ほぼ足りてまだ欲 その先

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集会

来月19日「さようなら原発集会」著名人9氏が呼びかけ 東京で開催
 福島原発事故を受け、「原発からの撤退」「原発なくせ」という世論と運動が各地で高まっています。幅広い著名人の呼びかけで9月19日、東京で「さようなら原発集会」が開かれます。
 呼びかけ人は、内橋克人大江健三郎落合恵子鎌田慧坂本龍一澤地久枝瀬戸内寂聴辻井喬鶴見俊輔の9氏です。
 発表の記者会見(6月)で、澤地氏は「原発を止めたい」「何かやらないのかと思っている人は、たくさんいると思う。何もしないでいたら、このまま進んでしまいそうです」と語り、内橋氏は「(原発は)人間の制御下に置けるものではない」として、「どうしても原子力発電をやめなければならない」と強調。鎌田氏は、「いま大きな運動で押し返していく、そのチャンスなのです」と話し、「ヨーロッパに負けないような、大きな力を発揮したい」とのべました。
 また、9氏の連名で、「大きな市民の力で、原発依存の生活から脱却する道をあゆみだしたい」と集会への参加を呼びかけています。
 集会は、午後1時半から東京・明治公園で開催されます。集会後、パレードがあります。(2011年8月20日(土)「しんぶん赤旗」)

 ほぉ〜!

遠いね

 バンドの音あわせで横浜市都筑区のセンター南ってところに行った。東横線の日吉から横浜市営地下鉄グリーンラインってんで7つめだったかな。1時間半では着かなかった。ここでは電車は地下から地上に出ていて、ブルーラインという地下鉄に乗り換えることができる。
 こんな具合になっているなんて知らなかった。大体日吉の駅に降りたのだって、多分20年振り位で、全く様相が一変していた。何が何だかわからない。日吉の駅で見ていたら南北線がやってきたり、都営三田線に入って行っちゃったりするのだから、もう何が何だかさっぱりだ。
 東京に住んでいるんだけれど、東京はもうすっかりわからない。ついていけない。どうも犯人は東急目黒駅だな。あの駅は昔は高い所にあったのにねぇ。

馬鹿馬鹿しくて

 国土交通省所管の財団法人「海技振興センター」(東京)の役員人事に関し、同省の現役幹部が同省OBについて、国家公務員法で禁じられている再就職あっせん行為を行ったと指摘されていた問題で、同省は19日、この幹部について、あっせん行為があったとは認められないとの調査結果を発表した。
 先月29日の衆院内閣委員会でこの問題が指摘され、調査委員会を設置してこの幹部やOBらに事情を聞くなどした。その結果、複数の同省OBが同センターで決定された役員人事をこの幹部が決めたように思いこんでいたとした。(2011年8月19日14時14分 読売新聞)

 こういうことをちゃんと真面目にこつこつとやってくれるのはどこかといったら日本共産党しかあるわけがなくて、他の政党はみんな霞ヶ関に良い様にやられちゃっているから、やるわけがない。この日は塩川鉄也が質問をしている。連続して霞ヶ関からポストに就いている公益法人のポストをちゃんと規制しろとまずいった。
 2007年4月に海技協会と海洋振興会の統合があって海技振興センターができた。遡ると三代以上国交省から天下っているじゃないかと指摘。統合した時点で調査に入れる入れないを決めるのは見るからに誤魔かしだと。塩川がいっていることはまさにその通りだ。
 常勤理事のポストについても連続して天下っているのではないのか、統合した法人もその前から三代連続天下りポストとして調査するべきだと指摘。
 枝野はこれは3月に発表しようとしていたのだけれど、地震で段取りが遅れたんだと言い訳け。これがベストだとは思っていないと。この調査には時間とコストがかかるのだともいう。かかってもやれよ。そんなこと云っているから霞ヶ関のやりたい題になる。
 菅内閣は退職管理基本方針を出し、天下りの根絶を意図してきた筈だ。三代以上天下りポストについて適正化を図るといっているはずだ。
そこで具体的な玉突き天下り人事を指摘した。
 元九州運輸局次長・澤山健一が2月に現役出向として日本小型船舶検査機構常勤理事に就任→それまで常任理事だった山内一良(元海上保安庁第五管区海上保安本部長)が海技振興センターの常務理事に移った→そこにいた桑原薫は日本冷蔵倉庫協会へ(吉野某は退任)、吉海こういちろうは原燃輸送株式会社に再就職(原燃輸送は役員名簿を公開していない)。
 これを枝野が調べると塩川に回答した。それで調査委員会を作ったのだけれど、やったことはこの新聞記事に依れば、幹部やOBに事情を聴いたけれど、塩川があきらかにした内部告発者が”幹部が決めたもの”だと「思い込んでいた」というに過ぎなかったんだという国交省の発表を読売がそのまま書いたというだけの記事だ。
 要するに民主党政権天下りを根絶するつもりは全くなくて、霞ヶ関のやりたい放題に任せるということを明らかにしたに過ぎない。大バカヤロウどもである。

