リスト::美術館 Museo del Prado マドリッド(スペイン)にある美術館。1819年、国王フェルナンド7世によって設立された。絵画館としては世界有数の規模を誇り、諸説ある世界三大美術館の候補に挙げられることも多い。 所蔵品は、エル・グレコ(El Greco)、ベラスケス(Velazquez)、フランシスコ・デ・ゴヤ(Goya)のコレクションが厚く、スペイン絵画とフランドル絵画が充実している。
Spain旅行のラストは首都マドリッド。夜に到着して、まずホテルからほど近いPuerta del Sol(太陽の門)広場にある熊の像を見に行った。熊が寄りかかっているカリフラワーのような植物は山桃の木らしく、マドリッドのシンボルになっている。 広場の下はPuerta del Solの地下鉄の駅になっていて、夜でもたくさんの人で賑わっていた。 翌朝のホテルからCallao駅(地下鉄)上の広場を見下ろす。朝早いので人影もマバラ。 朝一はマドリッドのシンボルであるMayor広場に行った。中央には騎馬に載ったフェリペ3世の銅像がある。午前の早い時間なので広場には仕入れの車がたくさんいた。 朝食代わりに…
皆さん、こんにちは。 先日からやるやる言っていた今年の振り返りですが、お見せできそうにありません。このままいきますと、有限不実行という最もだらしのない結末に。我ながら忸怩たる思いであります。 振り返るには振り返りました。ただ、もう量が膨大になり、見直しと編集が必要。これをヨソサマにお見せするには更に相当の時間がかかる、新年まで間に合わないと判断しました(新年までに自分の振り返りを終わらせ、来年の課題を設定したいので)。 時間があるとか言ってなぜ出来なかったかというと、先日読み終わった「メモの魔力」で自己分析を進めていたからです。いやあねぇ、これがまた1日3、4時間かけても全然進まないのです。そ…
ベラスケスの名画 ”ラスメニーナス”の登場人物について描きました スペインハプスブルク家です。主役は可愛らしい王女様…と見せかけて、タイトル「ラスメニーナス」はスペイン語で「女官たち」の意味。そして、本当の主役は奥の鏡に写っている王様夫妻(王女の両親)ともされています。鑑賞者が鏡に写っている感じ。主役は鑑賞者、鑑賞者は王様、私は王様なのです。設定では左の画家ベラスケスが王夫妻の肖像画を描いているところに王女御一行が遊びに来た ■目次 ■人物紹介王女マルガリータドーニャ・マリア・アウグスティーナ・サルミエントドーニャ・イザベル・ベラスコマリア・バルボラ犬ニコラシート・ペルトゥサートドーニャ・マル…
ドロー・ザ・ライン Draw The Line カッコよすぎ、ですよね youtu.be 英語の歌詞つきで聴く 和訳つきが見つからないので 英語の歌詞つきです Draw The Line Lyrics - YouTube 音を聴いただけでは、意味が分からない私にはOK!ですが、 英語が第一言語の子どもとは聴きたくない歌詞みたいですねw 1978年のライブの動画を観る youtu.be 2004年のライブ youtu.be 早朝の空の観察 目が覚めると、今朝は雲の多い朝でした 全く期待していませんでしたが、 え?! 1秒たりとも目が離せない空の色の変化のスペクタルとなりました 私の夜明けは、凸凹…
お題「好きな画家は?行ってよかった・おすすめの美術館のエピソード」 いつもやさしくしていただいています、gerbera (id:hate4150)さんがお題を出されていました。 hate4150.hatenablog.com 今回はまじめに回答したいと思います(たぶん)。 好きな画家 行ってよかった美術館 好きな画家 葛飾北斎 ・・・。 え・・・なんか地味。と思いました? まず、出題は美術館に常にあるような画家、ということだと受けとりました。 つまり、現代のまんがなどは入れない、ということだと。 どうしても一人、というなら、北斎。 冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 もちろん天才ではあるけれど、他にも…
2016年6月、スペインの首都マドリードを訪れました。 ちゃんと覚えてないですが、マドリード→トレド→またマドリードに戻って観光、というルートだったと思います。別の記事でも書きましたが、マドリードからトレドへはバスで結構すぐ行けるので、トレドと組み合わせて観光するのがおすすめです。 訪れたのは6月後半でしたが結構暑かったです。なんとなくむわっとした熱気を感じる1枚ですき。 マヨール広場。多くの人で賑わっていました。 スペインと言えばパエリア。滞在中2回も食べましたがどちらもおいしかった! ※食べかけの写真で失礼します。 レストランではウノ?ドス?とかスペイン語で聞かれた記憶があります。スペイン…
