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唐沢俊一検証blog

2008-10-11

ガセビアが多すぎてほんとうに怖い。

13:09

 「笛育市更新日記」さんにまたしても『シグルイ』ネタが。元ハガキ職人の血が騒いで思わずまたやってしまった。

身内の学会員である唐沢俊一が時折このような盗用にふけるのを見て見ぬふりをする情がと学会員たちにも存在した」(第十八景蝉しぐれ」より)

日本トンデモ本大賞の会場……まこと広うなり申した」(第二十景「虎子」より)とならなければいいですね。

 さて、唐沢俊一に盗用癖があることはもちろん問題なのだが、実はそれ以上に問題かもしれないのがライターとしての実力の無さである。特に最近の文章は間違いが目立ち、「盗用さえしなければちゃんとやれる」と弁護することも難しいのだ。当ブログ10月4日に紹介したIRAショーン・コネリーについての文章は書いてあることがことごとく間違っていて、多くの人を驚愕させたが、間違いだらけの文章は実はあれだけではない。なんと唐沢俊一は誰もが知っているあの名作ライ麦畑でつかまえて』について紹介することすら出来ないのだ。これはこの夏、あまりの酷さに唐沢俊一ウォッチャーを呆然とさせたネタだが、二度目の盗作発覚で新しく来られた方も多いようだから(「きっこの日記」にも取り上げていただいたようで…びっくり)、あらためて紹介することにする。以下『月刊ほんとうに怖い童話』(ぶんか社)2008年7月号掲載のコラム『唐沢俊一が選ぶアブナイ奇書』より転載する。

 ビートルズの元メンバーであるジョン・レノンを殺したマーク・チャップマンレーガン大統領を暗殺しようとしたジョン・ヒンクリーなど、殺人犯たちの多くが愛読書にしていたのが、ジョン・サリンジャー青春小説ライ麦畑でつかまえて』である。

 1951年の刊行以来、売り上げ総部数はアメリカで1500万部、世界全体では6000万部に達したともいわれる世界的ベストセラーである。

 ある日、突然大学生活がバカバカしくなり、テストの答案を白紙で出して退学になった主人公ホールデン・コーンフィールド。

 なぜ彼は学校を飛び出したのか。なぜ彼は社会に対して、凄まじい疎外感を抱くのか。

 1950年代、繁栄の絶頂にあったはずのアメリカに生まれたが、人生に目標を失い、生きていく希望を持てなくなった世代、すなわちロスト・ゼネレーションたちにより、この本は“自分たちのことを書いた本だ!”という熱狂的な支持を受けた。

 自分たちが何をしようと、どうせこの世の中は変わりはしない。ならば、せめて人を殺すこと、有名人を殺すことで、この世界に、なんらかの足跡を残しておきたい……。ニヒリズムの極致のようなこの思想が、この本の中には秘められているという。

 事実、アメリカのいくつかの州では、この『ライ麦畑でつかまえて』は未成年が読むことを禁じられている悪書である。

 だが、本当にそうなのだろうか。邦名になっている『ライ麦畑でつかまえて』は、原題では「ライ麦畑の捕手」の意味である。主人公ホールデンは、麦畑で遊ぶ子供たちを見て、あの子たちが崖から落ちたら、下にいて、その落ちてくる子供たちを受け止めたい、という奇妙な想像をするのだ。

 すべての子供たちが、自分のように目的を見失う前に、それを救ってあげたい。ホールデンの本当の悲劇は、そんな、前向きな考えを持っているのに、それを実行に移す方法を知らないということだろう。作者は、そういう主人公のようになる前に、社会に目的を見いだすように、と読者に訴えかけているのだ。

