つくづく思う。体力と気力は、まるで表裏一体だ。体が動かなくなると、心も動かなくなる。疲れていると、机に向かっても、言葉がまるで浮かばない。「やろう」という気力が、まるで乾いた地面に水を注ぐように、すっと消えてしまう。 じゃあ、体力をつけようとジムに通おうにも、忙しさがそれを許さない。それでも、志は高く持っていたい。人生の最終章として、自分の仕事を、組織を、より良くして終えたいと本気で思っている。 だが現実は、そんな思いをあざ笑うかのように、楽をして甘い汁を吸い続けたい人たちに阻まれる。既得権にしがみつく人々は、変わることを恐れ、動こうとしない。むしろ変えようとする者を「異分子」として排除しよう…