スペインのマドリード観光で絶対行きたい美術館がプラド美術館、レイナ・ソフィア美術館、ティッセン・ボルネミッサ美術館の3つの美術館です。 この記事では、それぞれの美術館の特徴や見どころをご紹介します。 スペイン マドリード 3つのおすすめ有名美術館の見どころ-プラド, レイナ・ソフィア, ティッセン・ボルネミッサ美術館 プラド美術館 プラドへのアクセス レイナソフィア美術館 レイナ・ソフィアへのアクセス ティッセン・ボルネミッサ美術館 ティッセン・ボルネミッサへのアクセス 3つの美術館周遊チケットがおすすめ 終わりに スペイン マドリード 3つのおすすめ有名美術館の見どころ-プラド, レイナ・ソ…
ミュ-ジアムショップはそこにしかないアイテムが一杯。今回はマドリ-ドの3大美術館と言われるプラド美術館、ソフィア美術館、ティッセン美術館さらに先日紹介したCaixaforumMadrid内にあるショップをご紹介。 primaverana.info この4つの美術館は同じ通りにあり、全て徒歩範囲です。さらにプラド美術館以外は入場券無しでショッピングだけ楽しむことが出来ます。 ティッセン=ボルネミッサ美術館 館内に入り、入場券カウンター手前すぐ左にショップがあります。 美術館は元ティッセン男爵の個人のコレクションであり、13世紀から20世紀までの作品を所蔵。絵画800年間の歴史を1つの美術館で楽し…
美術館について調べているときなどに耳にする「世界三大美術館」という言葉。世界中の美術館の中でも特に規模が大きかったり、来関数が多い美術館につけられる名前です。 くくり方によって選ばれる美術館には様々なバリエーションがあるのですが、この記事ではそんな世界三大美術館として、ルーブル、プラド、エルミタージュ、メトロポリタンをご紹介します。 世界三大美術館ってどこ?-ルーブル, プラド, エルミタージュ, メトロポリタン美術館を紹介 ルーブル美術館(フランス パリ) ルーブル美術館の所在地:フランス パリ プラド美術館(スペイン マドリード) プラド美術館の所在地:スペイン マドリード エルミタージュ…
この画家の事を何も知らずに初めて「快楽の園」の前に立った時、衝撃でその前から離れることが出来なっかたのを覚えています。人間の欲深さを美しく詩的に描いた画家El Bosco日本では画家《ヒエロニムス・ボス》と言われています。 斬新な色使いとタッチで高い人気のあるボスの絵は、世界に30点もなくその中の10点はプラド美術館が所蔵しています。 15,16世紀 国王達を虜にしたボスの絵 3分でボスを知る (1450-1516頃) 画家一族3代目、本名はイエルン・ファン・アーケン。15世紀フランドル地方(現在のオランダ・ベルギー付近)スヘルト-ヘンボス出身のため、生涯画家の名をボスとした。「聖母マリア兄弟…
映画が始まると映画の冒頭部分が映しだされ、そして、映画の最後になると映画の結末が流されていく。…なんとわかりきったことをくどく言うと思うだろうか。そうではないのだ。最初の「映画」はヴィクトル・エリセ監督による『瞳をとじて』であり、冒頭と結末だけが映し出された「映画」は、映画の中の登場人物である映画監督ミゲル・ガライがかつて撮影した未完の作品『別れのまなざし』なのである。 よくある劇中劇ならぬ映画中映画と言うこともできるが、話はそう簡単ではない。始まりと終わりの「間(あいだ)」にあるべきものが抜けているのは、『別れのまなざし』のみならず、『瞳をとじて』という映画に隠された数々のモチーフと言うべき…
マドリッドのプラド美術館へ行ってきました。 これまでも日本のプラド美術館展には足を運んでいますし、 ドキュメンタリー映画「プラド美術館 驚異のコレクション」も見ています。それでもやっぱり「ウワー!全部そろっているー!」という迫力にはびびりました。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコ、湯水のように豊かに、じゃぶじゃぶとある。 ルーブルや大英博物館のように宇宙的な展示数ではないので、 疲労困憊して集中が途切れるということもなく、 また一種の傾向があるので、非常に見易い美術館でした。 私の目当ては「快楽の園」とゴヤ。 そもそも美術を本格的に勉強したわけではないので、 本物を見ないと分からないという主義でも…
相変わらず凄いな。 鳴門の「大塚国際美術館」に行ってきました。土曜日の午後に名古屋を出てドライブ、淡路島の南端の福良にある「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島福良」まで。今日はここで一泊します。 このホテルはマリオットと積水ハウスが立ち上げた地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」でオープンしたホテルの一つです。このプロジェクトは各地の道の駅に隣接してホテルを作り、ホテル内には敢えて飲食施設は設けずホテル外で消費して貰うことで地域経済の活性化を図る、というもの。ここも近くに「道の駅 福良」があるのですが、残念ながらショップも飲食店も夕方までしか営業していないので夕食に…
