「なんでもやってみなはれ、やらなわからしまへんで」(鳥井 信治郎)

◆雪模様の朝。通勤が大変である。予報通りの寒波襲来である。低気圧の影響で関東地方が朝から雪に見舞われた。東京の都心ではこの冬初の積雪が観測された。この雪でけがをする人も続出した。平野部の雪は峠を超えたが天気回復の見込みだが、あすの朝にかけて冷え込みが続く見込み。
日光東照宮、家康没後400年記念しイベント。
 日光東照宮(栃木県日光市)は29日までに、徳川家康の没後400年を記念して実施する事業を発表した。将軍家が参拝した道を東京から歩いてたどるイベントを10〜12月に開催。2代将軍が英国王に贈った甲冑(かっちゅう)を5月から敷地内の宝物館(3月オープン予定)で展示する。
 家康は1616年に死去し、翌年に日光東照宮に祭られた。徳川記念財団(東京・渋谷)によると、将軍家は江戸期に17回日光を参拝したという。今回歩くルートは皇居周辺から東照宮までの約150キロで、合計3千人の参加を見込む。
 5月17〜19日には式年例大祭を実施し、やぶさめや千人武者行列を披露する。馬上から矢を放つ武術の国際大会を10月に開くほか、歌舞伎、神楽、能などの公演も計画している。日光東照宮の2014年の参拝客は170万人弱。東日本大震災以降落ち込んでおり、記念事業をテコに15年は200万人突破を目指す。

<今日のニュース>
◆4月からの年金支給額 伸び率抑制。
 厚生労働省はことし4月からの年金の支給額について、物価や賃金の上昇よりも低く抑える「マクロ経済スライド」を初めて実施することなどから、伸び率を抑制して国民年金の場合は満額で月額6万5008円、厚生年金は夫婦2人の標準的世帯で月額22万1507円になる。
◆“エネルギーの将来” 議論始まる。
 経済産業省は火力や再生可能エネルギー原子力などの電源をどのように組み合わせて将来の電力需要を賄うかを定める、いわゆるエネルギーミックスの策定に向けた議論を今日からはじめた。 国のエネルギー基本計画では、それぞれの電源ごとの強みや弱みを分析している。火力発電は燃料別にLNG液化天然ガス火力、石炭火力、石油火力の3つの種類があります。このうちLNG火力と石油火力は電力需要に合わせて機動的に出力を上げたり、下げたりできる利点があるが、燃料費が高く、発電コストが高いうえに温室効果ガスを多く排出するというデメリットがある。石炭火力は燃料コストが安く安定して発電できる利点があるが、温室効果ガスの排出量が最も多く環境への負荷が課題。再生可能エネルギー温室効果ガスを排出せず環境への負荷が少なく、資源の乏しい日本にとってすべて国産のエネルギーとして利用できるメリットがありる。再生可能エネルギーは発電コストが高く、かかったコストをすべて電気料金に上乗せする仕組みのため、家計や中小企業などの電気料金の負担が重くなるというデメリットがある。原発は運転する際に温室効果ガスを排出しないため、エネルギー基本計画では環境への負荷が少なく、運転コストが低い。
 原発は運転する際に温室効果ガスを排出しないため、エネルギー基本計画では環境への負荷が少なく、運転コストが低いとして「重要なベースロード電源」に位置づけられている。地球温暖化対策を巡っては、先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけた「京都議定書」に代わり、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みについて、各国が年末にフランスのパリで開かれる国連の会議、COP21での合意を目指している。
◆作家で文化勲章受章者の河野多恵子さん 死去。

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<1月30日生まれの偉人>
◆鳥井 信治郎(とりい しんじろう、1879年1月30日 - 1962年2月20日)は、日本の実業家、サントリー創業者である。「やってみなはれ やらなわからしまへんで」に象徴される鳥井の開拓者精神、ベンチャー精神は現在のサントリーの社風に脈々と受け継がれている。
 ●名言
 ・「なんでもやってみなはれ、やらなわからしまへんで」
◆秋田 雨雀(あきた うじゃく、1883年(明治16年)1月30日 - 1962年(昭和37年)5月12日)は、日本の劇作家・詩人・童話作家・小説家である。本名は徳三(とくぞう)。
◆緒方 竹虎(おがた たけとら、1888年明治21年)1月30日 - 1956年(昭和31年)1月28日)は、日本のジャーナリスト、政治家。朝日新聞社副社長・主筆自由党総裁、自由民主党総裁代行委員、国務大臣、情報局総裁、内閣書記官長、内閣官房長官、副総理などを歴任。吉田辞任後、自由党総裁となり保守合同を推進した。昭和31年(1956)歿、67才。
◆高見 順(たかみ じゅん、本名・高間芳雄、1907年1月30日 - 1965年8月17日)は日本の小説家、詩人。学生時代から左翼運動に参加。コロムビア・レコードに勤務し,昭和8年組合活動のため検挙され転向。小説「故旧忘れ得べき」が芥川賞候補となる。詩,評論でも活躍。戦後日本近代文学館の創設にもつくした。昭和40年8月17日死去。58歳。文化功労者を追贈された。福井県出身。東京帝大卒。本名は高間義雄,のち芳雄。小説に「いやな感じ」,詩集に「死の淵より」,日記に「高見順日記」など。
◆長谷川 町子(はせがわ まちこ、1920年大正9年)1月30日 - 1992年(平成4年)5月27日)は、日本の漫画家。日本初の女性プロ漫画家として知られる。代表作に『サザエさん』、『いじわるばあさん』、『エプロンおばさん』など。
 ●長谷川町子美術館 http://www.hasegawamachiko.jp/