2024/3/28 花房観音「好色入道 」(実業之日本社文庫)

 

 

好色入道 (実業之日本社文庫)

著者 : 

f.2024/3/28
p.2019/12/19

★1

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「行きなはれ、極楽浄土へ――」

性愛小説の女王が圧倒的熱量で描く、人間の業と欲望

市長選挙間近の京都。美人ジャーナリスト・東院純子は、保守派のスキャンダルを探るため怪僧・秀建(しゅうけん)に接近するが、政財界の大物が集う秘密の館で身も心も裸にされてしまう。快楽、復讐、裏切り、支配――人間のあらゆる欲と業を巻き込みながら、選挙戦は大波乱の結末に!読み出したら止められない“魔物”のような痛快エンターテインメント!

解説/中村淳彦

 

2024/3/26 上野千鶴子「〈おんな〉の思想 私たちは、あなたを忘れない 」(集英社文庫)

 

 

〈おんな〉の思想 私たちは、あなたを忘れない (集英社文庫)

著者 : 

f.2024/3/26
p.201/6/24

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フェミニズムは賞味期限をすぎたのだろうか? それとも、そこから受け取るべき文化的遺産はあるのか?
過激だけれど知的興奮がいっぱい。東西「知」の名著を上野千鶴子が読みなおす。

森崎和江らが著作を発表した60年から80年代、フェミニズムは黎明期を迎えた。思想形成期だった著者は、自身の核に深く食い込む影響を受けた。“女が語ろうとした時「男ことば」しかなかったところから、前を行く人が苦しみを背負ってくれた。そんな彼女たちのことばがわたしの血となり肉となった――。”外国語作品を含めおんなの思想を形作ってきたパイオニアの足跡を次の世代の女たちに伝える1冊。

今やフェニミズムの賞味期限は過ぎたのだろうか? そこから受け取るべき文化的遺産はあるのか? 過激だけれど知的興奮がいっぱい。東西「知」の名著を上野千鶴子が読み直す。(解説/チョウ・スンミ)

 

2024/3/23 吉本ばなな「おとなになるってどんなこと?」 (ちくまプリマ―新書)

 

 

おとなになるってどんなこと? (ちくまプリマ―新書)

著者 : 

 

f.2024/3/23
p.2015/7/23

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 子供の頃、何歳からが大人なんだろう? と考えていましたが、何歳になっても大人になんてなってないなぁということが分かる今日この頃。大体、大人になるってどういうこと??? とその難しさを感じるばかりです。その問いに作家の吉本ばななさんが答えてくださいました。
 さらに、勉強ってしないといけないのかなぁとか、友だちって何だろう? とか、死ぬのは怖いのかな? 生きることに意味はあるのかな? といった誰もが一度は疑問に思ったこと、人生の根幹に関わる大切な8つの問いについて綴られています。子供時代、教室でどんなだったか(先生を困らせていた!?)、どういう人を友達というか、両親が死んでからのことなど、自分自身の体験をもとに書かれています。
 これから大人になる子どもたちはもちろん、年齢的には大人の私たちの心にも響きます。(編集・鶴見)

▼さらに詳しい情報はこちら
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480689429/

 

2024/3/19 村上隆「芸術起業論」 (幻冬舎文庫)

 

 

芸術起業論 (幻冬舎文庫)

著者 : 

f.2024/3/19
p.2024/3/13

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海外で高く評価され、作品が高額で取引される村上隆。彼が、他の日本人アーティストと大きく違ったのは、作品性の高さのみならず、欧米の芸術構造を徹底的に分析し、世界基準の戦略を立てたこと。作品をブランド化する方法、プレゼンテーションの秘訣、才能を限界まで引き出す方法……。稀代の芸術家が熱い情熱と冷静な分析をもって語る必読の芸術論。

著者について
アーティスト。有限会社カイカイキキ代表。一九六二年東京に生まれる。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。アニメから日本画までを貫く日本独自の美意識を「スーパーフラット」としてコンセプト化し、現代美術の巨匠として世界で活躍している。

 

2024/3/18 原田ひ香「古本食堂」 (ハルキ文庫 は 16-1)

 

 

 

古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)

著者 : 

f.2024/3/18
p.2023/9/15

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鷹島珊瑚は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。
そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。
一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜は、生前滋郎の元に通っていたことから、素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・・・。
カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。
(巻末特別対談・片桐はいり×原田ひ香)

かけがえのない人生と愛しい物語が出会う!
神保町の小さな古書店が舞台の
絶品グルメ×優しい人間ドラマ
大ベストセラー『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者による熱望の長篇小説

美希喜(みきき)は、国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。大叔父の妹・珊瑚(さんご)さんが上京して、そのお店を継ぐことに。滋郎さんの元に通っていた美希喜は、いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり……。カレーや中華やお鮨など、神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった幸せな物語。

 

2024/3/15 辰濃和男「文章のみがき方」 (岩波新書 新赤版 1095)

 

 

文章のみがき方 (岩波新書 新赤版 1095)

著者 : 

②f.2024/3/15
①f.2016/5/31
p.2016/5/14

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。漱石荷風から向田邦子村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫…。執筆中と推敲時だけでなく、日常のなかの留意点もまじえて説く、ロングセラー『文章の書き方』の姉妹編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
辰濃/和男
1930年東京に生まれる。1953年東京商科大学(一橋大学)卒業、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、社会部次長、編集委員論説委員、編集局顧問を歴任。この間、1975‐88年、「天声人語」を担当。93年退社。現在、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2024/3/11 村上春樹「村上T  僕の愛したTシャツたち」 (Popeye books) マガジンハウス

 

 

村上T 僕の愛したTシャツたち (Popeye books)

著者 : 
  • マガジンハウス (2020年6月4日発売)

f.2024/3/11
p.2020/8/20

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村上春樹
つい集まってしまったTシャツが
本になりました!

僕が人生においておこなったあらゆる投資の中で、それは間違いなく最良のものだったと言えるだろう。――「まえがき」より。

『ポパイ』連載のエッセイが一冊になりました!
ロックT/レコード系/マラソン完走Tシャツ/企業もの/ビール関係/ノヴェルティ……。村上春樹段ボール箱で積み上がった膨大なTシャツコレクションをもとに、Tシャツをめぐる18篇のエピソードと108枚のお気に入りTシャツを掲載。また村上春樹と野村訓市によるTシャツにまつわるスペシャルインタビューも収録。写真:戎康友