2012-05-22
手堅い検証・・・テレビは原発事故をどう伝えたか・・・by OurplanetTV
メディア | |
ourplanetTVって、どういうものなんでしょうか。見るかぎり、市民発信TVのようなのですが。
とても手堅い、いい番組です。
NHKの責任の大きさ、罪の大きさ。
NHKを信じてたら、命とられる。今後はそうはっきり自覚しなくちゃ、と思いました。
もちろん、枝野の言うことなんか、疑いながら聞いてたけど、やっぱり「大丈夫」という言葉に惑わされるものね。
メディア操作の逐一、わかります。
長いのですが、ぜひ、ごらんください。
福島原発事故から1年が経った。政府の事故調査委員会や民間事故調、国会事故調と、3つの調査委員会によって、事故直後の東電や政府の対応が徐々に明らかになってきている。では、その当時、果たしてテレビはどのような役割を果たしていたのか? 311直後のテレビを見続け、分析してきた研究者やジャーナリストらが徹底検証する。
ゲスト:伊藤守(早稲田大学メディアシティズンシップ研究所所長) 小田桐誠(放送批評懇談会/ジャーナリスト) 広河隆一(フォトジャーナリスト/DAYS JAPAN編集長)
司 会:白石草(OurPlanetTV)
Part1 緊急事態をどう伝えたか?
Part2 避難指示をどう伝えたか?
Part3 1号機爆発をどう伝えたか?
テレビは原発事故をどう伝えたのか (平凡社新書) 伊藤 守 http://www.amazon.co.jp/dp/4582856314/ref=cm_sw_r_tw_dp_kQVFpb17Y792F
NHK独り勝ちの功罪 (ベスト新書) 小田桐 誠 http://www.amazon.co.jp/dp/4584123594/ref=cm_sw_r_tw_dp_4RVFpb038WVXF
DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 増刊 検証原発事故報道~あの時伝えられたこと
http://www.amazon.co.jp/dp/B007FSZHDU/ref=cm_sw_r_tw_dp_HSVFpb077A204
2012-05-20
江戸川、利根川浄水場のアセトアルデヒドの問題
社会一般 | |
どうやら、以下のような事情らしいです。
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http://kobayashiasao.blog65.fc2.com/blog-entry-3674.html
ホルムアルデヒド検出問題についてですが、千葉水道局、柏水道局、利根川浄水場、江戸川浄水場、江戸川取水担当者に電話して、事実を確認しました。
江戸川の上流から流れてきた「水」を江戸川浄水場の取水センターで取水したときは、何の問題もなかったというのです。ところが、江戸川の浄水場で塩素を加えて浄水しようとしたところ、猛烈な化学反応が起きたというのです。ホルムアルデヒドは匂いがアンモニア臭なので、すぐに異変に気づき、猛毒のホルムアルデヒドが出ているのではないかということになり、緊急検査をした結果、やはりホルムアルデヒドが検出されたということです。
ここで、問題なのが、では、江戸川に流れていた「謎の物質」は何なのかということですが、それに関しては、現在、群馬と埼玉の行政トップが協議の上、最適の研究機関に、その水の検査を依頼するということでした。
(以下略)
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同じブログで、このアセトアルデヒド生成に関して、放射性物質が関わっている
のではないかという情報がアップされています。
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http://kobayashiasao.blog65.fc2.com/blog-entry-3681.html
ガンマ線の照射によって、塩素が分解され、ホルムアルデヒドが生成されるということです。
やはり放射能だと思います。
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの有機塩素系炭化水素の濃度が数十ppb〜数百ppb程度の水溶液に放射線を照射(線量2kGy)すると、殆どの有機塩素化炭化水素が分解され、検出されなくなり、四塩化炭素とトリクロロエタン水試料のみ1ppb程度残留している(表1、文献12−13)。分解生成物として塩化物イオン(図1)、分解中間物としてアルデヒドとカルボン酸が検出されている(文献12)。
(以下略)
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臭いがする、ということは、ありがたいことです。
福島第三原発爆発シーンを、どうして隠したがる?