 しかし現代では、すでに読者の多くは、主人公と同じく、人生に目標を失ってからこの本を手に取り、その喪失感を完全に共有し、犯罪に走る。

 悲しい運命に彩られているのは、実は「悪魔の書」といわれるこの本自体なのかもしれない。

…よくもまあこれだけのガセネタを詰め込めるものだと逆に感心してしまう。それでは指摘していこう。

1.『ライ麦畑でつかまえて』の作者は、ジェローム・デヴィッド・サリンジャーJerome David Salinger)。


2.『ライ麦畑でつかまえて』の主人公は、ホールデン・コールフィールドHolden Caulfield)。

つまり、作者と主人公の名前を両方とも間違えているのだ。この時点で書評として失格である。


3.ホールデンが通っていたのは大学ではなくプレップスクール


4.ホールデンは白紙の答案を出したのではなく、「このような問題に興味が持てない」と書いて提出した。

スペンサー先生(と彼は声に出して読み上げた)、これは僕がエジプト人について知っていることのすべてです。先生の講義はとても興味深いものでありましたが、僕はどうしてもその人々に興味を持つことができなかったのです。僕を落第にしていただいてもけっこうです。僕はどうせ、英語以外の科目をたぶん全部落とすことになると思いますので。」

村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)P.23より


5.ジョン・ヒンクリーに多大な影響を与えたのは映画『タクシー・ドライバー』。


6.「ロストゼネレーション」、いわゆる「失われた世代」は第一次世界大戦後の1920年代アメリカの作家たちのことを指す。

代表的な人物としてヘミングウェイフィッツジェラルドがいる。


7.『ライ麦畑でつかまえて』がアメリカの一部の州で禁書になっている(た)のは、作中の表現が教育上問題があるとされたため。


8.ホールデンは落ちてくる子供たちを受け止めたいと考えたのではなく、子供たちが落ちていく前に受け止めたいと考えていた。

「(前略)それで僕はそのへんのクレイジーな崖っぷちに立っているわけさ。で、そこで僕が何をするかっていうとさ、誰かその崖から落ちそうになっている子どもがいると、かたっぱしからつかまえるんだよ。つまりさ、よく前を見ないで崖の方に走っていく子どもなんかがいたら、どっからともなく現れて、その子をさっとキャッチするんだ。(後略)」

村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)P.286〜287より。


9.『ライ麦畑でつかまえて』の「読者の多く」が犯罪に走ったことはない。


10.『ライ麦畑でつかまえて』は「悪魔の書」と呼ばれていない。

※追加

11.ホールデンは「麦畑で遊ぶ子供たち」を実際には見ていない。

「でもとにかくさ、だだっぴろいライ麦畑みたいなところで、小さな子どもたちがいっぱい集まって何かのゲームをしているところを、僕はいつも思い浮かべちまうんだ。(後略)」

村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)P.286より。

…いや、本当に凄い。ライ麦畑でつかまえて』をちゃんと読んだこともないんじゃないか?今までの人生で10万冊を読破したと『ビジネスマンの強化書』では書かれていたのに(どれだけのペースで読まなきゃいけないか考えてから書いて欲しい)。パクらないで素で文章をを書いたらこんな風になっちゃうんだね。でも、一部では明らかにウィキペディアを下敷きにしているんだけど。

 IRAについての文章はまだかばいようがあった。日本人にとっては縁遠い話題だから、知識がなくてもしょうがないとは言えた(もちろん、ちゃんと調べもせずにガセネタを書いていたことはかばいようがない)。しかし、『ライ麦畑でつかまえて』は読書家なら必ず手に取る本なのだ。そんな本の説明すらできないとは、はっきり言って中学生の読書感想文以下である

 『唐沢俊一が選ぶアブナイ奇書』には他にも芥川龍之介が「妻子ある女性」と不倫していて、芥川の自殺が文学青年の間に自殺ブームを起こしたとか、『ドグラ・マグラ』について間違った説明をしていたり、ココ・シャネルジャン・コクトーの恋人だったとか、全編にわたって間違いであふれかえっている(ちなみに芥川の話は『唐沢俊一の古今東西トンデモ事件簿』の使いまわしである)。きわめつけは『ノストラダムスの大予言』を紹介した文章でのこの一節。

