波多野裕文(vocals/guitars)、福井健太(bass)、山口大吾(drums)による福岡出身の3ピース バンド。 しなやかなドラム、力強いベース、青白い和音を奏でるギターのスリーピース編成を生かしたスマートなサウンド、複合的なリズムにポップな歌のメロディー。 イノセントな声が、不思議な世界観をともなって耳に忍び込んでくる。存在しない物語。 君は君でいられなくなる。
・アルバム
rabbit hole
frog queen
Bird Hotel
Ghost Apple
Family Record
Sky Mouth
11/23(火祝)開催の文学フリマ東京のスペース配置が発表されました! 【ツ-11】ブースにて、複数の寄稿者による論考やインタビューが掲載された『痙攣 Vol.2 もう一度ユートピアを 国内音楽特集』を頒布します。東京近郊の方、ぜひお越しください! #文学フリマ #bunfreehttps://t.co/Mv1fHvWzOC— 李氏 (@BLUEPANOPTICON) October 24, 2021 『痙攣 Vol.2 もう一度ユートピアを 国内音楽特集』についてお知らせです。11月23日東京流通センター第一展示場で開催される文学フリマ東京にて初頒布を行う今号ですが、初版部数が200部、価格…
批評ではなく、その時々でその作品に寄せた関心事ばかりを記してゆく文章。 youtu.be 3/10・12に配信のあった波多野裕文さんソロのライヴでこの曲を聴き、良くできた歌詞だなあと思い。
1/15に渋谷O-EASTで行われた、People In The Box(以下「PITB」と表記)のワンマン公演、 「<< noise >> was NOT cancelled.」を観に行きました。 COCOAインストール確認、検温、チケットもぎり等のスポットを点在させ、 人が極力溜まらないように設計された入場工程。 パイプ椅子約350脚からなるいくつかのブロック、 映画館というよりかは体育館を彷彿とさせるその配置。 私の目の前、テトリスのSミノの形を保ったまま公演の終わりまで埋まらなかった4席。 『当公演は、感染防止ガイドラインに基づき……』のアナウンスを乗せ、 絶えずそよそよと、どこか牧歌…
1/2 www.youtube.com 友人におすすめされた宝鐘マリンさんの「Unison」を聴いてみた。作曲はyunomiさん。コード感のほとんどないミニマルテクノとJ-POP・アニソン的なメロディーが互いに独立して進んでいくような感覚で、良い違和感を醸し出しながら強烈な印象を残す。 www.youtube.com インストになるともう完全にバリバリのミニマルテクノで、そういう系のクラブで流しても全然いけそう。調べてみると元SUPERCARのナカコーこと中村弘二さんが絶賛していた。 ついさっき公開されたVtuber宝鐘マリンの新曲「unison」めっちゃ凄い!楽曲を作ったのはYunomiさん…
今更だけど、ニムロッドの歌詞考察をしたい。 この曲を初めて聴いた頃、大学生くらいの頃かな。当時はあまりピンとは来ていなくて、まあ良い曲だよね、、、ってとこで止まっていた。それからなんだかんだ10年くらい聴き続けて、いつの間にか他とは比較できない唯一無二の素晴らしい曲だと思うようになった。 ニムロッドはなんだか、明るさも暗さもあるけど固定されたキャラクターではなくて、色はあるけど中庸…みたいな印象を持っているよ。 というわけで、そんなニムロッドの歌詞を改めて考察してまとめてみようとしているいま、少しワクワクしている。 ニムロッドは科学・戦争・原発への警鐘あるいは皮肉である この結論に至るまでの材…
全21曲、トータル70分、1トラック。 曲調はポップな物も多いのに、魅せ方についてはポップさをかなぐり捨てた『Wether Report』。 「聴く人を選ぶ」と言ってしまえば簡単だが、それでは少し語弊を感じる。 「普通とは違う事をやってる音楽を選んだ人に聴いて欲しい」という芸術家魂の現れと言うのが相応しい。 そう、これは音楽という名の芸術品。 今回の旅は、孤高で気高い70分。 -------------------- 穏やかなギターで『Wether Report』は開幕する。 優しく語り掛けるような歌声は、『Rabit Hall』で感じたような、おとぎ話の語り部のようだ。 <ここはおじいちゃん…
