「寒がり」 大寒や急ぎ渡って膝痛む 誰よりも着ぶくれて我駅に立つ 目を閉じて傾いていく暖房車 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 俳句雑誌noiの今年の年間テーマが連作で、三句一組で投稿するという形式なので、初めて連作に挑戦してみた。これを作った頃は、とにかく寒くて毎朝の出勤が修行のように感じた。実際は外に出ている時間はそれほど長くもなく、電車でも座れるし、ある程度暖まることができるのだけど。それでも、キャミソールの上に長袖インナー、ニットにロングのダウンコートを着て、マフラーと手袋をつけ、さらに寒い日は帽子をかぶるというように最大限の防寒をして、何とか玄関を出ることができた日々だった…