 やがて1999年になり、世界はさして破滅もせず、平穏な中でわれわれは2000年、新世紀を迎えた。

21世紀は2001年からだろう。雑学を知らないどころか一般常識すらないとは。それに「さして破滅もせず」ってどういうことなのか(『ノストラダムスの大予言』でこんな間違いをしていることは、と学会としてはどうなんだろう?)。

そんなヒドい内容であるにも関わらず、唐沢はこのように自画自賛している

ライ麦畑でつかまえて』『ドグラ・マグラ』『阿片』などを

紹介したもの。今でも手に入る、というこの手の記事の条件つき

が枷で薄くなっちゃってますが、まあ掲載紙の性格上、ね。

実は連絡ミスで字数を多く書いてしまって、大幅なカットが

必要だったんですが、編集者が“面白いから切るのは惜しい”と

ページ数の方をふやしてくれました。感謝。

 ウソだらけなのに「薄くなっちゃって」はないだろう。これ以上濃くなったら困るよ。

 なお、『唐沢俊一が選ぶアブナイ奇書』については「トンデモない一行知識」さんが取り上げているので参照して欲しい。これだけガセが多いと突っ込むのも一苦労である。唐沢俊一にはもっとまっとうに生きて欲しいものだ。

似ているようで違う――サリンジャーとサレンダー 

似ているようで違う――失われた世代と打ちひしがれた世代 

『ライ麦畑でつかまえて』は殺人教唆はしていない

映画『ノストラダムスの大予言』の中でだけは大パニック発生

2000 年の新世紀に少しだけ破滅した世界というポエム

不可解と妄想が後追い自殺を誘発することもある  

「最近の研究」では、「妻子ある女性」がいた  

「堂廻目眩 (どうめぐりめぐらみ)」って何かカッコイイ  

胎児進化説や奇学説など、次から次へとセンスのよくない造語が

コクトーが阿片中毒から立ち直ったのはラディゲの死の 10 年後

ファンタジアが結構リアルだとは聞くけど 

ほんとうに怖い童話 2008年 07月号 [雑誌]

ほんとうに怖い童話 2008年 07月号 [雑誌]

シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

芥川龍之介全集〈第16巻〉或阿呆の一生 対談・座談

芥川龍之介全集〈第16巻〉或阿呆の一生 対談・座談

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

阿片―或る解毒治療の日記 (角川文庫)

阿片―或る解毒治療の日記 (角川文庫)

ブラックウッドブラックウッド 2008/10/11 15:27  いやあ、シグルイネタは面白いですね(^^。
 遂にライターとしての実力まで疑問が投げかけられてしまってかつてのファンとしては本当に残念です。
 誤解を恐れずに言えば「新・UFO入門」は新書としてはとても面白かったんです。センセーショナルな話題になっていたので読んだんですけど、知らなかったことも多くてよくまとまってたと思います。
 なので、引用元を全部明記してちゃんと「引用」の体で発売すればよかったのに…と読み終わって思ったことを思い出します。
 ブログ本などもありますし、WEB上のデータを紙にしただけの出版物で大いに売れた本もあります。なので、唐沢さんはこれからデータマンとして活躍なさる方向で行くのが生き残る道なのかなあと思ったり。

 文章は…それもアシスタントに任せて大御所の漫画家みたいに「製作・唐沢スタジオ」とすればいいんじゃないかなあとか。それはそれでありだと思います。多分目の付け所というか、アイデアや発想などはあると思いますので。多分。

たうざぁたうざぁ 2008/10/11 19:13 「トンデモ一行知識の世界」が出たときに図書館で借りて読んだのですが、なんかの世間で有名な、しかし間違ってる知識を乗せた上で、
「これは知識としては間違ってるけど面白いからOK」というような趣旨の文章がどこかにあって幻滅した覚えがあります。
(なにせ数年経ってますので記憶があいまいですが・・・かかれてなかったことをそう思い込んでる可能性もないではないです。)
要するに、TVの超能力バラエティなんかと同じノリで読んでください、ということでしょうね。

