日産自動車のスポーツクーペ。
1988年5月登場のS13型シルビアの兄弟車であり、リトラクタブルヘッドライトとハッチバックで差異化される。
発売は1989年3月。車名の180は、初期モデルに搭載されたエンジンがCA18型1.8リッターだった由。1991年にS13シルビアと同様2リッター化されるが、やはり名前は180SXであった。海外モデルでは2.4リッター・エンジンを積み240SXの名で販売された。
S13型シルビアは1993年9月にはS14型へのモデルチェンジにより生産終了となるが、180SXは1996年のマイナーチェンジを経て、1998年12月まで生産を続けた。
180SXとS13シルビアは兄弟車ゆえシャーシとボディに共通部分が多いことから、180SXのリトラクタブルヘッドライトにシルビアのノッチバックという組み合わせの「ワンビア」*1、その逆の「シルエイティ」*2と呼ばれる改造車も存在する。