Mちゃんというのは母方のいとこで、年は私のひとつ上。とても几帳面な性格だった。 どのくらい几帳面かというと、たとえばMちゃんの家に親戚が集まって、みんなでわいわい話しているときでも、Mちゃんは時間がくるとすっと自分の部屋に入り、英会話のラジオを聞くのだった(几帳面というより、マイペースだったのかもしれないが、やっぱり几帳面だったと思う。本棚には「週刊マーガレット」が順番にずらっと並んでいたのを覚えている)。私は親戚の集まり自体が苦手だったので、そういうことができるM ちゃんはすごいなぁ、と心から尊敬したものだった。 その数年後、母から聞いた話では、Mちゃんは地元の有名女子大に難なく合格し(そう…