個人投資家個人投資家 2008/10/11 20:04 >突然大学生活がバカバカしくなり、テストの答案を白紙で出して退学になった主人公

 白紙で答案を出していません。
 
−−−−
歴史を教えるスペンサー教授に呼び出された彼は、先ごろ行われた試験の答案を突きつけられた。そこには彼自身が書いた、設問自体にまったく関心がもてないという言葉と、落第もかまわないという言葉があった。
ーーーー
http://www.m-net.ne.jp/~h-ochi/Critique/Salinger/In_the-Rye.html

それから蛇足かも知れないが、題名ともなっている「The Catcher in the Rye 」はスコットランド民謡の「Comin' Thro' The Rye」の歌詞の聞き間違い。
文部省唱歌訳の「故郷の空」よりもドリフターズの「誰かさんと誰かさんが麦畑、ちゅっちゅっちゅしている、良いじゃないか」という訳詞の方が原詩の意味に近い。

kensyouhankensyouhan 2008/10/11 21:11 コメントありがとうございます。

>ブラックウッドさん
>唐沢さんはこれからデータマンとして活躍なさる方向で行くのが生き残る道なのかなあと思ったり。
裏方に徹するというのはいいアイディアだと思います。
ただし、唐沢俊一という人は目立ちたがりですから。裏方でガマンできるようにはあまり思えません。

>たうざぁさん
これですね。『トンデモ一行知識の世界』P.33
>しかし、間違いを間違いだからといって無下に排斥するのは人間の文化を貧しいものにしてしまう。
>事実、などというのは世界中の人間のうちの数パーセントが知っていればいいことではないか?
こんな考えをする人がどうして「と学会」にいるのかわかりません。

>個人投資家さん
いえ、タイトルへの突っ込みも必要でしたからありがたいです。

kokada_jnetkokada_jnet 2008/10/11 22:31 >データマンへ転進
これは、私もちょっと考えました。唐沢はアイディアを出すだけ。文章を書くのも、事実関係をつめるのも、アシスタントがやるという「唐沢プロ」は、理論的には可能でしょう。ですが、そんなに有能な人を雇えるほど、「唐沢プロ」がベストセラーを出せるとは思えず、現実的には無理でしょうね。
出版不況のおり、作家のデータマンよりも、テレビの企画アイディアを出す人のほうが向いているような。テレビは、それこそ雑誌から企画やら何やら、パクリまくっている世界ですから、向いているような気がします。あるいは、近年はクイズ番組全盛ですから、クイズを考える人・・。でもガセのクイズ出されると、こまりますね。タレント専業でいけるほど、タレントに向いているワケでもなく・・。

ところで、これに触れるべきかどうか迷ったのですが、たしか「奇人怪人偏愛記」では、「なをきによく、『兄さん、死なないでよ』と言われる」と書いていますね。もしそうであれば、データマンになるくらいならば・・。

kensyouhankensyouhan 2008/10/11 23:53 本文に文章を追加しました。唐沢俊一の『ライ麦畑でつかまえて』の紹介文、今のところ11箇所に間違いが見つかっていますw

コメントありがとうございます。
>タレント専業でいけるほど、タレントに向いているワケでもなく・・。
唐沢俊一が何に向いているかと言われると困りますね。タレントもプロデューサーも文筆業もどれもちょっと…。大学の講師というのも無理そうです。老後どうするつもりなんだろう。
>なをきによく、『兄さん、死なないでよ』と言われる
この話はよく書いてますね。弟さんをはじめ家族を悲しませないようにしてほしいものです。

baudrateRAbaudrateRA 2008/10/12 00:07 こんにちは。
「The Catcher in the Rye」の題名については、http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/515.html の方でもやっているので (←宣伝)、、よろしければ……といっても、2ちゃんねるのスレの書き込み (大木惇夫・伊藤武雄共作詩の「誰かが誰かと」→それを現代風にしたドリフターズの「誰かさんと誰かさん」 ) と、http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/aoeiu/diary/d628 と、完全に他人の書いたもの頼みですが。

