獣の数字666
666~アフロディーテズ・チャイルドの不思議な世界(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: アフロディーテズ・チャイルド
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2004/01/14
- メディア: CD
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- 69年リリースのプログレ。ヴァンゲリスが在籍したバンドだそうですが、正直、知らんカッタ。で、これがホントに「不思議な世界」。ライナーによりますと、ヨハネの黙示録をベースにした四枚組コンセプト・アルバムになるはずが予算の関係で二枚組に縮小。なんでも会場内で黙示録をテーマにしたショーが行われているのと同時に会場外ではホントのアポカリプスが始まっちゃって、ショーの進行とシンクロして、ムッチャクッチャになっちゃうという構成らしい。実際に聴くとこれが、もう、長大なインプロヴィゼーションはあるわ、ぼくも名前くらいは知ってるギリシアの有名女優イレーネ・パパスがほとんどトランス状態でエッチなあえぎ声としか聞こえないヴォイス・パフォーマンスを延々展開するわ(マスターテープでは39分間!)、ギリシア音楽風のインストはあるわで脳がドロドロになります。すべてヴァンゲリスの作曲で、プログレ+ワールド+現代音楽という感じでケレン味たっぷり。流石に「サタニズムくさいから放送禁止」「エッチくさいから放送禁止」という事態にも陥ったそうです。さて、獣の数字は666ではなく616なのだ説が流れてることをid:heresy666さんが9日の日記(http://d.hatena.ne.jp/heresy666/20050509)で言及されてましたが、ぼく的には「666」の方が魔術的で好みです(好みの問題か?)。数秘術も面白そうなんだけど、あれってヘブライ語ができないとダメだったような気がします。
- 作者: ジョンキング,John King,好田順治
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1998/06/01
- メディア: 単行本
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- 参考までに。随分前に買ったけど、実は読んでません。
コンサート
ヨーヨー・マの無伴奏はほぼ絶望。
ヤフオクもチェックしてんだけど、プレミアついちゃってます。
ドヴォルザークは最初からイイお値段だし…。
というわけで迷ってた西本智実のリリア・メインホール(6/25)に行くことにしました。
http://mars.eplus.co.jp/ss/kougyou/syosai.asp?kc=008942&ks=62
演目はおなじみのムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」、グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調
一番安い席です。
三階席の真ん中あたり。外野席で野球を見るよりはマシかも。双眼鏡持ってこ。
リリアは京浜東北線使えば30分以内で行けます。
キューン
- アーティスト: スティーヴ・キューン,ミノスラフ・ヴィトウス,アルド・ロマーノ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2001/04/25
- メディア: CD
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- 朝一番にスティーヴ・キューン。
Eonta / Metastasis / Pithoprakta
- アーティスト: Iannis Xenakis,Konstantin Simonovic,Maurice Le Roux,Paris Contemporary Music Instrumental Ensemble,French Radio National Orchestra
- 出版社/メーカー: Le Chant Du Monde Fr
- 発売日: 1993/11/23
- メディア: CD
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ノーム
- 作者: テリープラチェット,木村直代,Terry Prachett,鴻巣友季子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/09
- メディア: 単行本
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- 作者: テリープラチェット,Terry Pratchett,鴻巣友季子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/11
- メディア: 単行本
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- 作者: テリープラチェット,Terry Pratchett,鴻巣友季子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/12
- メディア: 単行本
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- 児童文学枠なので子供向けではあるのですが、大人が読むと深読みできます。環境と認識、世界と自分との関係性、政治、フェミニズムなどなど、今時感たっぷりのSFファンタジー。デパートに住みついたノームたちが世代を経て「デパート=世界」「創業者=造物主」という世界観を構築しているという設定(創世紀)から、可笑しくも哀れです。ところが、デパートが廃業=世界の終わり、というわけで、今度はエクソダス(出エジプト期)の物語になり、最後は故郷への帰還または新たな旅立ち(約束の地=シオン)を目指すという聖書のパロディであると同時に、実はユダヤ民族史でもあるのでは? と勘ぐりたくなります。元々はメアリー・ノートンの「小人シリーズ」のパロディでもあり、元ネタをキチンと押さえてます。このあたりのイヤらしいくらいの凝り方がいかにもプラチェットですね。
- 作者: メアリーノートン,ダイアナ・スタンレー,Mary Norton,林容吉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/09/18
- メディア: 文庫
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野に出た小人たち―小人の冒険シリーズ〈2〉 (岩波少年文庫)
- 作者: メアリーノートン,ダイアナ・スタンレー,Mary Norton,林容吉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/04/16
- メディア: 単行本
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川をくだる小人たち―小人の冒険シリーズ〈3〉 (岩波少年文庫 (064))
- 作者: メアリー・ノートン,ダイアナ・スタンレー,林容吉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: 単行本
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- 読み比べてみるのもおかしいかも。
- 作者: 山下哲
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2005/02/26
- メディア: 単行本
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- まあ、そういうコンセプトなんだろうけど、「おじさん」を強調されるとイタイです。普通に「カワイイもの好き」でいいんじゃないすか? あからさまにカワイイものと、最初はキモイけど本書を読んでるうちにかわいく見えてくるものの二通りがあって面白い。直球と変化球みたいですね。それはそうと「カワイイもの(が)すきな人々」なのか? 「カワイイ、ものずきな人々」なのか? ダブル・ミーンですか? 初出は「ほぼ日刊イトイ新聞」。ウェブ版も楽しいです。
- http://www.1101.com/kawaii/index.html
- 作者: 三好和義
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 大型本
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- 一生、縁がないと思われますが、ここまで隔絶してると嫉妬もできず、口をぽかーんと開けて見入るばかり。オレもジェット・セット(ホンモノの超富豪たち)のバカ息子に生まれたかった。どうでもいいけど。
どんどん色づくもみじのプロペラ
郵便局と銀行を廻って一旦戻り、連休中に読んだ本やCDをかついで本駒込図書館へ。
クセナキスの中身を入れ忘れていて慌てる。
まあ、まだ期限が来てないからいいけど。
色々借りたのでやはり荷物は重い。
そのまま、六義園へ。
軽く一周。
もみじの種子がどんどん赤くなってきた。
遠目には花盛りのように見えます。
日当たり具合によっては黄緑、ピンクと色々です。
やがては茶色の木質となってクルクルと飛んで行きます。
しかし、力尽きて緑色のまま地面に落っこちているのも多数。
可哀想な気もしますが、これも自然の営み。
山陰橋あたりでウグイスの声を聴く。
このあたりに巣があるのか、午前中に来るとよく鳴いています。
ホーホケキョという定番から、ホホホォーホケキョというアレンジまで、耳に楽しい。