ツイートをコピペしてライフログするしかないの。

・朝から泣いてる。パディントン2は実際いい映画なんだけど、「善人になろうと思った」は視聴者いち個人の純粋さの話だから。私は何を見てもこんな真っ直ぐなことを言えない気がする

・シャークネードがTV大阪で放映されたらしい。私はシリーズ全部見る意義があると思うけど(同一主人公でストーリーが積み重なっていく)義務感で見るようなものではもちろん無いからな、サメ映画。

・「この国が恋人さ(うろ覚え)」を思うと、安室さんの人格自体がわりとマッド寄りだと捉えたほうが良い気がする。「体制側のバットマン」みたいなイメージ。

・すごいな、パートカラーをメタなギャグに使うのか
>鉄腕アトム 宇宙の勇者を観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.c6b035cc-22df-8d6f-ddf2-5df35ed31000&territory=JP&ref_=share_ios_movie&r=web

・ #ドクロとか好きに決まってるやん選手権 人間の顔を隠したいモバゲーユーザー向けアイテム、それがショッカー風全身タイツ。

・正直にいうと、モバM終了とモバマス最終イベから徐々にアイマスへの関心が薄れており、コメントする資格はあんまりないんだが。サ終発表は仕方ないにしても、なるべく良い思い出を残せるように取り計らって欲しいと思う。

・お世話になりました。どうしていこうかな、今後。
Twilogの新規ツイート記録終了

・成長はしないよ。せいぜいスクリーンネームが変わったり人格がアイコンに侵食されたりする程度だよ。

・ヒロインが「人殺し!」と叫んで次回に続く。「Yes, I will...」をうろ覚えで口ずさむ私。なんか「ふしぎの海のナディア」を思い出したらしい。水星の魔女総集編を見終えました。胎児姿勢で浮遊するスレッタがかわいいですね。

・TLに流れてくるシャニマスライブへの不満。「グループアイドルのファンからプロデューサーに対する不満」とかなり近い印象を受けたけど、観客が「プロデューサー」であるためにそういう語り方をしづらくなってそうな感はあった。

・特に指定しないのに赤眼とメッシュ髪を出してくる、AI先生は趣味が良い。やっぱり呪文の一部は無視されるが。
※東郷寺タケル氏のRivera作品
https://ai-rivera.com/r/V1Lh1LcvMKrqi6ePMuje

※無料のお絵かきAI Riveraで長髪白ワンピ美少女を生成することに執着していました。緒山が悪いんだぞ。
https://ai-rivera.com/r/Gf3iDxTs1K5YW0OqzPgS
https://ai-rivera.com/r/4q6xDA8qEc7Rt9CxVLAc
https://ai-rivera.com/r/0znTNfjDfij4P6Dk5g3V

1997年のエロ漫画[漫画][雑誌]

先日、酢めしさん(id:sumeshi30)とのエロ漫画対談に参加させていただきました。
http://d.hatena.ne.jp/sumeshi30/20111030/1319999525
酢めしさんにお勧めした「ブルー・ヘブン」は、1997年に1巻が刊行された作品です。
私は当時のエロ漫画界の雰囲気を知ってほしいと考え、酢めしさんに1997年に雑誌掲載されたエロ漫画特集記事を読んでいただきました。
上記の対談はその記事内容を前提としている個所があり、未読者には分かりにくい点もあるでしょう。
そこで簡単ながら雑誌記事の概要を書かせていただくことにします。

  • 「エロ漫画の大ハードな世界 現代エロ漫画博覧会」

文:高田洋征、監修:永山薫。1997年ごろの「GOKUH」(号数失念。バウハウス)に掲載。
「美少女」「レズ」「アニメ(エヴァセラムンのアンソロジー本など)」「ロリータ」「S&M」「その他(ショタ系、町野変丸など)」という分類で当時の代表的なエロ漫画を紹介。実写グラビア誌なので二次元文化に馴染の薄い人へのナビゲートという感が強い。
消えた作家や雑誌の名も多い一方で、大暮維人が(エロ漫画における)期待の大型新人として扱われているなど、今読むと隔世の感がある。
『今一番、Hコミックでホットなのはショタと呼ばれる世界』『綾波よりシンジ君に感じちゃうキミ、キミはひとりぼっちじゃないぞ』(「その他」の項より)。

