アナログレコードの形態の一つ。
米RCAビクターが1949年に開発した片面約5分の録音・再生が可能な7インチ45回転のレコード盤*1で「Extended Play」の略。LPがSPと同径で長時間録音を可能にしたのに対し、EPはSPと同内容を小型化、コストダウンした。音質もSP盤より良い。
片面に1曲しか収録できないため「シングル盤」と呼ばれた。また、多くの物に中央部に大きな穴が空いている事から「ドーナツ盤」とも呼ばれた。中央部の大穴はコスト削減のために空けられたもの*2で再生時には専用のアダプターを使用する。しかし、大穴は必ず空いているわけではなく、SPやLP同様の形態や三点支持*3でアダプターを必要としないタイプのものも存在した*4。