指定都市議長会に出席
昨日午後、名古屋市において指定都市議長会に出席しました。
最初に河村市長があいさつをされましたが、私にはピンとくる話ではありませんでした。その後、4月に20番目の政令市になる熊本市が議長会に加入することを了承しました。
その後、その他の項で、横浜市の議長より「特別自治制度」の創設について国に要望をすることが提案されました。しかし、大阪市の議長から大阪都構想が橋下徹市長より提唱され市民の負託を受けているので、この制度の創設には賛同署名できないとの発言ありました。
しかしながら、特別自治制度の創設は今にわかに出てきた制度ではなく、従前より指定都市議長会で国に要望をしていました。私はそのことを発言させていただきました。今後も大都市制度の問題については検討をしていかなければなりません。
平成24年仕事始めでのあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
本日は岡山市市の仕事始めで高谷茂男岡山市長と私が幹部職員を前にあいさつを致しました。
私は仕事始めに際し、以下の3点を話しました。
まず第一点は、日本が置かれている二つの危機、ひとつは百年に一度といわれる経済危機、もう一つは千年に一度言われる大震災・津波での自然災害にあい、この難局を乗り越えていかねればならない。そのためには「能動的な希望を持っていこう。」市の職員は傍観者のように受動的な希望ではなく、未来を拓いていくような希望を持ち、また与えていけるような職員となっていただきたい。
二点目は本市の再生にはイノベーションが必要である。リスクのあることや新しいことに挑戦をしない風土が蔓延している中、打ち出す施策は前例踏襲や小手先の変更に陥っている。新たな価値の創造を行っていこう。また、市民や事業者にもこのような挑戦をする方々を支援できる施策をお願いしたい。
三番目に職員のスキルアップをしていこう。政令指定都市の職員として国の役人と対等にわたりあえる資質を身に付けていこうと呼びかけをしました。
ギリシャにみる民主主義
今、ギリシャの対応に世界が注目をしている。パパンドレウ首相はEUが合意した財政危機の包括的対策を受け入れるか、それとも受け入れずEUを離脱するのかを、国民投票に委ねようとしている。
国民投票と言うと聞こえはよく、民主的な判断をしようとしているように思えるが、国民の判断が仮に緊縮策の履行を拒否した場合、EUからの金融支援は実施されず、ユーロ圏からの離脱につながる。これは、ギリシャの破綻のみならず世界経済への影響は必至で世界恐慌につながると言われている。
国民投票は民意を反映し、正しい判断となるのだろうか。誰もがその判断を心配している。EU各国もG20の首脳も危うく思っている。 国民の意思がいつも正しいとは言えるのか、大きな疑問を感じずにはおれない。政治家が政治家たるとするならば、将来の国家と国民を守るべき判断をしなければいけない。
民意を軽んじることは政治家として慎んでいかなければいけないが、民意に政治家の責任を転嫁することは、民主政治の死を意味することになる。
岡山市民生委員・児童委員大会に出席
本日午後 、岡山市内において平成23年度岡山市民生委員・児童委員大会(会長=岸本俊男)に来賓として出席をしました。
私は来賓あいさつとして、東日本大震災、台風12号の災害を通して、災害時要援護者台帳の重要性の再認識とその作成と実行に携わる民生委員の皆様方のご苦労と活動に敬意と感謝を申し上げるとともに課題の個人情報保護法との兼ね合いについて申し上げました。
また、高齢社会、格差社会の中、増え続ける生活保護などセイフティーネットの取り組みについてのご協力もお願いしました。
児童委員の皆さま方には、児童虐待、校内暴力、不登校など子どもたちにかかわる環境悪化の中、地域での地道な取り組みや丁寧な指導をお願いしました。いづれにしても大変な役割を担っている民生委員・児童委員の皆さまの活動に対して、議会としてもお声を聞きながら全力でサポートすることをお約束しました。