  • 「美少女エッチ漫画の基礎知識」

取材・文:泊 倫人。「コミックゴン!」第1号(ミリオン出版)に掲載。
雑誌の性質上「サブカルっぽい」記事。「実用性」から離れたところにエロ漫画の面白さを見出そうと試みている。
いかに「ヘンであるか」「閉じているか」という評価軸を立て、ひんでんブルグのショタ漫画、矢追町成増のニードル漫画などの特異性を高く評価。
エロ漫画読者は犯されている美少女(あるいは美少年)にも感情移入している(=「私と私のセックス」)と論じ、「美少女エッチ漫画の本質は自己愛にあり」を中心理念に据える。
そして『美少女エッチ漫画の究極形態はショタだ』と断言し、エヴァのシンジも「弱くてかわいい僕」というオタクの欲望を掬い取ったキャラだと分析。少年が虐げられながら愛を求める「ブルー・ヘブン」に「裏エヴァンゲリオン」と綽名している。

両者の記事にはいくつかの共通点が挙げられます。
例えばエヴァへの言及とショタブームへの着目。私はこの二点を重視して「ブルー・ヘブン」を議題に選びましたが、対談では作品の魅力を伝えきれなかった憾みがあります。いつか再読してみたいと思います。
また、「エロ漫画はHシーンさえあればOKで、それゆえにアナーキーな作品を許す自由度を持っている」というような記述も両者に見られます。
私は現在のエロ漫画をさほど知りませんが、オカズとしての水準が高まっている反面、町野変丸矢追町成増レベルの無茶苦茶な作品は減ったような感触を持っています。

手塚治虫『リボンの騎士』『双子の騎士』

男装の快傑リボンの騎士、はたまた亜麻色の髪の乙女、男女の姿を行き来するご存知サファイア姫の恋と冒険。
リボンの騎士』2バージョンと続編『双子の騎士』を手塚治虫文庫全集で読み比べてみた。

リボンの騎士1・2巻

    • 最初期はセクシーだったサファイア様の脚線美がだんだん棒みたいになっていくなーとか考えてしまうぐらいには王子タイツがエロいと思うんですよ。
    • ヘケートかわいい。女らしさの押し付けを嫌って普段着がパンツルックな魔女っ子。今見ても新鮮。
    • これが「なかよし版」と呼ばれており、先行する「少女クラブ版」のリメイクだと後書きで知る。少女クラブ版とはヘケートのデザインが違う。
    • 現在の連載漫画とは比較にならないハイペースで物語が展開するが、それでも連載引き伸ばしの問題は避けられなかった。ビーナス登場以降は蛇足感が強く、初期の単行本では割愛されていたらしい。
    • サファイアの出生の秘密に関わる人間が立て続けに死に、王位に戻る大団円が目の前だというのに、フランツにビーナスが横恋慕する話が始まり、舞台が王国から離れる。帰国できずに最終回を迎えてしまう……。
    • (エロゲのタイトルに使われるような)「姫騎士」という単語はいつから生まれたのか、と疑問を呈している人がいたのだけど、本作の英語タイトルが「PRINCESS KNIGHT」だという基本的なことに今更気づく。

リボンの騎士(少女クラブ版)

    • ディズニーアニメ調漫画表現の楽しさはなかよし版より上。喋る動物、ミュージカル、魔法で動物に変身するサファイアなど、なかよし版では整理されてしまった絵の楽しさが横溢。
    • 冒頭数ページがこちらで読めます。 http://t.co/W3BXqki 「粘土人形を作りながらの登場人物紹介」「ねじまき人形による前説」はなかよし版では踏襲していない。この場面、ディズニー映画か何かに元ネタがあるのかな?
    • ただしコマ割が単調な上、少ない尺にエピソードを盛り込みすぎでかなり読みづらい。メフィストフェレスは大いに話をかき回してくれたなあ。
    • なかよし版で改善された要素のひとつにヘケートのキャラ設定がある。元は単なる乱暴者、女の子の心を飲んでからはフランツ一筋という少女クラブ版は極端にすぎる。
    • ジェンダーの押し付けをスルリと躱そうとするなかよし版のヘケートは、作品の基本設定を相対化してしまうような興味深いキャラクターに仕上がっていた。