きみは息をしている。 さようならを二度聴いて 痛めつけられた記憶があって 無感動と孤独のダンスに拍手を送った 温かみのあるオレンジ色のジャケットに反して、その中身は、悲観的で冷笑的な、どれも辛さを少しずつ伴う曲たちだった。 でも、素晴らしかった。 『Ave Materia』は素晴らしいアルバムだった。 自分がPeople In The Boxを知った時の最新アルバムが、『Ave Materia』だった。 深い曲たちだったからこそ、のめり込めたのだ。 それこそ現実を忘れて。 "考える"という楽しさを教えてくれた。 自分は曲について考えるという遊びをしている。 『Family Record』は地名…
・日記 昨晩はもらった安定剤を飲んでから寝てみた。合わせて、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、軽くストレッチをして、日付が変わってからはスマホを見ずに寝た。どれが効果あったのかは分からないけど寝覚めはいつもより少し良かった。まだ頭はちょっと重い。調子が良くなったら昼過ぎから下北沢に行って散歩したいと思っていたけど、しないかもしれない。 ・聴いたもの PHARMACY / ヒトリエ 昨晩から持ってるヒトリエのアルバムを一通り聴き返していた。『DEEPER』と『PHARMACY』が特にお気に入りかなあと思った。 Frog Queen / People In The Box PITBも持ってるアルバム…
・日記 仕事辞めたいです、と年明け早々上司に話をした。昨年末に一度相談した段階で一応引継ぎの準備は少しずつ始めてくれていたそうで、俺が離れる前提で考えてくれているのはありがたい。もう少し具体的な話をしないとぐずぐずいきそうだけど。早く辞めて〜以外の気持ちがない。次の仕事のアテは特にない。何に向いてるかもわからないが、まあそんなことはそのうち考えればいい。 アイドリープライド、今やってるイベントストーリーをとりあえず読んでみたら普通におもしろかった。流し読みのつもりだったけど途中から普通にボイス全部聴きながら読んでた。モブキャラにも謎に声ついてることに笑った。他のも読んでみよ。 他のソシャゲも気…
People In The Boxの全曲感想だなんて、なぜそんなにこだわるんだ。 他にも好きなアーティストはたくさんいる。 好きな曲はたくさんある。 でもなぜ、People In The Boxなんだ。 偏執の自覚はあるのだが、他のアーティストと違うのは、自分のパーソナリティに近しいと感じる歌詞が多いからだ。 共感(シンパシー)と言えば簡単だけど、なんというか、それよりももっと深い所にこの偏執の原因はある気がする。 誰かに届けたい文章を書く日と、そうでない日がある。 今回は後者になる。 恥ずかしくなって後で消すかもしれない。 自己セラピーみたいな変な文章だ。 でも、自分がなぜ偏執的にブログを続…
あっという間の1年間。毎年毎年加速度的に速くなっている。コロナが流行り始めてから記憶があやふやなところが多くある。 聞いていた音楽たち ビヨンセの新譜をめっちゃ聞いた気がする。死ぬまでに1度ライブに行きたい。 七尾旅人の新譜は心に突き刺さりまくるため心に余裕があるときしか聞けないが、切実であり、優しくもあり、視点の移り変わりが美しいアルバムだ。 Spotifyのまとめでわかる通り1つのバンド(AgeFactory)を2月くらいから繰り返し繰り返し聞いている。これは2018年にPeople In The Box にハマった時とほぼ同じ現象のためこれから数年単位で音源を聴きまくる、ライブに行くこと…
今年は1記事だし書いた読んだ生きたの見出し分けもなし。どれもやっていないので……。読んだ本とか映画の感想はツイートしてるので割愛。 1月 引っ越し2ヶ月目。寒くて何も出来なかったらしい。図書館が遠すぎて困っていたらしい。匿名の大衆に失望していたらしい。これ今年ずっとだな。プロパンガスの料金が12000円になってキレているが、今はシャワーのみであんま変わらん金額になっている。困る。CUEくんのアニメが始まっているが早速微妙な顔をしている。 2月 仕事でストレスを溜めている。家賃やら何やらの支払いが固まっていた影響か出費が非常に少ない。といいつつ試験のために帰省。映画も1本観ている。2月末に頭を剃…
