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烏有ブログ

2014-09-16

10月にジュンク堂書店新潟店で坂口安吾フェア

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 10月1日からジュンク堂書店新潟店で坂口安吾フェアが始まるようです。場所は1階レジ前とのこと。

 今日、フェア用に坂口安吾『アンゴウ』尾崎士郎『没落時代』の出庫依頼をいただきました。ありがとうございます!

 安吾の盟友だった尾崎士郎の本まで並ぶとは、とても面白そうなフェアになりそうです。新潟といえば安吾の出身地、10月といえば安吾の誕生月ですもんね。盛り上がってほしいなあ。

 ジュンク堂さんのサイトにフェアの案内が出たら改めて紹介しますが、ひとまずお知らせまで。

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2014-09-11

愛書家の楽園「“ひとり出版社”を興す」フェアに行ってきました

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 先日お知らせした(烏有ブログ 9/8愛書家の楽園「“ひとり出版社”を興す」フェアが始まりました。

 場所はジュンク堂書店池袋本店1階エレベータ前&福岡店3階人文フロアで、期間は9月10日から10月9日まで。→詳しい内容はジュンク堂PR誌『ほんのしるべ 書標』2014年9月号で。(リンク先の中ほどにあるPDFで中身が読めます。pp. 6–9参照)


 さっそく昨日、池袋本店さんに様子を見に伺ってきました。これがフェア棚です。

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 烏有本も並んでいました。ありがとうございます!

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 「愛書家の楽園」は、月代わりで色んなテーマの本を取り上げるフェアとのこと。今回のテーマが「一人だけでやっている出版社の本」で、17社17冊の本が取り上げられています。


 順にあげてみると、

 『巫女シャーマン神道文化』(高見寛孝、岩田書院

 『高岡重蔵 活版習作集』(高岡重蔵、烏有書林

 『食べること考えること』(藤原辰史、共和国

 『カステラ』(パク・ミンギュ、ヒョン・ジェフン、斎藤真理子 訳、クレイン)

 『ウクライナから愛をこめて』(オリガ・ホメンコ、群像社

 『カイヨワ幻想物語集 ポンス・ピラトほか』(R. カイヨワ、金井裕 訳、景文館書店)

 『天皇制の隠語』(絓秀実、航思社)

 『どうぞこのまま』(丸山圭子、小径社) ※上のリンク先の一覧にはなし

 『定本 想像の共同体』(ベネディクト・アンダーソン、書籍工房早山)

 『緊縛文化史』(マスター“K”、すいれん舎) ※上のリンク先の一覧にはなし

 『中世絵画のマトリックス 2』(佐野みどり、青簡舎)

 『復刻写真集 大正大震災号 高橋五山編』(高橋洋子、全甲社)

 『3着の日記』(ひがしちか、塩川いづみ、前田ひさえ、土曜社)

 『ラヴ・レター』(小島信夫夏葉社

 『契約 鈴木いづみSF全集』(鈴木いづみ、文遊社)

 『憎むのでもなく、許すのでもなく』(ボリス・シリュルニク、林昌宏 訳、吉田書店)

 『釜ヶ崎のススメ』(原口剛、洛北出版)


 いろんな“ひとり出版社”がありますね〜。それぞれに個性があって、面白そうな本が並んでいます。これまでまったく知らなかった出版社も何社かありました。(もちろん一人でやっている出版社は他にもたくさんあります。そういえば、先日まで神保町東京堂書店さんでも一人出版社フェアをやっていましたね)

 一人でやっていて一番いいのは、やりたい企画がすべて通ってしまうところでしょうか。逆に、歯止めが利かなくて製作原価がどんどん上がってっちゃうのが恐ろしいところです。原価計算をしても、ついつい見て見ぬふり。

 こんな面白い本が売れないはずがない!とか、なにかの弾みでたくさん売れてくれるんじゃないか、なんて妄想して、結局「いてまえオリャー!」ってなっちゃうんですよね……

 たぶん、私のように自分を律することができない人間には向いてないです。なかなか本が売れてくれず(とくに文学物)、もう資金が尽きそうで、そろそろ店じまいをしようかと考えている今日この頃なんですが、今回のフェアのようにちゃんとうちの仕事を見てくださっている方々もいるし、もうちょっと頑張ってみようかな。

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2014-09-08

愛書家の楽園

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 この9月10日から10月9日まで、ジュンク堂書店池袋本店1階エレベータ前と福岡店3階人文フロアで、愛書家の楽園「“ひとり出版社”を興す」フェアが開かれます。→「ジュンク堂のPR誌 書標(ほんのしるべ)2014年9月号」(ページの中ほどにあるPDFで中身が読めます。pp. 6–9参照)

 文字どおり一人でやっている出版社に焦点を絞ったフェアで、烏有本『高岡重蔵 活版習作集』も並ぶようです。ありがとうございます!