双子の騎士。

    • 海燕氏(Something Orange)による本作紹介記事。http://d.hatena.ne.jp/kaien/20090822/p2
    • 少女クラブ版リボンの騎士の続編。フランツとサファイアの間に生まれた双子が主人公。
    • 双子の片方が育ての親を殺してしまうのをはじめ、話のトーンがやや暗いけど個人的には好きだなあ。
    • 少女クラブ版と比べてエピソードが整理されて読みやすい。
    • 本来の人生を取り戻すため、他人の犠牲に助けられながらも戦う物語。テーマや終盤の展開に『旋風Z』と通じるものを感じるが、Zも作者には好かれてないのだったか(最近出たZの復刻版は未読です)。

余談

手塚治虫の「メタモルフォーゼ(変身描写)のエロス」は良く語られることだが。「リボンの騎士少女クラブ版」と「双子の騎士」には動物に変身する描写がかなりの頻度で出てきて、先生が相っ当ノリノリで描いてたことがうかがえる。小鹿のパピに人間の手足が生えた姿は『W3』のボッコ少佐を髣髴とさせる。
Twitterから抜粋、再編集)

『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』

2007年製作のVシネマ。シルバーを残し時の魔神クロノスに捕えられたボウケンジャー。シルバーの前に謎の戦士アカレッドが現れ、戦隊OBを訪ねて助けを求めることを勧めるが……。

  • ガオレンジャーVSスーパー戦隊』に比べ作品の規模が小さく、戦隊メンバーの激しい内輪もめが描かれたりしてファンには不評だったらしい。
  • 素で薄情なところがある戦隊OBたちや、素性不明なくせに先輩風吹かせて仕切り上手でおいしいトコを持ってくアカレッド仮面様のイイ性格にはカブトボーグ臭を感じて嫌いじゃない。大和屋暁脚本です。
  • 「自分の生活を優先して召集に遅れるOB」を描いた点は好きです。戦隊OBにも普通の人生がある、という視点はゴーカイジャーのレジェンド戦隊の描き方にも通じているのでは。
  • 「スケジュールが合う限りいつでも飛んできます」という七海の台詞は微妙にメタっぽい。役者の都合的な意味で。

Twitterから抜粋・一部修正)

ニンジャスレイヤー感想メモ

RT @NJSLYR: ■■取説■■ 当アカウントはより多くの方に認知されたい欲求を持ちます。「これは」と感じたツイートをRTすると翻訳オフィスでキャバァーン音が鳴り、ボーナススシが翻訳チームに補給されるシステムが構築済です。フォロワー数増加は皆さんのおかげです。大変ありがとうございます。 ■■初見■■
posted at 19:13:31

