我が家には、長女の「いぶりん」と次女の「ありー」がいる。子供というのは、さまざまな発言、行動で親を笑わせてくれる。この話は2006年に私の祖母(いぶりんからみて、ひいばあば)が亡くなった時のことである。 その当時、いぶりんは4歳、ありーは1歳だった。 私たちは、私の実家から車で2時間ぐらいのところに住んでいた。2006年のある日、妹から「おばあちゃんが亡くなった」との知らせがあった。95歳だった。そしてその日の夕方には実家に帰った。 ばあさんの部屋に、ばあさんの遺体は安置してあった。(この辺りでは、通夜、葬儀は自宅でするのだ) いぶりんにとって、身近な人の死というものは初めてだったので、人が死…