メディア | |
Kei_Omori @keiomr
英BBC製作ドキュメンタリー番組を、NHKが福一3号機の爆発シーンだけ巧妙にすり替えて放映した話題: 日々雑感 http://fb.me/19ACqAXns
こんなツィートが流れてきました。
三号機爆発シーンは、どうも、おおぴらに見られては困るらしいんです。
昨年でしたか、you tubeにアップされた外国版報道番組の第三号機爆発シーンが
「著作権侵害」とやらで、削除されるということがありました。
訴えたのは、どうやら福島テレビだかなんだか、らしい。
今度は、NHKがこのシーンを削除して、放送。
ネット上では、見飽きるほど見たシーンですが、テレビしか見ない人は、これを知ら
ないっていうことなんですね。
ちょっと驚きです。
この爆発は、アメリカの学者の言うことでは、核爆発と化学的核爆発(といってました
でしょうか、ようするに、原子炉内の核反応ということか??)の中間なんだそうです。
はっきりいって、核爆発にちかい爆発です。
爆発シーンのきのこ雲を見られるのが、いやなんでしょうか。
最初に右側に炎が出ます。
あれは、使用済み燃料プールが燃え上がったとか、言ってたかな?
そして、原子炉格納容器だか何だか、黒い金属片がこなごなになって飛び散った。
プルトニウムも気化する温度で、そうとう広範囲にプルトニウムもばらまかれた
ということです。
なにしろ、三号機は、MOX燃料をつかってますから。
そうそう、四号機の外壁も三号機爆発で破られたとか言ってたかな。
外壁といっても、わたしらへんのウサギ小屋マンションの壁ではなく、おとなが両腕
拡げたほども厚みのあるコンクリート壁なんだそうですよ。
この発言ビデオなんかも、ここにアップしておけばよかったですかね。
こんなにメディアが隠したがる三号機爆発シーン。
うえに紹介したブログで、BBC版とNHK版を比較して見られますので、
どうぞ、ごらんください。
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/55887640.html
【おまけ】
宋 文洲 @sohbunshu
中国政府の世論管理をみて、日本人がよく「中国は言論の自由がない」と優越感を感じるが、言論の自由は政府や他人に許可されて実現するものではない。中国では「人民日報」を真面目に読む人が「頭がおかしい」と思われるだけ。でも読売と朝日が民営「人民日報」だ。1千万部売れる。
宋 文洲 @sohbunshu
日本社会の恐ろしさの一つは世論の集中だ。世界の新聞紙の中で発行量のベスト10になんと、1億人の日本が7紙も入っている。なのに世界への発信力がお寒い。全部内弁慶。記者クラブなんか内弁慶クラブだ。
日本人ジョーク(bot) @Japanese_Joke
日本の人権活動家が、日本でいかに弱者の人権が踏みにじられているかを説いた。「やかましい、この反日売国左翼め!」と普通の日本人が怒鳴った。中国の人権活動家が、中国でいかに弱者の人権が踏みにじられているかを説いた。「すばらしい、中国政府は国民の声を聞け!」と普通の日本人が怒鳴った。
2012-05-15
報道のマナー???