  • 忍者スレイヤーのツイートが流れてきたのでフォロー。いまのところ通読する気はないが、あのブロークン日本語は汚染力が高そうで困る。オトマトペめいているが、「キャバーン音」とは何なのか。
    • しかし損壊した死体をネギトロに例えるのはバッドテイストだな。「ミンチよりひでえや」なのか。
  • 「ビジネス用のアルマーニスーツ上下に、鎖頭巾、黄金メンポ」『ネオヤクザ・フォー・セル』におけるラオモト=サンの服装は十傑集めいているな。ナムアミダブツ!
  • 正直通読できる気がしないが、ひとまず『サプライズド・ドージョー』の最後まで読んだ。ステンドグラスと烏の羽根を散らしてニンジャスレイヤー=サンが落下する場面は、中二マインドくすぐる格好よさと「ショーグン」「ボンオドリ」の台無し感が交錯した名シーンといえるのではないか
  • 『フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ』。痛ましい過去を抱えた男とのひと時の交流。オハギ依存の真相もベタではあるが、抜け忍ものの王道と言えるか。驚くべきは堂々と飯綱落としを使うカムイリスペクト、そして「ほんやく者」もまたスシ依存だという事実。まさにマッポー。
    • あまりに直球な「二つで十分ですよ!」ネタに苦笑い。
  • キルゾーン・スモトリ』。バイオ・スモトリ狩りを楽しむカチグミ社員がニンジャ戦に巻き込まれる短編。ムラハチを恐れて薄っぺらな「ユウジョウ」を連呼するジャパニーズビジネスマンへの醒めた目線がある。FPSの文章化として評価する向きもあるとか
  • デッドムーン=サンの人となりを知るため『デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ』を読み始め、地獄の就職面接「サツバツタイム」にアイエエエエ!てなってる。大学生達が面接官の前で月給の希望額を競って下げてゆくというブラックさ。逆オークションか。しかも社長は計画倒産を目論んでる。コワイ!
  • 童貞魂溢れる忍殺最新話(『マーメイド・フロム・ブラックウォーター』、オイランドロイド=セクサロイドの起動シーン)に痛痒い思いを抱きつつニヤニヤと追跡中。『ラスト・ガール・スタンディング』もライトノベルめいていたし、フジキド=サンがハードボイルド街道を歩む一方でこんな人生も存在するのだな
  • 『レイジ・アゲンスト・トーフ」読了。トーフ工場襲撃は成功し、フジキド=サンはただビホルダーを倒せただけ。ヒーローの戦いとしては虚しいが、墨絵師の夢とかけ離れたテクノカラテの才に目覚めたシガキ=サンの姿には昏い爽快感を覚える。エピソード4には「罪罰影業組合」の文字列が。
  • 『キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー』読了。なるほど、これがジュブナイル的エピソードの原点なのか。アンタイセイへの甘い憧れを砕かれて現実を噛みしめるラストは確かに王道、だがそんなことよりアゴニィ=サンの「オブジェ……」に尽きる。
  • 『ネクロマンティック・フィードバック』読了。フジキド、ゾンビー、刑事、ブラックヘイズの四つ巴戦に狂いきれない哀れなアンドウ=サンの宗教的情熱が交錯する。生存者が多いのがちと意外。ブラックヘイズ=サンは喋りも戦法もシブいすな。敵前逃亡ぶりも含めて。ジェノサイド=サンはこれが初出?
  • 覚え書き。『べイン・オブ・サーペント』『アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル』ナンシー=サンとタヌキの謎(解決しない)。『スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード』ダム建設反対闘争。『アット・ザ・トリーズナーズヴィル』革命的かつ進歩的にパチンコ屋襲撃。
  • 『アット・ザ・トリーズナーズヴィル』は左翼過激派組織のカリカチュアめいた描写があまりに日本的で、本当にガイジンさんが書いてんの?と改めて疑問に思う。フリックショット=サンはパチンコ=ジツが独創的なうえに「唯物論的に実行不可!」とか如何にもな台詞が面白い
    • #2にポン=パンチの記述あり。「ニンジャスレイヤーは右手を前に突き出し、腰を沈めた姿勢である。ジュー・ジツの踏み込みながらのパンチ、俗に言うポン・パンチだ。」
  • 『フジ・サン・ライジング』読了。「説明のつかない責任感」に殉じたディンタキ=サンや「オネストな遺伝子」を持つ一般人とサボターの外道を対比し、(あくまでも作者の解釈で)日本人の精神性を描く一編。ロシアの人には全力でごめんなさい。サボター=サンは良キャラだが「ロシア風〇〇」は謎だらけ
    • 読んでいたらとぅぎゃったーに「人事部は見ている」という本を勧められたんだがこれは……
  • 『ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」読了。キーワード「タヌキ」の衝撃的な真相に読者は失禁必至。金庫の番号を見て「月光仮面の殺し屋の車はプレートに5648と書いてある※マンモスコング編」とかどうでもいいことを思い出す
  • 『オウガ・ザ・コールドスティール』読了。キュートな腹ペコ殺人兵器・モータードクロ=サンがロールアウト。寿司は玉しか食べないとか実際萌える。「カワイイの要素」を取り入れた結果がこれか!「好き嫌いがあるのか」と感心するギャラリーも大概だ。追尾ミサイル『馬』などシリアスな笑いが冴える
    • #3、立ち退き反対派のプラカードに「ちょっとやめないか」の文字。
  • 忍殺第1部を一応読み終えた。シックスゲイツとの連戦、わざわざ室内にプールやファンを設えて待ち構えるあたりに少年漫画魂を感じる。ウォーターボード=サンやヘルカイト=サンは能力の特異性ゆえに「死亡遊戯パターン」には向いてないのに、でも敢えてやってしまうあたり
    • 少年漫画的と言えば、ラオモト=サンが次々にニンジャソウルの能力を投入し片っ端から撃破されていくくだりの爽快感もそんな感じ。ラオモト=サンは悪役としての分かりやすさを貫いてるのが素晴らしいが、あの露骨な弱者切り捨て政策が大衆の支持を受けるというのは妙なリアリティ感じさせて恐ろしい
    • フォレスト・サワタリ=サンには高橋留美子キャラみたいなイメージを勝手に抱いている。狂気描写がなぜかコミカルでヒロインを嫁にすることに執着してるあたり、うる星やつらからんまのゲストキャラのようなふいんき

