私はとうとう63歳になりました。20代の頃、63歳と言えば、まさに「爺さん」だと感じていました。しかし、いざ自分がその年齢になると、気持ちは決して爺さんの領域に達していないことに気づきます。 まだ電車のシルバーシートに座る気にはなりません。現在、私は60歳で転職し、オブザーバー的な立場で会社に勤めています。 社員とのしがらみが少ないおかげで、客観的に会社を見つめることができます。 私にとって5社目の仕事であり、サラリーマン人生のラストスパートを迎えています。 会社という組織を見ていると、強く感じることがあります。 それは、組織が人の感情で動いているということです。 仕事が「できる」「できない」…