メディア | |
こんな記事を見つけました。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120515-00000038-zdn_mkt-ind
窪田順生の時事日想:
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1205/15/news015.html
5月13日、広島県福山市のホテルで火災が起きて7人が亡くなるという大惨事が起きた。
亡くなられた方のご冥福をお祈りする一方で、この悲劇の報じ方が非常に気にかかる。というのは、テレビ局各社でかなりバラつきがでて、その意味するところがまったく異なっているからだ。
例えば、NHKは第一報から現場を「ホテル」と表現し、「ホテル火災 ほとんどがCO中毒死か」というニュースのなかで、消防団のこんな証言を紹介している。
「逃げ遅れた人を助けようと、道路に面した2階や3階の窓ガラスを割って入ろうとしたが、窓の内側に木の板が張ってあり、板を打ち破らなければ部屋に入れず、救助作業はかなり手間取った」
そりゃ一酸化炭素中毒にもなるよ、とんでもなくずさんな防災設計じゃないかと怒りを覚えるところだが、これがTBSのニュースではちょっと事情が変わってくる。
ネットで紹介されているホテルの室内写真や、業界では「わかめ」と呼ばれるビニールのれんが垂れる駐車場の映像も流れ、さらに現場を「ラブホテル」と明言した。
利用された方ならば分かるだろうが、ラブホテルの部屋というのは基本的に窓はないことが多い。「そういう行為」をする人たちにとって、窓から差し込む陽の光は邪魔者以外の何者でもないので、板を打ち付けたり家具で塞ぐ。
つまり、NHKの視聴者は、「ひどいホテルがあったもんだ」だという印象になるが、TBSの視聴者は「ラブホテルってそもそも安全なの?」と問題意識を抱く。同じニュースでも、意味するところがまったく違ってくるのだ。
この火災の少し前、茨城県土浦市で、ラブホテルの受付女性が強盗に刺された時もNHKは頑なに「ホテル」と報じている。ここまで徹底して「ラブホテル」という言葉を毛嫌いする背景には、放送コードもあるが「プライバシー」によるところが大きい。
というのも、ラブホテルで亡くなったということをニュースで全国に報じて、もし遺族からクレームが入った場合、テレビ局はただ平謝りをするしかないからだ。
世間体もあるんだから勘弁してよ、という当然の遺族感情もある。もし仮に不倫カップルなどの場合、死者にムチ打つような事態を招く恐れもある。そういうリスクを総合的に考えると、「ラブホはNG」という判断をするテレビ局もある。
もちろん、これぞ正義だという自負もある。みなさんからすると好き勝手なことを書き飛ばしているイメージがあるだろうが、なにせ「報道」と呼ぶぐらいなので、「華道」や「茶道」と同じく高い美意識をもち、厳密なルールもある。
早い話が、「ラブホはホテル」というのが「NHK流報道」の作法というわけだ。
●カメラマンが見せてくれた「お蔵入り映像」
個人的には報道の権利よりも優先すべきものがあると思っているので、「ラブホをホテル」はしょうがないなあと思うが、「報道の作法」を気にするあまり、本質的なことを報じられなくなるという問題もある。
東日本大震災の発生から1週間後。親しい某ニュース番組のテレビカメラマンから「お蔵入り映像」を見せてもらった。
震災直後、関東某所の避難所に、福島第一原発の作業員が妻と娘をつれて訪れた。彼は協力企業の人間からサーベイメーター(携帯用の放射線測定器)を奪うと、愛娘を調べ始める。すぐに針が振り切れ、ピーピーという大きな音。なだめる協力企業の人間から、「俺は毎日つかってっからわかんだ! やべえだろ、これ!」と怒鳴って取り乱す作業員。震災からまだ1週間ほどだったので、モニターを見て思わず息を呑んだ。
この映像はテレビ局幹部から「あまりにショッキングで、視聴者の恐怖心をいたずらに煽る恐れがある」としてボツになった。「報道の作法」に反するというわけだ。
放射線の人体への影響はいまだに議論があるが、あの時、福島第一原発の作業員がこのような形で避難し、恐怖を感じていたというのはまぎもれない「事実」だ。あれはやはり報じるべきではなかったか、と個人的には思う。
プライバシーや世論の反応を気にして言葉を選ぶのはいい。ただ、「報道」を名乗っているのだから、あまりに度を過ぎて事実から目を背けるというのは、逆に「道」を踏み外していることになるのではないか。
[窪田順生,Business Media 誠]
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毎日、原発内で作業している人が、それまで見たこともないような数値が
娘さんに出たということですね。
この作業員の方は、これからのち親として被曝の事実がずっと重くのしかかる
日々を過さなくてはならないでしょう。
ひとりだけでなく、たくさんの同じような人がいるでしょう。
「報道」って、何なのでしょうね。
誰のためにある?
2012-05-14
新しい政策研究会
政治 | |
もうご存知の方も多いかと思いますが、相も変わらず、小沢と言えば手前勝手な
「世論調査」を恥入りもせず繰り返す大メディアがあるようですので、とりあげて
おきます。
電話での調査が一度来たことがありますが、あれ、耳で聴いてもわかりにくい質問
ばかりです。トリックある質問ばかりか、「小沢一郎に期待する、ですね、ハイ」
と言いながら、電話の向こうで、うっかり「期待できない」に○をすることだって
ありますよね? そんなことされたって、まったくチェックのきかない「世論調査」。
まさか、、、あなた、信じてないですよ、ね?
