ビールの味の土台は、発酵が始まるよりも前、「麦汁(ばくじゅう)」づくりの段階で形づくられると言われる。その仕込みの現場を、作り手のすぐ横で体験させてもらった。 訪ねたのは、東京駅からちょうど26kmの場所にある武蔵境の小さな醸造所、26K(ニーロクケー)ブルワリー。わずか3坪という規模ながら、地元の水・ホップ・酵母を使い、これだけ多彩なビールを生み出し続けている。その秘密は、仕込みの一手間と、作り手の「想い」の両方にあった。 重い麦芽を混ぜる肉体労働から、温度で甘さを操る繊細さ、そして金賞ビールの試飲まで。ビールの裏側を一日かけてのぞいてきた記録である。 ▲ 体験の様子は動画でも公開中(シリー…