「今日も帰れなかったな」会社を出るころには空が暗く、コンビニのお弁当が晩ごはん。スマホに表示された「歩数:2,000歩」だけが、僕の一日を静かに物語っていました。 それでも、僕は「これが普通なんだ」と思っていたんです。仕事ができる人は残業してる。成長するには時間をかけるしかない。誰にも頼らず、自分の力だけで頑張らなきゃ――って。 でも、ある日ふと気づきました。「もしかして、定時で帰れるほうが“すごい”のでは?」 疲れ切った心と体でふと見上げた空。そのときだけは、猫のように「自由に、気楽に帰る自分」がほんの少し想像できたんです。 このブログは、そんな**「帰れなかった猫」が、定時で帰れるようにな…