さて、民主党の初心「国民の生活が第一」を旗印にした「新しい政策研究会」が
つぎのような「控訴方針決定に対する声明文」を出しています。
ここに掲げます。
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声 明
4月26日に東京地裁で決定した「無罪」判決を不服として、昨日、3人の指定弁護士が控訴した。
いたずらに裁判を長引かせ、我が新政研の会長であり、この国の最も重要な政治リーダーである小沢一郎衆議院議員の政治活動を妨害しようとするものであり、到底許されるものではない。強く抗議するものである。
検察審査会の起訴議決は、法廷での事実確認を要請するものだ。判決は無罪である。裁判で無罪判決が出た以上、「推定無罪」の原則はより強く尊重されなければならない。従って、小沢一郎衆議院議員は現在、その政治活動に何の制約も受けないことをまず確認しておく。
そもそも、検察が2年間に亘る執拗な捜査にもかかわらず、証拠が無く起訴できなかった事件であり、この裁判の元となった東京第五検察審査会の起訴議決自体が、検察当局の捜査報告書の捏造という犯罪によって提起されたものである。既にインターネット上で広く国民が知るところとなった「捏造捜査報告書」を、指定弁護士も当初から入手していたのであり、指定弁護士は、検察が何故このような重大な組織的犯罪を犯さなければならなかったのかを、まず検証すべきであった。
また、指定弁護士に対して控訴権が付与されているかについては、明文規定がない。明文規定の無い手続きによって活動の自由を奪い、刑罰を科すことは、基本的人権を保障する日本国憲法第31条に違反する。
弁護士法第一条は、「弁護士は基本的人権を擁護し、社会的正義を実現することを使命とする」と高らかに宣言している。指定弁護士であっても弁護士としてこの崇高な使命を負っていることに変わりはない。ましてや、政治主導で「国民の生活が第一。」の政治を実現しようとする主権者の代表、とりわけそのリーダーである小沢会長の活動を更に妨害する権利が無いことは明らかであり、その責任は重い。
小沢裁判とは一体何であったのか。
政権交代を目前にして代表の座から小沢会長を引き摺り下ろした西松建設事件は、結局、ダミー団体ではないと検察側証人が法廷で証言し、「訴因変更」という姑息な手段で検察は裁判から撤退。事実上裁判自体が無くなった。
そして、陸山会事件は担当した検事が法廷で「検察の妄想」による壮大な虚構と証言したように、捜査当局による「でっち上げ」である。
だから検察は捜査報告書の捏造という大犯罪を犯してまで、検察審査会を悪用した。
また秘書裁判において、裁判所は、証拠が無いにもかかわらず、推認に次ぐ推認という到底許されない方法で石川知裕衆議院議員議員らに有罪を言い渡し、裁判が続いている。
2009年3月3日からこの3年と2ヶ月余り、前述した検察と司法の暴走に、マスコミはメディアスクラムを組んで協力し、それを、改革を阻む政治勢力が利用してきたことも決して忘れてはならない。
これは、明らかに政治弾圧である。
世界の歴史を振り返れば、真の改革者は常に不当な弾圧を受けてきた。インド独立の父であるガンジーは、独立運動を理由として度々投獄されたが、決して屈することなく粘り強い運動を続け、賢明なる民衆を率いて、祖国を宗主国からの独立へと導いた。
我々新政研は、不当な政治弾圧に決して屈することなく、これからも、小沢一郎会長の下に一致結束し、民主党政権が政権交代で国民に約束した「国民の生活が第一。」の政治を実現するために、全力を尽くしていくことをここに宣言する。
平成24年5月10日
新しい政策研究会 (新政研)一同
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そうして、さっそく、森ゆう子議員を座長とする第一回「国民と司法の関係についての特別司法研究会」がひらかれ、そのustreamがアップされています。
一時間くらいあるので、夜見ようと思います。
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http://iwj.co.jp/wj/open/archives/15074
2012年5月11日(金)、参議院議員会館で行われた、第一回 新政研 国民と司法の関係についての特別研究会の模様。
■役員 座長 森ゆうこ
幹事 原口一博・川内博史・辻 恵・中村哲治・階 猛・熊谷貞俊・加藤 学・福嶋健一郎
(以下略)