RT @wishgm: 『スノウ・クラッシュ』のおかげで1992年には「サイバーパンク=ダサい」という黄金の等式がすっかり成立していたはずなのだが、太平洋西岸の某島国ではなぜか「かっこいいサイバーパンク」が独自に生き延びてしまったのであった。

サイバーパンクニンジャ活劇を標榜するニンジャスレイヤーは……ダサいというより「ボンクラ」という感じだけど

黄金バット感想ツイートまとめ1〜13話

第1話 「黄金バット誕生」あらゆるツッコミを振り落とし、髑髏の紳士が空を飛ぶ!!!強い、絶対に強い!!

歴史性に捕われず過去の作品を楽しめるのが若い視聴者の強み。とはいえ「ミンキーモモの自由さはカブトボーグ」「黄金バットは尺の長いチャー研」とか言われるとリアルタイム視聴者は訳がわからんだろうな

第2話 「マンモスキラー」長閑な南の島を襲う寒波、それは潮流変更機の仕業である!でもナゾーたんは何がしたかったのかな。みんなで見よう、一二のスリー!

世界科学者会議の描写が結構フシギなのよね。異常気象を「科学者が意図的に起こした」と断定する陰謀論思考。全会一致で対策を任されるヤマトネ博士も素性が良くわからない。ひとり科特隊みたいな冒険家ぶり。特撮や手塚漫画なんかの科学者像はこれに近い気はするけど
何度見ても「流されているではないか!」「ナゾーの存在すら知らないのだ!」で吹く。何が起きても動じないヤマトネ博士かっけー。「タケルとダレオが独断で出撃してピンチ」を二度繰り返す構成は普通にヘンだな

第3話 「ゲーゲオルグ」怪ロボットゲーゲオルグ登場!その巨体を飛行せしめる半重力物質とは?ナチスの影を湛えた冷血漢ナゾー様!資材管理がテキトーなナゾー様!

開始10分経ってもナゾー様以外のレギュラーが登場せず、善良な村人たちがロボット建造のため労働を強いられる。アウシュビッツめいた虐殺まで描かれ深刻なムードが高まるが、それを意図せずに覆してしまうのもまたナゾー様ご自身なのだ!あ、巨大ロボ戦は次回が本番だと思う。多分。
起動直後に片腕を切り落とされ、撤退中に撃墜されて基地を火の海にするなどGGオルグいいとこなし。しかしナゾー様には量産の用意があるというし、次回予告のロボ戦が良い動きをしてるので今後に期待。原子力の扱いは慎重にね☆

第4話 「危機一髪」怪ロボットゲーゲオルグ再登場!秘密書類を巡るナゾーとバットの攻防、そして丸投げの構造!「明日のお昼までに取り返してください。」スーパーカー仕事しろ

この書類はマクガフィンというやつか。書類の中身はどうでもよさそうだし。ナゾー様の過去回想で出自の謎が益々深まる。ナチなのか宇宙人なのか古代人なのか?四つの目を閉じて考え事するナゾー様かわいい。セピアな色調で描かれるバットさん騎馬突撃に見惚れる。素敵!
「全てのものを凍らせる黄色い目の光と言ったな。あれは嘘だ。」バットさんが再浮上してからの空中戦、カメラワークがかなりカッコイイと思うの。ゲーゲオルグがやっと活躍した!でも相手は不思議な怪人バットさんだから……。
ヘリに外からしがみついて窓を引きはがし、ナゾータワーの警備にもほぼダメージ無しで最上階に迫るバットさんがもはやホラーの域。「駄目です困りました、黄金バットがだんだんこっちへ来ます!」一応バットさんの弱点は見つかるけどねー。

