新日本プロレスの掲げる最高峰タイトル。「International Wrestling Grand Prix」の略。
元々の構想では新日本プロレスの独自タイトルではなく、乱立するチャンピオンベルトを統合し、真の世界一を決めることを目的にアントニオ猪木が新間寿と共に提唱した大会名であった。第一回大会は世界各地域のチャンピオンを招聘して1983年に開催された。
しかし、第一回優勝決定戦では猪木はハルク・ホーガンに場外失神KO負け。第二回優勝戦は長州力の乱入によるアントニオ猪木のリングアウト勝ちという不透明な決着に怒ったファンが蔵前国技館で暴動を起こすなど混乱を呼び、「呪われたIWGP」との陰口も聞かれた。
1987年の第五回を最後にタイトル化。その後新日本プロレスの看板タイトルとして定着した。
他にIWGPタッグ、IWGPJr.ヘビー、IWGPJr.ヘビータッグ、U-30無差別級*1がある。
*1:2005年1月5日に中邑真輔によって封印。その後復活したが、新日本的には返上扱いされている。