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2012-05-10
小沢元代表控訴にかかわる、まともな意見いくつか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012051002000116.html
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小沢元代表控訴 一審尊重へ制度改正を
一審無罪の小沢一郎民主党元代表を検察官役の指定弁護士が控訴するのは疑問だ。そもそも検察が起訴を断念した事件だ。一審無罪なら、その判断を尊重するよう検察審査会制度の改正を求めたい。
新しい検察審制度で、小沢元代表が強制起訴されたのは、市民が「白か黒かを法廷で決着させたい」という結果だった。政治資金規正法違反の罪に問われたものの、一審判決は「故意や共謀は認められない」と判断している。
つまり、「白」という決着はすでについているわけだ。検察が起訴する場合でも、一審が無罪なら、基本的に控訴すべきではないという考え方が法曹界にある。国家権力が強大な捜査権限をフルに用いて、有罪を証明できないならば、それ以上の権力行使は抑制するべきだという思想からだ。
とくに小沢元代表の場合は、特捜検察が一人の政治家を長期間にわたり追い回し、起訴できなかった異様な事件である。ゼネコンからの巨額な闇献金を疑ったためだが、不発に終わった。見立て捜査そのものに政治的意図があったと勘繰られてもやむを得ない。
小沢元代表はこの三年間、政治活動が実質的に制約を受けている。首相の座の可能性もあったことを考えると、本人ばかりでなく、選挙で支持した有権者の期待も踏みにじられたのと同然だ。
新制度は従来、検察だけが独占していた起訴権限を市民にも広げる意味があり、評価する。だが、新制度ゆえに未整備な部分もある。検察官役の指定弁護士に一任される控訴判断はその典型例だ。検察でさえ、控訴は高検や最高検の上級庁と協議する。
「指定弁護士の独断で、小沢元代表をいつまでも刑事被告人の扱いにしてよいのか。「看過できない事実誤認」を理由とするが、検察審に提出された検察の捜査報告書などは虚偽の事実が記載されたものだ。どんな具体的な材料で一審判決を覆そうというのか。
むしろ、「白か黒か」を判定した一審判決を尊重し、それを歯止めとする明文規定を設けるべきだ。最高裁も二月に、控訴審は一審の事実認定によほどの不合理がない限り、一審を尊重すべきだとする判断を示している。むろん被告が一審有罪の場合は、控訴するのは当然の権利だ。
検察による不起訴、強制起訴による裁判で無罪なのに、「黒」だと際限なく後追いを続ける制度には手直しが急務である。
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まともなスジの通った記事を、ひさしぶりに読んだ。
あたまがすっきりして、気持がいい。
昨夜のツィートでは、東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏が本件に関して、つぎのように発言していた。
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長谷川幸洋 @hasegawa24
検察の不起訴判断を素人集団の検察審査会が疑問に思って「白黒を裁判所に」と求めた裁判。指定弁護士は検審の代理人。で無罪となったら、代理人が控訴できるのか。主役であるはず検審の役割が控訴の段階で消えてしまって、指定弁護士の判断が尊重される。これは構造的におかしくないか。
指定弁護士は弁護士会が指定されただけ。控訴するかどうかを決めるのは検審というなら、まだ分かる。代理人が途中でご主人さまの役割を奪ってしまったかのようだ。
指定弁護士に検察その他の意図が紛れ込んでいたら、どうする。そもそもの検審の意図から逸脱してしまわないか。
外から見ていると「指定弁護士による控訴」という仕組み自体に違和感を感じる。正統性に大きな疑問がある。主役は素人集団の検審ではなかったのか。法律のプロはどう考えるのか。
いったん検審が起訴を決めて、指定弁護士が動き出すと、有罪を勝ち取るまで控訴するというような事態になりかねない。そんな権限をそもそも指定弁護士に与えられているのか。途中で「素人集団の意思」という肝心要の要素が「指定弁護士の意思」にすりかわっている。
