米MathWorks社開発の数値計算用ソフトウェア。日本国内での販売・サポートはサイバネットシステム社が行っている。 MATLABという名称は、MATrix LABoratoryを略したものから来ている。 行列計算やグラフ化等、豊富なライブラリを有している。 プログラムはインタプリタ方式であり、CやFortranなどと比較して手軽に数値解析を行うことが可能である。
MRI画像をRescale slope, Scale factorで補正する。 ↑はPHILIPSの場合ちなみにこれはSignal intensityをそのまま使うときようのものであって、SNR、CNRなど”比”をとるときは必要ない。 〜 dcm_path = "DICOMデータのpathを書く" dcm_data = dicomread(dcm_path); dcm_data = double(dcm_data); info = dicominfo(dcm_path); RescaleSlope = info.RescaleSlope; Scale_factor = info.Private…
DICOM のタグを任意に編集して保存する。今回は、すべてのタグを一度からにして、任意のタグの値を編集する。 % DICOMファイルからinfoを読み込む dcm_path = "パスを書く"; info = dicominfo(dcm_path) % タグの数を得る names=fieldnames(info) length(names) %タグを一旦空にする emp_info = info for x= 1:length(names) emp_info = setfield(emp_info,names{x},""); end % タグを編集する ed_info = emp_info ed…
DICOMデータをCSVへ一括変換する。 MRIのT1 mapなどの処理に有用。 % dcm 2 csv main_fd = "DICOMデータが入っているフォルダを指定"; imgs = dir(main_fd); imgs = imgs(3:end); csv_fd = "CSVファイルを保存するフォルダを指定"; for x = 1:length(imgs) img_path = fullfile(main_fd, imgs(x).name); img = dicomread(img_path); nm = split(imgs(x).name,"."); csv_path = full…
1. はじめに NeRF (Neural Radiance Field) とは、複雑なシーンに対して、任意の視点からの3次元的なシーンを画像から再構成する技術です。以下の動画にあるように、物体に対して、様々な角度から見たときのシーンをキレイに再現することができます。反射に関しても、それぞれの角度から見たときの見え方が反映されており、角度によって同じ場所でも微妙に違う反射特性を見て取ることができます。この手法を利用して、例えば、地点AとBで画像を取得した場合、その中間地点の任意の角度から対象物体を見たときのシーンを生成可能です。 この記事では、このNeRFと呼ばれる技術と、それを実行するにあたっ…
はじめに MATLABとは MATLAB EXPO 2023 JAPANの概要 MATLAB EXPOの雰囲気 講演会の内容 まとめ はじめに MathWorksが主催するMATLAB EXPO 2023 JAPANに参加してきました。このイベントでは、MATLABの最新の技術や活用事例が紹介され、MATLABの可能性を感じることができました。今回は、会場の雰囲気や聴講した基調講演の内容についてお伝えします。 www.matlabexpo.com MATLAB EXPO MATLABとは MATLABは、MathWorksというアメリカの企業が提供している技術計算言語環境です。MATLABを利…
GANや超解像で作成した画像データ(JPEG, PNG)を元のDICOMデータの情報を付加してDICOM変換する。 % 元のDICOMデータのlist作成 dcm_fd = フォルダ名; dcm_fls = dir(dcm_fd); dcm_fls = dcm_fls(3:end); dcm_fls = {dcm_fls.name}; % JPEGデータのlist作成 (今回は超解像をやったことにてHR (high reso) としている) HR_fd = フォルダ名; HR_fls = dir(HR_fd); HR_fls = HR_fls(3:end); HR_fls = {HR_fls.…
ファルダ内に隠しファイルがあるので、3つ目以降を得ることで隠しファイルを削除するのがコツ 〜 fd_path = "OOOOOOO"; fls = dir(fd_path); fls = fls(3:end); for x = 1:length(fls) fls_nm{x} = {fls(x).name} ; end 〜
概要 cのお勉強 c++ではない C11をターゲットにする C17ほどの新環境ではない 本格的に開始して3日目の記事です matlabで書けるやつをcに移行したい オブジェクト指向の設計がちょっとできるようになった 試しにcodegenを使ってみたけど納得できなかった… どうしても組み込み開発にオブジェクト指向を使ってみたい… 簡単なルーチンのコードならぶっちゃけ引き継ぎで確保している handle classがとても便利だよね,ぜひともあれをやりたい 結果,オレオレ自己参照構造体にオレオレ関数を設定する方針に至る MBP-2016-15(Intel Core i7), macOS Monte…