『トンデモ一行知識の世界』の「事実、などというのは世界中の人間のうちの数パーセントが知っていればいいことではないか?」は、買った当時はスルーしていたのですが、騒動が始まってからこの記述を発見して、マジで腹が立ちました。と学会はどうてもいいとしても、こんな奴がアシモフの名前を出してトリビアがどうのこうの言うなんて……です。

それと、「なをきによく、『兄さん、死なないでよ』と言われる」は『奇人怪人偏愛記』には書かれていないような……。私の見落としだったら申し訳ないのですが。2ちゃんねるの過去スレに、兄さんは自殺するかも発言については誰かが書き込んでいた記憶があるのですが、自分では該当個所を唐沢本から見つけることはできていません。前後に何が書かれているのか含めて、少し気になっているのですが。

woowoo 2008/10/12 00:08 「Comin' Thro' The Rye」については、
「トンデモない一行知識」さんの

『ライ麦畑でつかまえて』が「悪魔の書」である平行世界の話?
http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/515.html

の下の方を・・・

woowoo 2008/10/12 00:18 あっ、被っちゃった!
どうも失礼しましたorz
その2ちゃんねるの書込みは私の仕業ですが(笑)

kensyouhankensyouhan 2008/10/12 00:27 コメントありがとうございます。
『ライ麦畑』のタイトルの元になったロバート・バーンズの詩については『キャッチャー・イン・ザ・ライ』でも説明されています(P.288)。
>“If a body meet a body coming through the rye”が正式。ホールデンはmeetをcatchに覚え違えている。

>事実、などというのは世界中の人間のうちの数パーセントが知っていればいいことではないか?
実はこれって大問題発言ですよね。いや、このスタンスで一貫していればそれはそれで評価すべきかもしれません。でも、唐沢俊一がテレビで雑学を披露するときは「役に立つ」とかそういうスタンスでしょう。はっきり言って真逆のスタンスなわけで、そんなことをやっていたら当然ムチャクチャなことになるだろうと。

>自分では該当個所を唐沢本から見つけることはできていません。
『社会派くんがゆく!』のどれかであったような気がしますが。自分も探してみます。

blackseptemberblackseptember 2008/10/12 00:43 >ジョン・サリンジャーの青春小説『ライ麦畑でつかまえて』である。

どうしてこんな間違いを出来るのかわかりませんが、トンプソン機関銃を持った
伝説の銀行強盗、「社会の敵No.1」、ジョン・デリンジャーと混同してるのでしょうか?

古賀古賀 2008/10/12 08:34 >「身内の学会員である唐沢俊一が時折このような盗用にふけるのを見て見ぬふりをする情がと学会員たちにも存在した」

わははは これすごくウケました。

『トンデモ本の世界』で山本弘さんが『仮面ライダー雑学小百科』という雑学クイズ本を叩いているのを参考に、「もしも唐沢さんが身内でなかったら山本さんは『トンデモ一行知識の世界』をどんな風に批判するか」というネタを書いてみました。

http://fueiku.cocolog-nifty.com/diary/2008/10/post-eafa.html

kensyouhankensyouhan 2008/10/12 09:48 コメントありがとうございます。
>blackseptemberさん
本当にどうして間違えたんでしょうね。『ライ麦畑』の表紙にあるように「J・D・サリンジャー」って書いておけばよかったと思うのですが。