 念のため書いておくと、『高岡重蔵 活版習作集』はもう在庫が10冊ほどで(予算がなくて増刷はひとまずあきらめました)、おそらくフェア期間中には版元品切れになります。もし事前に声をかけていただけたなら、いま一番売れてほしい『蝕まれた虹』あたりを推薦したのですが……。

 ただ、烏有本を採り上げてくれるのはとてもありがたいことなので、フェアが始まりましたら、改めてこのブログで紹介したいと思っています。

 せめてフェア終了までは在庫がもってほしい……でも売れてほしい……微妙な心境です。

2014-09-04

新潟にて

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 9月2〜3日、新潟市に行ってきました。

 新潟出身の作家・坂口安吾読書会である「安吾の会」の特別企画として、今年はじまった「夜の安吾ゼミ」に、ゲストとして呼んでいただいたんです。

 新潟市民映画館シネ・ウインド代表で「安吾の会」会長でもある齋藤正行さんが、烏有本・坂口安吾『アンゴウ』を気に入ってくれたのが切っ掛けでした。(シネ・ウインドについてはこちら→新潟・市民映画館シネ・ウインド

 そこでどんな話をしたのかはコッパズカシイので内緒ですが、人前に出てメインで話すのがほぼ初めて、先日前座を務めた千代田図書館での話を含めても2度目だったので、話があっちゃこっちゃ飛んでしまい、あまりの拙さに参加いただいた方々には申し訳ない気持で一杯……

 ところで、新潟に行く前にちょっと予習しておこうと思って読んだのがこの2冊でした。

 『HAB(Human And Bookstore) 新潟』

 『LIFE-mag. Vol.007 シネ・ウインド編』(この号の表紙に写っているのが齋藤正行さん)

 『LIFE-mag. Vol.007』を読んでいて思ったんですが、齋藤さんが中心になって作ったシネ・ウインドって、凄い存在ですね。単なる映画館ではなくて、文化の発信地ですよ。「流行」じゃなくて、「文化」の。それを作り上げた齋藤さんが無類の安吾好きというのがまた嬉しい。「夜の安吾ゼミ」の話が来る前に『LIFE-mag.』を読んでたら、恐れ多くて辞退してたと思う。


 当日は昼過ぎ新潟駅に到着。まずシネ・ウインドに立ち寄って荷物を預かっていただき、その足で「安吾風の館」に。

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 開催中の企画展示は「安吾探偵小説──不連続殺人事件を中心に」でした。

 「不連続殺人事件」には苦い思い出があります。

 大学時代に友人と電話で話していて「『不連続殺人事件』読んだか?」と聞かれ、つい「読んだよ、○○のやろ」と答えたところ、「なに! ○○が犯人なのか!」という展開に。友人はちょうど読んでいる最中だったんですね〜。「すまん、本当にすまん……」と友人に言いつつ、心の中で「安吾さん、ごめんなさい。犯人ばらしちゃった」と謝っていました。

 あと、風の館から徒歩数分のところには安吾誕生碑が建っていますし、突っ切って浜辺に着けばそこは「ふるさとは語ることなし」の碑が建つ寄居浜。どれも見逃せないスポットです。


 その後、『HAB 新潟』と『LIFE-mag. Vol.007』にも登場している北書店さんに立ち寄りました。

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 ちらっと後ろ姿が写っている佐藤雄一さんが一人で切り盛りしているのですが、とても丁寧に刈り込まれた棚ばかりで、すごくいいお店でした。目的のジャンルや新刊棚だけをチェックして出てくる、というのではなくて、散歩感覚でぐるっと一回りするのが楽しいお店ですね。

 すべて佐藤さんが一人で選書しているそうなので、全体に統一感があって、なおかつお客さんの興味の違いによって自然にメリハリがつくので、ずっと見て回っていても飽きないのかな。いずれにせよ、とても居心地のいいお店でした。

 あと、こんなこと書いちゃうと佐藤さんに怒られるかもしれませんが、おしゃれすぎないのもいいです。(たまに見かける「いかにも」なセレクトショップって、なんだか居心地悪いんですよね。それとは対極的な、新刊本屋なのにどこか古本屋っぽかった書原新橋店とか、大好きだったんだけどな……いや、北書店さんが古本屋っぽいという意味ではないですよ、念のため)

 北書店さんでは、このブログでもお馴染み、新潟出身のタイプディレクター・小林章さんが何度かイベントを開いていることもあって(→「北書店のブログ」より)、以前から烏有タイポ本を置いていただいてました。

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 で、今回から文学本も置いていただけることに。これで烏有本コンプリートです。

 佐藤さん、ありがとうございます!


 その後シネ・ウインドに向かったんですが、新潟駅→シネ・ウインド→安吾風の館→安吾誕生碑→北書店→蔦屋書店新潟万代(たまたま通り掛かって飛び込み営業)、と、ほぼ5時間ほど歩き詰めで、6時に再びシネ・ウインドに着いたときにはもうヘトヘト汗だく。そのおかげか、いい具合に緊張がとれて話をすることができました。で、その後に飲んだビール日本酒の美味しかったこと。


 翌3日は、市内の紀伊國屋さんとジュンク堂さんに伺ったあと、會津八一記念館とか付近を散策して帰ってきました。(手抜きでスミマセン。久々に長文書いて疲れてきました)


 最後に、せっかく小林章さんの故郷に行ってきたので、今回撮ってきた「まちモジ」をば。(あ、シネ・ウインドの写真を撮り忘れてた!)

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(「市役所前ビル」の文字がいい具合に傾いててカッコ良かったんだけど、この写真じゃわからないかな……)

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2014-08-05

TypeTalks分科会『欧文組版のABC』第2期募集スタート

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 4月末から全6回で行われた Typetalks分科会、好評により第2期の開催が決定しました。講師はもちろん嘉瑞工房の高岡昌生さん。

 嘉瑞工房News(8/1) によると、

4月末から全6回で行われた Typetalks分科会ですが、好評により第2期を行います。今回から活版実習も取り上げ、時間も各回30分延長しました。

第1期の講義の最後の言葉は「皆さんは既に欧文組版を見極める眼を持ってしまった!」です。理屈や能書きではなく楽しみながら身に付くセミナーです。是非どうぞ!

 とのこと。第2期の定員は25人!

 カリキュラムの内容、申込方法、参加資格など、詳細は青山ブックセンターのWebページ Typetalks分科会『欧文組版のABC』第2期「基礎から応用まで」 でどうぞ。

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