社民党と国民新党は併合、新党創設したらいかがでしょうか?

社民党国民新党は政策が近いです。
 意外に思われるかもしれませんが、社民党国民新党は政策が近いです。
亀井静香氏は
「CIAが亀井静香を暗殺しない限り、自衛隊を海外へ出さない」
という趣旨の発言をしています。ソマリアへは警察活動として海上保安庁の船を出すべきだとしています。
 福島みずほ党首はテロ措置法に基づく給油の停止を求めています。
 伊勢崎賢治氏によるとインド洋ディエゴガルシア島沖の給油よりも、ソマリア沖への派兵の方が違憲度が高いと述べております。護憲派としてはソマリア沖出兵の方については特に強く反対すべきだと言えます。
 社民党国民新党憲法解釈を護り軍を海外へ出さないという点においては同じ視点を持っています。
 経済政策も社民党国民新党案にて労働者派遣法改正案を出しています。国民新党社民党も経済政策は内需拡大に基づく経済下支えです。

○7足す3は10で「党首討論参加+新党効果」
 社民党衆議院での7議席を護りました。国民新党は3議席です。両党の議席を足すと10議席で、10議席有りますと党首討論に出れます。
 選挙結果を見て驚愕したのは、関東圏で比例票が社民党よりも「みんなの党」の方が多かったことです。新党効果と「ひらがなである書きやすさ」等が指摘されております。一方で、社民党国民新党の党勢の衰えがあります。
 「みんなの党」はアメポチキングの渡辺喜美氏が党首です。民主党からは連携を蹴られても、渡辺氏は民主党への連立を希望しています。「みんなの党」は親米派から民主党に送られたトロイの木馬です。民主党もそのような事情を斟酌して、みんなの党との連立を拒否しているのでしょう。
 社民党国民新党は併合して「こくみん党」にしたら良いかもしれません。新党効果が見込め、しかも「みんなの党」への注目を削ぐこともできます。

保坂展人氏の選挙戦へ参加して
 上記の事は、闇雲に提案しているわけではありません。保坂展人氏の選挙戦では、
亀井静香氏は
国民新党社民党の政策は同じですね」
と述べ、
長谷川憲正氏は
「庶民の声を聞く保坂氏が当選できるのなら、国民新党は当選しなくても良いです」
という趣旨の発言までしています。
中村慶一郎氏は
「(政策通の)保坂のぶと氏が大好きです」
などと応援して頂きました。
 民主党都議、他都議、区議からも応援を頂いての選挙戦でしたが、特に鮮烈なメッセージや応援を頂いたのが民主党田中良都議と国民新党の方々からでした。国民新党自民党良識派の方々が分派して誕生した政党です。国民新党の方々のエールは、保坂氏の国会での実績を踏まえて事だった言えるでしょう。

 今回は第45回衆議院選挙でしたが、次の46回衆議院選挙は恐らく4年後でしょう。
一部にはアメリカが民主党政権を持続させないという読みもあるようですが、自公政治の闇が表沙汰になった時点で歴史の巻き戻しは無くなるでしょう。
 となりますと、次の国政選挙は2010年7月25日第22回参議院議員通常選挙ということになります。


 保坂展人氏が社民党国民新党創設新党で参議院選挙東京ブロックで出馬した場合のシミュレーションになります。

東京選挙区を見てみますと、改選議席数4ですが、第21回から定数5となっております。
前回の第21回では
209,053 杉浦ひとみ氏 社会民主党
151,715 中村慶一郎国民新党

最下位は
 683,629 川田龍平氏 無所属

209053+151715=360768

今回第45回衆議院選挙では
東京8区
116,723 保坂展人氏 社民党(推薦:民主、国民、ネット)
東京ブロック
社民党 299,032 4.31%
国民新党 86,046 1.44%

116723+299032+86046=501801

社民党比例は保坂氏アシスト票があるので、これほど単純ではないですが、社民党+国民新党の新党創設効果で当選圏内ではないかと愚考します。

参考までに新党日本票を足すと、
501801+100381=602182
となります。

みんなの党」との政策の違いを明確に打ち出すことも必要かと思います。

(参考)
新党日本     100,381 1.44
みんなの党 419,903 6.06
http://www3.nikkei.co.jp/senkyo/2009shuin/hirei.cfm?block=05


【8.30総選挙考〈11〉】「2009年体制」のあり方 国民新党社民党などの少数政党が存在する意味が大きいことを考えたい
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

  • 森田実氏のサイトから転載開始-

 国民世論は民主党一党支持に傾いている。しかし、よく考えてみなければならない。国民新党社民党の存在意味である。経済政策では国民新党がすぐれている。平和政策では社民党がよい。この二つの政策を守らなければならない。国民新党社民党のいない「2009年体制」では意味がないのだ。国民新党社民党などの少数政党は国民にとって大切な政党であることを、国民の皆さんに考えていただきたいと思う。

  • 転載終わり-

民主が支援、3選挙区で勝利=選挙協力に一定の効果【09衆院選
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=946465&media_id=4