あらためて「検審の意思」を問い直そうをすると「時間がかかる」とかいう議論もあるようだ。そんな小手先の話ではない。そもそも「素人集団に判断を委ねる」という制度の本質にかかわる話だ。
こういう訳の分からない制度が重要政治家について、ろくな説明もないまま運用されると、この国は「暗黒国家」という印象が広がりかねない。指定弁護士など裁判関係者はもちろん司法関係者はしっかり国民に説明すべきだ。少なくとも、私には訳が分からない。
おまけに、この裁判では検察のデタラメ調書もあきらかになった。デタラメ調書の問題が問われず、正統性に疑問がある裁判が続くのか。それでは裁判自体がデタラメと言われても、しょうがない。
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最後に「念のために言えば、私は小沢支持でも不支持でもなんでもない。控訴という事態に根本的な疑問があるだけ。」とつけ加えていますが、これは蛇足以外の何ものでもない。誰が、このツィートを読んで、小沢ひいきの発言をしていると思うか? 文章をきちんと読むものなら、そんなことは思わない。
しかし、こと小沢一郎に関するかぎり、この奇妙な蛇足をつけ加えないでは発言ができないという「異様な」現実があります。
この「異様な」現実こそが、長谷川氏の言うようなむちゃくちゃな、無理が通れば道理がひっこむ式の、「暗黒国家」そのもののふるまいを、いかにも当然のことのように新聞テレビ国会でおおぴらにやらせているのだ。
「原発事故,放射能汚染には目を逸らし続け、小沢一郎にばかりこだわるこの国の愚かさに理解に苦しむばかり。これでは、この国は破滅の一途だ。」・・・こういうツィートをした人がいたが、ほんとにそのとおり。
これらがすべて、ある「政治的意図」のもとに行なわれているらしい、ということくらいは、いくら世論操作もとい世論調査をくりかえしても、わたしたちにだって、もうわかる。
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/05/post_299.html
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政治的事件の政治的控訴
小沢氏を巡る一連の事件はそもそも犯罪を摘発して有罪にする事が目的ではなく、小沢氏の政治力を削ぐ事が目的の政治的事件であると私は言い続けてきた。
従って検察が事件にならない事案を摘発するのも、不起訴にするしかなかったのも予想通りで、また検察が不起訴にしたものを検察審査会が強制起訴に持ち込み、無罪の判決に対して検察官役が控訴するのも不思議ではない。目的は高裁で有罪にすることではない。小沢氏の政治的復権を遅れさせるところにある。
従って一連の事件の主戦場は検察の捜査や裁判の場というより、国民に対する情報操作の場に置かれている。御用評論家を動員して「小沢は終った」と言わせ、メディアにガセネタを書かせて「小沢はクロ」の心象を国民に与え、民主主義に無知な国会議員に「政治的道義的責任」を追及させるのが一連の事件を仕掛けた側の狙いである。
仕掛けた側は小沢一郎氏の政治力によって統治構造を変えられるのを恐れ、最高権力者になるのを阻止しようとした訳だが、その連中が攻め込んできているのは国民の意識である。国民が情報操作にマインドコントロールされるか、それともマインドコントロールを撥ねのける力があるのかがいま試されている。
(略)
この事も一連の事件が政治的事件である事を物語っている。つまりこれまでの統治構造を変えられたくない勢力が与野党の国会議員の中にも根を張っているのである。従って問題は司法だけではなく政治的にも解決する必要がある。表面は「政治とカネ」の問題で刑事事件と思わされているが、本質は政権交代による統治構造の変革を阻止する勢力の仕掛けである事を国民は見抜かなければならない。これは事件ではなく国民主権に対する挑戦なのである。
(略)
それを国民は見極めて次の選挙では「国民の敵」を落選させ、ガセネタを書く新聞やテレビには不買運動で打撃を与え、今一度本物の政権交代を成し遂げる事を考えるべきである。毎度言ってきた事だが裁判の結果で問題は解決しない。この裁判の過程で見えてくるものを直視して「国民の敵」を見極める事が大事である。控訴が政局に大きな影響を与えるとも思わない。そもそも「連休明けから政局は波乱万丈」と言って来た訳だから、それが始まっただけの話である。
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