>古賀さん
ネタを褒められると嬉しいですねw
調子に乗ってまたやってしまうかもしれません。

とんとん 2008/10/12 15:55 と学会の態度って本当に頭に来ます。他人の過ちを指摘する学会だったはずです
よね?同じ物差しを内輪の人間である唐沢氏には適用できないってことですか?
会長の山本弘さんは自著に対する批判の中で、引用する際の留意点を書いています。主旨は「元々の文章に誤字があって、訂正すると改竄となるのでそのままに
しておくのが引用時のルールだ」というものです。この方針を唐沢氏に「無断引用」
に当てはめたらどうでしょうか?字の置き換え、語順の置き換えを多用している
ものが「引用」と言えるのか山本氏自身のルールに照らし合わせて答えて欲しい
ものです。
------------------
山本弘氏のサイトから
------------------
山本「そもそもですね、文章を引用する際に改変するというのは許されないことなんですよ。僕も『トンデモ本』シリーズを書いてますけどね。いろんな本を批判
してますよ。批判する時に大事なのは、引用する時には、引用は正確に! 相手が
言ってもいないことを書いてはいけないというのが原則なんですよ」

ロマンスロマンス 2008/10/12 19:38 初めまして。いつも楽しく読ませて頂いています。

山本会長については,今まで「平均以上の知力に恵まれた明るい性格の善良で真面目なお方」(『トンデモ本の逆襲』)と思っていました。ですから,山本会長が非難されるのを見るのは悲しいです。唐沢氏には何の同情もできませんが。

近々,唐沢氏の盗作騒動についてコメントされる,とのこと。それをしっかり見届けようと思います。
これ以上ガッカリさせて欲しくありません。

kensyouhankensyouhan 2008/10/12 21:57 コメントありがとうございます。
と学会についてはいろいろ言いたいことはありますが、山本会長が唐沢俊一の盗作について書くまでは様子見しようと思ってます。まあ、あのまま書かない可能性もかなりありますが…。そういえば伊藤剛さんと岡田斗司夫氏の問題もどうなったんだろう。

YamaneYamane 2008/10/13 00:21 >他人の過ちを指摘する学会だったはずですよね?

違うよ。
私もここ数年の「と学会」名義の本の内容には首をかしげざるを得ないものが多いと思っている者ではあるが。

kensyouhankensyouhan 2008/10/13 09:35 コメントありがとうございます。
ウィキペディアにも書かれてますね。
>と学会の目的は、あくまでもトンデモ本を楽しむことにあるが、
>出版物では会長を中心に超常現象や疑似科学、陰謀論などを否定的に取り上げることが多いため、
>オカルト批判を目的とした団体であるという誤解を受けることがある
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E5%AD%A6%E4%BC%9A
だから「と学会」に突っ込むとすれば、「なぜ身内がトンデモ本が書いているのに突っ込まないんだ?」と言うべきなんでしょうか。

とんとん 2008/10/13 18:00 >Yamane さん

私の書き方が乱暴でした。kensyouhanさんがお書きになっているように
トンデモ本を楽しむ会なのですね。

kensyouhankensyouhan 2008/10/13 20:04 コメントありがとうございます。
まあ、でも勘違いしてもしょうがないですよ。と学会ももっと余裕を持って活動したらいいと思いますけどね。

藤岡真藤岡真 2009/01/04 09:52 川本三郎『クレジットタイトルは最後まで』(中公文庫 2000)に興味深い記述が。『私に近い6人の他人』(1993 フレッド・スケピシ監督)を紹介し、ウィル・スミスの台詞を引用しているのですが、P.96

>たとえばJ・D・サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を論じ、「チャップマンもヒンクリーもこの小説を読んでいた。読んでみて禁書になるのも分かる気がした」などという。チャップマンはジョン・レノンを殺害した犯人の名前、ヒンクリーはレーガン大統領の狙撃犯。『ライ麦畑でつかまえて』がアブナイ男たちの愛読書になっていたことを指摘している。

唐沢はこの映画を見たか、川本の本を読んで、そのまま確認もせずに受け売りを書いたのでは。

kensyouhankensyouhan 2009/01/07 21:12 コメントありがとうございます。
映画か本かどっちを見たのかはわかりませんがありそうな話ですね。『映画術』を読んで『汚名』を観ていなかったこともありますから。