本記事は MATLAB/Simulink Advent Calendar 2022のカレンダー | Advent Calendar 2022 - Qiita の10日目の記事になります. はじめに MATLAB/Simulinkでシミュレーションをすることはよくあります. その際,パラメータを変化させて結果の比較をすることがよくあると思いますが,そのパラメータはどのように管理しているでしょうか? 本記事は,MATLABのtableを使用して,パラメータを変えた試験ケースを管理することで,諸々楽になるかもしれないという記事です. 流れとしては,MATLABのTABLEで試験ケースを作成→MATL…
はじめに matlabからWSL上のROSに接続して操作する方法について記載する. gazeboの中のTurtleBot3を操作し,データをmatlab側に読み込む. 環境 windows側 windows10 or windows11 matlab2022b ROS ToolBox wsl2側 Ubuntu20.04 ROS Noetic 前提 wsl2内にROSとTurtleBot3の構築は済んでいるものとする. 導入の仕方は下記参照: tagebuchvonspargel.hatenablog.com 手順 wslとmatlabの接続は下記を参考に行うが,そのままするとネットワーク周りで…
こんにちはのろのろでございます。こちらは、会計系Advent Calendarの12月6日分として書いています。記事の内容は監査におけるデータサイエンスの応用研究を調査し、実務的な応用を考えながらまとめたものです。いろいろ手を出しすぎて発散しております。 1 監査データサイエンス デジタル化が進展し、企業データは財務報告と切り離せない存在になりつつあります。会計監査ではデータサイエンスの手法を応用できる場面が増えてきています。 図1 会計分野におけるデータマイニング研究。括弧内の数値は文献数です。(出典: Amani and Fadlalla. International Journal of…
part26にて求めたモデルを使用してシステム同定を行ってみる。 手探り状態なので間違っているかも。。。 今回システム同定をするにあたりMATLABが必要となりそうなのでお試しで評価版を使用していく。 SITB含めても2万ちょいなので買ってもいいかもしれない。 プリ同定 無負荷状態 ロータ装着状態 同定実験の設計 シフトレジスタの個数n 信号の振幅 システム同定 無負荷状態 システム同定の比較 整合性 ロータ装着状態 システム同定の比較 整合性 まとめ 参考にさせていただいた資料
はじめに この記事はMATLAB/Simulink Advent Calendar 2023の9日目の記事として書かれています。 qiita.com LiDARなどにより取得される3次元点群ファイルの有名なフォーマットにe57があります。 e57は、XML データ形式に基づいて点群や各種データを階層ツリー構造で格納します。米国試験材料協会 (ASTM) によって定められています。 例えば、Leica社のCycloneで点群をエキスポートするときや、iPhone LiDARのアプリである、Dot3Dで点群をエキスポートするときにE57形式を選択することができます。 以下の図は、Dot3Dで点群を…
はじめに この記事はMATLAB/Simulink Advent Calendar 2023の2日目の記事として書かれています。 qiita.com SOLOv2とは 画像中の物体ごとに色塗り(インスタンスセグメンテーション)をするネットワークです。 インスタンスセグメンテーションの有名な方法として、この他にMask R-CNNなどが知られています。 SOLOについては以下の記事がわかりやすかったです。 qiita.com MATLABではSOLOv2モデルを非常に簡単に動かすことができます。 本記事ではSOLOv2を利用して以下のようなセグメンテーション結果を得る方法ついて説明します。また利…
はじめに Matlabで作業をする際、Matlab Driveを使うことで異なるコンピュータでもファイルを共有して作業することが出来るメリットがあります。 しかし、問題が発生することもしばしば。私自身、少し前の話ですがMatlab Drieで同期エラーが発生して上手く使えないという問題が発生しました。 そのときの問題は何とか解消出来たので、今回はMatlab Driveのファイル同期におけるエラーが発生した際の対処法についてお教えします。 環境 Matlab2021 & Matlab2022 発生した問題 特定のフォルダ内のファイル全てで同期エラーが発生しました。同期できていないため、他のコン…
この記事は「マイクロマウスアドベントカレンダー2023」 1日目の記事です。 はじめに こんにちは、なおフィスです。 2020年度ぶりにマイクロマウスアドベントカレンダーの旗振りをさせていただきました。 今年はなんと開催前に全枠埋まるという好スタートです。この勢いで、Miceアドベントカレンダーの復活も期待しています。 昨年度、私はESP32-S3の機能を活かした、マイクロマウスのシステム構成について紹介をしていましたが、今回は中級者向けに、マイクロマウスにおけるテストについて紹介して行こうと思います。 導入:テストの重要性 ちょっと堅い話ですが、まず、ソフトウェアの開発プロセス、各開発工程に…
