NHKの大河ドラマはほとんど見なくなった。録画だけはしているのに、この何年も、1回分の4,50分だけでも通してみた記憶が無い。仕事柄、何か役に立つかもしれないと思いながら、日本の歴史を扱っている番組はなるべく録画しているのだが。理由は、一つは、時代背景や有職故実の情報が簡単に手に入るようになったから、二つには、やはり役者の存在感が薄くなったのが大きい。本当に重い兜が載るのだろうかと思う若武者の細い首。大きな声が出ない猛将。 今年は、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。吉原が舞台となる。今で言えば、夜の歌舞伎町が舞台になるドラマを、1年間、毎週、終末のゴールデンタイムにやる。新しい大河ドラマに大いに…