2022年を振り返る。今年の一年を一言で表すなら、よく言えば順調な一年、悪く言えば保守的な一年だった。なので、そんなに書くべきトピックがあるわけではないけれど...とりあえず書いてみる。 新年にとった富山の眺望 トピック マンション買おうとしてやめた プライベートで大きなトピックはこれだった。今年の夏ぐらいからマンションの購入を真剣に検討していて、中間金も払って、ローンの申請も出して、って結構進めていたのだけれど、結局辞めることにした。 理由としては、簡単に言ってしまうと場所と間取りの問題が大きく、条件面を濁して書くと、今の賃貸物件と変わらない広さの場所で駅近になる、という感じだったので、ここ…
<清潔な流し台を鮮血が走る> 『みんな春を売った』から続く物々しさが、『市場』でもむき出しになる。 甲高いブレーキ音のような弦が響く、だけど音楽のブレーキはかからない。 リフレインするギターのラインは思ったよりキャッチーだが、音のリズムと言葉のリズムはずれている。 そのずれを噛み合わせて一つのメロディに組み込んでいる。 そんな感じがする。 難しい曲だと思う。 ドラム、ギター、歌が、それぞれ別の曲からトリミングして重ねたような。 それぞれが独立しているように聴こえる。 コラージュのようだ。 <すすめ 純粋無垢な憎悪のかたまり> サビでひとつに統一される、不思議なカタルシス。 ベースの存在感もいつ…
この記事はアドカレ2022、3日目の記事です。 こんにちは、iconグラフィック班に所属しているtです。この記事では私がここ1年のうちによく聴いた音楽やアーティストを適当に紹介していきたいと思います。 思いついた順に紹介しているので順番に特に意味はないです。 目次 1.tricot(バンド) 2.Queens of the Stone Age(バンド) 3.揺らぎ(バンド) 4.削除- Lost Memory(曲) 5.People In The Box – 翻訳機(曲) 6.my bloody valentine – Only Shallow(曲) 7.2814- 新しい日の誕生(アルバム)…
年末まとめの季節。私のまとめは今年出たものではなく今年受容したものです。 本 映画・アニメ 音楽 買ったもの 各月かんたんまとめ 本 読書メーターの本棚はこちら。今年は再読含め142冊しか読めておらず、すくない。 ・プルースト『失われた時を求めて』:「見出された時」まで読めたのでなんといっても今年の一冊。人生の一冊。今年はプルースト没してから百年の記念であり、何かと話題にもなっていた。なんどでも折にふれて読むことになるだろう。読むこと、書くこと、芸術を感じること、恋愛すること、人生のすべてが書かれている。 ・保苅瑞穂『プルースト 読書の喜び』:保苅瑞穂の本もまたプルーストに付随して良かったもの…
reza8823.hatenablog.com 青サンのブログを読んだら(そういえば自分も今年もいろいろ音楽を聴いたはずだからそれについてメモしておきたいな)という思いがフト湧いたので、書くことにします(こういう話題を書くのはいつ以来でしょうか)。 とはいえ私は「新譜が出たらすぐに聴く」「体系的にdiggingする」というような能動的な聴き方はしておらず、「サブスクでサジェストされたらボタンを押す」というくらいの非常に受動的な聴き方しかしておりません。 そのためでしょうか、今年は「えっ、そうだったの???」というような驚き(おそらくその作家をマジメに聴いているリスナーならとうの昔に知っているで…
伊豫國育ちのカントー民。ごく稀にライブ行く程度のクソザコ二次元おたくですが、ギターロックもラウドもメロコアも声優もV系もアイドルもLDHもアニソンも好きだからと遠征しまくっていたらいつの間にかライブで47都道府県制覇しました。 B'zと9mmとGRANRODEOに育てられましたが近年はほぼKEYTALK。声豚なので声優さんの曲もよく聴きます。the cabs、girugameshは解散してしまいましたが今でも大事なバンド。最もライブに行っているバンドと同期なのでライブハウスで遊ぶのが楽しい。 SNSは二次元⇄三次元と話題の統一性なし/Aセク傾向/たまに口悪かったりツイート連投したりするのでフォ…