第5話「人食い植物」ナゾー5号の回りくどい作戦、いつの間にかスーパーカーに移動してピンチに陥るマリー、バットさんからタベーラの雌蕊を託された博士の理解の速さなど突っ込みどころは多いもののちょっと爆発力に欠ける。来週のメロン回に期待。

第6話 「メロン爆弾大追跡」大怪球・怪物メロン登場!金属を食い磁力を操って無尽蔵に被害を拡大するその猛威!任務を丸投げされた博士がメロンを丸投げしたーッ

とっても面白いぞ!今回だけで万単位の死者を出していそうなメロンが恐ろしい。咀嚼音を立てながら自動車を吸収し、建物の鉄骨だけ食って倒壊させるなど面白い描写が見られるが一方で突っ込みどころの多さも凄い。海中投棄して帰るなよ博士。結局酢は使わないの?

第7話「怪獣サンドベロニヤ」夢幻魔獣サンドベロニヤ登場!眠りを齎す獏怪物の脅威に、ヤマトネ博士の片腕ことドコノダレオが八面六臂の大活躍!ってなんでですかー(当惑)

人に眠りを齎す砂嵐、サンドスペクトルの表現がサイケ風で面白い。バットさんが普通に砂嵐を普通に殴ろうとするのが謎だが。そしてブサかわいい小動物サンドベロニアとの落差が物凄い。獏がモチーフ、なのか?
7話まで見た限り、バットさんの出番を一話に複数設けようとして展開が不自然になる傾向がある。カケルが二回も独断で出動する2話、怪物メロンを投棄して引き返す6話など。バットさんの戦力(物語を終わらせる力)が強すぎて、ピンチの連続や敵戦力の温存が必要になるのかも

第8話 「宇宙怪獣アリゴン」放射線を浴びると巨大化してしまう「大人しい」宇宙生物アリゴン登場!大人しい……?ウルトラマンコスモスに丸投げするのはどうか。

満を持して宇宙の怪物が登場し都市を破壊する怪獣回。レオ博士は怪獣保護を主張するならもう少し責任感をだな……陰影をつけた濃いめの人物作画、バットさんの空中戦をはじめとするカッコイイポージングなどが目につく
相変わらずヤマトネ博士は専門不明なのだけど、ツンドラ国際都市や土壌改良・砂漠の農園建設などを合わせると「不毛の土地を開拓する」のがテーマの一つなのかもしれない。今回はツンドラの面影がないぐらいの未来都市が出来上がってしまった。自然保護の発想は欠けている気が

第9話 「怪物ガイゴン」黄金怪獣ガイゴン登場!砂金消失事件を追うバットさん、迎撃するナゾー様の「頭の良いところ」とは?ほんとに上手くいきましたかネー。

ゲーゲオルグ(量産機)撃破後、背後で爆発が起こるまで一瞬タメを作るバットさんかっけー。8話のカッコイイポージングといい、バットさんがだんだん自己演出に目覚めつつある。前回のような良作画回ではないけれど。
ゲーゲ追跡シーンの冗長さ、バットさんが難を逃れてからナゾータワーが(またしても)瞬殺されるまでの駆け足ぶりなど時間配分が変。あと「”ちょっと”心配だ」という博士の台詞が可笑しい。基本バットさんを案じる必要ないもんなあ。でもコウモリさんはかなりピンチ。
「川!絶対に川!」のシーンはわりと衝撃的。ガイゴンの巨大さなど、アニメならではの怪獣ものという気がする。しかし「川」に聴診器あてる博士の奇妙さと繭の呆気ない末路で印象が上書きされてしまうのだな。モスラが羽化したりはしない。

第10話 「ウラン島大決戦」 ロボット怪獣ドロンガン登場!小川店長がニコ生で流すのは無理っぽいという回。ウラン鉱脈の扱いを見て納得。でも工場作業員の被曝対策するのは凄い。

