えており、まさに日本のフォークブームの源流に位置する歌手とも言えるが、それも後から知ったことである。 ▶ボブ・ディランは、1941年生まれのアメリカのシンガー・ソング・ライターで、2016年に歌手として初めてノーベル…
バーボン・ストリート・ブルース [ちくま文庫版]高田渡ちくま文庫 2008年4月10日第1刷発行発行所 株式会社筑摩書房定価(本体価格720円+税)*画像はスキャナーで読み込んだもので実物と若干色調など異なることがあります。*誤入力等はご容赦ください。
あなたのことばかり。銭湯から帰って1杯飲む頃には月灯りもふんわり落ちてくるって算段、450円。店を開け、もうすぐ2年が経つ。今日もこうして、なんとか生きられている。生かされているし、生かしている。そう思っている方が良いとも思っている。笑って、良い友。「二年後値上げします」と冗談で書いた紙を店に貼っているのやけど、2年もあると近隣の店もそこそこ値上げが行われていて、世知辛さを感じている。カメラのフィルムの値上げがいちばん感じる。酒屋さんからの値上げがないので、今は値上げはせずに済んでいるが、かなり不安なところはある。食材に関しては安い店探してなんとかしていきますわ。高田渡さんの値上げを聞いて、涙…
バーボン・ストリート・ブルース高田渡山と渓谷社発行日 2001年8月15日初版第1刷発行所 株式会社山と渓谷社定価(本体1500円+税)*画像はスキャナーで読み込んだもので実物と若干色調など異なることがあります。*誤入力等はご容赦ください。
今週のお題「人生で一番高い買い物」 世の中に携帯電話が普及する頃、私は機械設計の仕事で儲けていた。様々な現場で使われる機械を設計していた。中でも、携帯電話の基盤を作るプレス機の動力となる機械を設計製造していた頃は儲かった。毎日朝から晩までCADで図面を描き、打ち合わせや納入やメンテナンスであちこち現場へ出向いた。車で、飛行機で。ホテルに泊まり、ご当地の美味いものも食べた。 図面は描くだけの仕事と実際に機械を製作するまでの仕事とあって、描くだけの仕事も単価が高かった。こんなぐらいの図面は自分たちで描けるだろうにと思うような簡単な図面でも外注で受けるという贅沢な頃だった。それも1枚数万円にもなる美…
文藝春秋の週刊誌の中を文字が ひーらひらー ん? 石原慎太郎の太陽の季節が 令和四年の新作ならずだと・・・。 田中角栄と天才は文庫にて 拾う、取る 創価学会内部の公明党、自民党とは 駆け巡るサクラかわしのギター 高田渡 唖でもないのに百年も黙っていたのなら 吐きたいね!!ハイ!!チャイナ!! ・・・。 十三歳、中卒のジャズメン 冷血、重厚な文章に冷やそうよ カポーティと なんやそら 音頭、日の丸、顕正、新聞はだな・・・。 扇子 三
歌う狂犬と呼ばれ、ある一部の者たちから 恐れられている末森さんと会ってきた。 末森さんと僕とは同じ年に生まれていて いわば同級生。不思議と話が合うのです。 エンケン・三上寛・高田渡・中山ラビ 関島岳郎・李政美・早川義夫・あがた森魚…。 泪橋ホール・なってるハウス・木馬亭・インド…。 話が尽きなくて、アッという間に1時間半が過ぎていった。 末森さんは仕事明けで僕につきあってくれた。 ありがとう。 歌う狂犬の本当の姿は心優しき詩人なのです。
高田渡に会いに行く 作者:なぎら 健壱 駒草出版 Amazon 中学生の頃、昭和50年代前半、フォークに目覚めた。いろんな歌をさかのぼって聞いていた中にひときわ異彩を放ったのが高田渡。『自衛隊に入ろう』はもとより『汽車が田舎を通るそのとき』や『三億円強奪事件の唄』には驚いた!迷演奏だよね〜。(・∀・) 「若者たちよ!!かつて高田渡というフォーク・シンガーがいたことは覚えておいた方がいい。フォーク界の特別天然記念物、絶滅危惧種と呼ばれた伝説のヒト、高田渡。その謎に満ちた生態(!?)真実に迫る。(坂崎幸之助) ・高田渡(誕生日は1月1日ではなく、1948.12..31)氏が亡くなったのは、2005…
最近聴いたアルバムで良かったものをまとめた記事です。新旧混合。 The Seventh Son - Malachi Thompson madaboutrecordslabel.bandcamp.com ジャケ写にかかけられた無駄なエフェクトが最高にダサい、70年代アメリカ産ジャズ。ただ中身は想像できないほど硬派。なんでもこの人はアヴァンギャルドなトランぺッターとして定評のある方らしく、なるほど今聴いても先進的なスピリチュアルジャズ。こういう中身と外見が一致していないアルバムを見つけると、それだけで白飯を四合と味噌と少しの野菜くらいはイケる。 スピリチュアルジャズと云うとなんとなくコルトレーン夫…