どこがいけない

 生まれた時には確かに両親はいたはずだ。だから生まれた。学校に行き始めた頃から別段、運動神経が活発なわけでもなかったし、歌が歌えたわけでもないし、漢字の書き取りが人よりたくさんできたわけでもないし、黒板に出ていって割り算を解くのが得意だったわけでもない。いつでも、何をやらせても人より良くできるわけでもないし、早くできるわけでもないし、綺麗にできるわけでもない。反省会で手を挙げて発言するわけでもないし、誰かに褒められるわけでもない。大きくなるに従って何か得意なことが見つかるわけでもないし、夏休みの宿題なんて巧い字じゃないけれど、一日分に3-4行しか書いてない絵日記も色がついていればましな方だった。
 高校は受験生が定員を下回る様な学校だったけれど、そこでも別に目立つわけでもなかったから、悪いこともそれなりだったけれど、警察にやっかいになるわけじゃなかった。卒業してから近所のコンビニで夜中の店番の仕事をやったのだけれど、容量がよいわけでもなくて、愛想がいいわけでもないから、段々店の中でも厄介者扱いされる様になって結局やめてしまった。
 それでも生きている。それでも普通に(多分)生きている。でも、お金を稼ぐことができないんだけれど、だからってどこがいけない?俺が悪い?なんで俺が悪い?それでもどうしたら良いのかわからない。
 普通に生きている人が普通に暮らしていけない時、人はどうしたら良いのか。なにか良いところを持っている人にならなきゃいけないのか。そうでないと暮らしていちゃいけないのか。
 人間は人間として存在していると云うことだけでもう既に人間なんだと云うことで良いのじゃないのか。「自分」を見付けなくちゃいけないのか。

落ち着いている

 わが政府は全くパニックに陥ることなく、政権与党は自分達の勢力の拡張に井の中であっちにいったりこっちにいったりしていて福島原発のこの脅威に対しては実に落ち着いておって揺るぎのない姿勢を貫いていて、実に頼りがいのある状態にいる。
 福島第一原子力発電所から2km以内+一部のホットスポットから人を待避させただけで、あとは大丈夫、直ちに健康に支障はないといっているけれど、実は多くの子どもたちには確実に影響を与えているし、多くの食品は放射線の影響を受けているのは誰が考えても当たり前なことである。
 もうあれから5ヶ月が経過しているけれど、現場は未だに安定していない。外国の報道でも、放射線はもれ続けていると報道されていて、そういう見方がまさに当たり前なのに、この国の報道は未だにシリアスな危険について国民をリードする気はなさそうである。その上当の東電が知らん顔をして補償は法に則ってやりますと言い張れる体制になっている。彼等はこれだけ万全に企業を守る法制度を詰めてきていたから絶対に大丈夫だと思っている。彼等は「絶対大丈夫」という言葉が大好きだ。
 私達はもう政府や東電に頼っている場合じゃない。こうなったら彼等を無視していくしかない。これから先、日本に暴動が起きない補償はない。ただし、この暴動はかつてカリフォルニアで起きた様な暴動や、先日英国で起きた暴動とは大きく意味が異なる。



 それにしても、今や日本人も随分英語の巧い人が増えているんだねぇ。(もちろんミチオ・カク(加來 道雄)のことをいっているのではないのだ、彼は日系三世だからね。)

2011年08月19日のツイート