アニメのナゾー様が可愛いのは、下半身が動かせないので上半身のじたばたした動きが目立つとか、猫耳覆面の鼻や口の凹凸を描かないため「のっぺりした顔の動物マスコット(QBや阪本さんあたり)」の風情が漂ったり、キャラデザの意図を越えた要因が重なった事故みたいなもの。
チャー研みたくニコ人気でサントラがリリースされたりしませんか?たまに使われるお洒落ジャズと「ナゾーの歌」インストが聞きたい。無理ならせめてアニメのOP・EDとナゾーの歌が一枚で聞けるCDを……

第11話 「謎のフィンカーメン」ナゾーに協力する考古学者が登場、ここ数回の怪獣路線と趣を違えた財宝争奪戦へ。少し新鮮な終わり方だがスーパーカーはどうした。次回はマタンゴ

マッドサイエンティスト(科学の怪人ナゾー様)と正義の科学者ヤマトネ博士の他に「迷惑な博士」というカテゴリがあるのだろう。今回のコレクター博士と、アリゴン連れてきたレオ博士。いや迷惑で済ませたらアレなんだが、バルバラ博士はコレクター博士に甘い…
ヤマトネ一行が説明抜きで救出されて砂漠に投げ出されるラストは、「不思議な怪人」バットさんの神秘性としては悪くない。でも「雑魚嬲りに夢中で救出が遅れた」ようにしか見えないのが困りものだ。あとスーパーカーどこ行った。帰れるのか。

第12話 「ジンガーの毒キノコ」キノコ人間の恐怖!は本筋ではなく、1.5話ぐらいの分量が詰め込まれたジェットコースター回。今週のバットさんは強いだけの人ではない!

会話の間、コウモリさん召喚からバットさん出現の間などを詰めに詰めまくった超ハイテンポ展開、バットさんの召喚は実に3回。やはりチャー研と比較するのは筋違いだ。余らす尺などない(9話はともかく)コメントの「会話の卓球」「会話のピンボール」に笑う。
「光線砲『ごとき』で参ると思うか!」安心の無敵ぶりを保つバットさんだが、今回は強さだけではない一面を見せてくれる。無言で背を向けるラストはダンディですらある。前回からナゾー様の協力者が出るようになり、ストーリーもバットさんの性格も変わってきたかな。

第13話 「ミュータント5」 妖怪人間ミュータント5と雪のママ登場!ヒマラヤに木霊するマゾの歌声、そして決死のネゴシエーション。「シルバーバトンは囮よ!(ネタバレ)」

マゾ様の詩的なモノローグからナチュラルに歌謡ショーが始まる。歌のインパクトも相当だがマゾ美脚のUP→後姿縦PANも何かおかしい。ミニスカサンタみたいな服とか言うな
美術館の床に潜るのは確かに超常現象だが、ミュータント5の身体能力をESP扱いするのは結構違和感。忍者ものの延長として描かれてる気がする(参考文献:サルまん
バットさんが子供に優しいのは「アリゴンはこどムンムン」から一貫している。漫画版ではタケルが戦うことを良しとしていないらしい。バットさんのポリシーはまっとうだがタケルの存在意義を揺らがしてしまうな。今回タケルの出番あれだけだし

二次元ドリームマガジンvol.59

初めて買った二次元ドリームマガジンを通読。いわゆるエロラノベ雑誌。Pixivに「即堕ち2コマシリーズ」というのがあるのだけど( http://t.co/RSLnxlw)巻頭のカラーイラスト付き短編小説コーナーは実質「即堕ち2ページ」なわけで、なんか、なんかこう……
そもそもヒロインは堕ちなければいけないのか?苦痛しか感じさせない状態で延々引っ張るタイプの凌辱ものはこの雑誌には載れないのか。触手生物も悪の宇宙人もクリムゾン的なおもてなし精神を持っているの?

掲載作では『換身の騎士アルベルト』が一番好みです。正義の騎士が悪の魔女と体を交換される一種のTSもの。あとみっく文庫の広告にもTSと思しいものが二つあったし、やっぱり流行ってるのね。
BLアンソロの『女体化彼氏』というのがあったけど、女性向けの方でも流行ってたりするのかな?
騎士の友人が魔女(中身は騎士だが気づかれていない)を輪姦するとき、魔女が騎士の童貞を奪ったことに抗議している。TSが契機でこういうミソジニーというかホモっぽい感情が噴き出すのは興味深い。新堂エル『TSF物語』を読んだときにも思ったことだけど。