NT名古屋という「N(何か)T(作ってみた)」ものであれば何でもOKの展示イベントに11/18,19に出てきました。 名前の由来は諸説あります。 NT名古屋2023 - PukiWiki イベントで拝見した作品と自分の作品紹介をします。2日開催だったのですが、盛況で全てのブースは回りきれていないです。すみません。 また、基本的に写真OKかお聞きしたり表示を確認していますが、掲載NGの場合等はお手数ですがご連絡下さい。訂正させていただきます。 また、今回40組近くあり、1人1人Xのリンクを貼るのはあまりに骨が折れるので プロフィールやより詳しい情報の方はお手数ですが下記エントリーシートより飛んで…
kogakudanshi.hatenablog.jp 前回でシミュレーターができたのでやっと制御できます。自分で問題を作って自分で解く、虚無ですね。 振り子を立たせるだけでなく、台車位置もゼロに保つようにしてみたいと思います。入力は台車にはたらく力とします。つまり制御対象の状態変数が複数あるのに対して入力は1つの劣駆動システムになります。 運動方程式の線形化と状態方程式・観測方程式 求めた運動方程式を 棒の傾きが微小の時を仮定して線形化します。 状態変数を定義します。 上の線形化した式を用いて状態方程式を作ります。 また観測方程式は以下のようになります。シミュレーターなので全ての状態変数が観測…
はじめに この記事は MATLAB/Simulink Advent Calendar 2023 のシリーズ2の 3 日目の記事です . はじめまして,hook(@hookedonmas)といいます.某機械メーカーで自動化に関する研究開発をしている社会人一年目です. どうぞよろしくお願いします. 今回は,2年前に書いて下書きとして眠っていたものを,せっかくの機会なので掘り出してきました.
kogakudanshi.hatenablog.jp 前回求めた倒立振子の運動方程式を組み込んだシミュレーターを作ります。 育ちが悪くてMatlabがちゃんと使えないのでProcessingで可視化します。 オイラー法 シンプルなやつです。 みたいなのをそのまま実装します。 float x = -20; float x_ = 5; float t = PI / 180 * 20; float t_ = -PI / 180 * 51; final float m = 2; final float M = 1; final float l = 4; final float g = 9.8; flo…
mbd-automobile.com www.cct-inc.co.jp 用語 MBD (Model Based Development) : モデルベース開発。簡単に言うとバーチャルシミュレーションによって開発の効率化を実現。MATLAB、Simulinkなど MILS (Model In the Loop Simulation) SILS (Software In the Loop Simulation) HILS (Hardware In the Loop Simulation)
ごあいさつ どうもおはこんばんにちは。あかり描像です。先日このブログの総 PV 数が 1 万を超えました。 わたしの PV 数たまに 1 日 30 PVs を超える日も出てきました。これも皆様方のお陰です。ありがとうございます。 これからも細々と続けていきます所存でありますさかい、よろしくお願い申し上げます。
前回、モータのモデルを作ってからシステム同定について文献を漁ったりいろんな方のブログなどを参考にさせていただいて、だいぶ理解が深まった。(と思う。) 一応入力の信号の選定やシステム同定のやり方、マイコンに書き込むプログラムは作ってみた。 しかしモータが届かないのでこれ以上先には進めない状態になってしまった。 そこで、最終目標であった「倒立振子モデル自体のシステム同定」を行うための準備を進めていこうと思う。
Common Lispで逆行列の計算をするための準備をしてきました。 行列式の計算(Common Lisp) - 丸井綜研 LU分解(Common Lisp) - 丸井綜研 LUP分解(Common Lisp) - 丸井綜研 連立方程式を解く(Common Lisp) - 丸井綜研 今日はついに逆行列の計算です。とは言っても、効率の良い計算をするわけではなく、単純な𝑂(𝑛³)での実装です。しかもsolve関数を呼ぶたびにLUP分解が実行されるのでかなり効率が悪いです。でも、まずは効率のことは無視して進めましょう。 前回までの記事で、LUP分解を使って連立方程式を解けるようになりました。連立方程…
衛星や航空機•ヘリコプター等からのリモートセンシングでは、光学的には地表面、電波等では地中•水中の、立体画像を作成する為の情報を得る事が出来ます。 リモートセンシングと放射伝達 – JAXA 第一宇宙技術部門 Earth-graphy リモートセンシング - 環境技術解説|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア 地形をとらえやすい立体画像 | 一般財団法人リモート・センシング技術センター また、同じ技術による情報受信から、植生•生態環境の調査、作物生育状態の確認を行う事も出来ます。リモートバイタルセンシングですね。 「ドローン+センシング技術が農業の未来をつくる」(視点・論点) NHK解…