ゴヤの作品と言えば、「裸のマハ」・「巨人」・「我が子を喰らうサトゥルヌス」その他の宮廷人の肖像画・黒い絵等、多岐にわたっている。そんな中からWikipediaで大きく扱われているこの絵を調べてみた。 フランシスコ・デ・ゴヤ 「マドリード 1808年5月3日」 1841年 プラド美術館 ゴヤ69歳の時の作品である。スペイン独立戦争時、フランス軍によって市民が逆殺された事件に憤慨して描かれたと言う。小山を背にして市民が撃ち殺される様子が描かれている。遠くに宮殿が見える。 一番目立つこの男は両手を上に挙げて無実を訴えるかのようだが、その手の平にイエス・キリストのような聖痕が見える。殉教者の証らしい。…
《聖母の幻視》(1520年) フランシスコ・ポデスティ美術館 《ティテュオス》(1548-1549年頃) プラド美術館 《聖家族》(1510年頃) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《アクタイオンの死》(1559年以降) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《三世代の寓意(慎重の寓意)》(1565-1570年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《聖ペテロとアレキサンデル IV世》(1503-1510年) アントワープ王立美術館 《ヴィーナスとアドニス》(1555-1560年頃) ゲティ・センター 《聖母子と聖パウロ》(1540年頃) ブダペスト国立西洋美術館 《聖愛と俗愛》(1515年) ボル…
グラナダ駅からAVEに乗って3時間半 首都マドリッド さすがに観光客が多い 道路沿いに名だたるホテルもたくさん並んでる 建物はどれもこれも大きく重厚 道路は広々として運転にも落ち着きがあるように感じる 教会も博物館も。王宮も図書館も美術館も。 どれもこれもでかい 政府機関なんか大きすぎて、 入口から自分の働く所まで10分くらいかかりそう 噴水や彫刻もそこら中に有り 広場もどれも広い 新しくなったレアル・マドリードの本拠地 エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ アーセナルファンとしては、敵だけれど ラウール、ロナウド、フィーゴ、ジダン、ロベカル ベッカム、マケレレ、グティ、サルガド、イエロ 銀…
9/30 カルタヘナ〜ヘタフェ カルタヘナで一通り遺跡見物をした翌早朝、マドリに向かう。 宿の近くのパン屋で何か買って行こうかと思ったが、さすがに朝早すぎてお店はまだ開いてなかった。中の明かりはついていたから、仕込みとか開店準備をしていたんだろう。 Google マップ カルタヘナ散策にいくときにお店の前を通っていて、いい感じのパン屋さんだなと気になっていたところ。 前日のうちに買っておけばよかった。 この日は日が昇る前に出発した。この日の目的地はプラド美術館。スペインの中でも特に大きくて有名な美術館だから、丸一日いても足りないかもしれないので早めに出ることにした。 この日の宿はマドリの南にあ…
ヒエロニムス・ボス 《十字架を担うキリスト》(1485-1490年)ヘント美術館 《ピラトの前のキリスト》(1516年頃)プリンストン大学美術館 《十字架の道行》(1495-1505年頃) エル・エスコリアル修道院 《荒野の洗礼者聖ヨハネ》(1490-1495年頃) ラサロ・ガルディアーノ美術館 《魔術師》(1502年頃) サン=ジェルマン=アン=レー 《快楽の園》(1490-1500年頃) 《卵のコンサート》(1475-1480年頃) リール美術館 《快楽の園》 《放蕩息子》(1480-1490年頃) ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館 《聖アントニウスの誘惑》(1530-1540年頃)…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ シン・鎖国論作者:山岡鉄秀方丈社Amazon ・ ・ ・ 2024年3月18日 YAHOO!JAPANニュース WANI BOOKS NewsCrunch「1571年「日本人奴隷の買い付け禁止令」が出されたほどの悲惨な歴史 1571年「日本人奴隷の買い付け禁止令」が出されたほどの悲惨な歴史 15~16世紀、当時の日本がアフリカや中南米諸国のように国を滅ぼされず、今日まで独自の文化・伝統を保持できた背景には軍事力、そして徳川家康の外交方針の転換があった。しかし、その期間に奴隷として売…
ゴヤの「1808年5月3日:プリンシペ・ピオの丘での銃殺」 大塚国際美術館の所蔵作品のうち、ルネッサンスの作品だけでも約140点あり、続くバロックの作品はゴヤまで約120点ある。10点以上の作品を展示している人も5人ほどになる。こちらの作品は、スペインの画家、ゴヤ、フランシスコ・デの「1808年5月3日:プリンシペ・ピオの丘での銃殺」である。前日夜間から5月3日未明にかけて、マドリード市民の暴動を鎮圧したミュラ将軍率いるフランス軍銃殺執行隊によって、400人以上の逮捕された反乱者が銃殺刑に処された場面を描いた作品である。ゴヤが描いたのは、半島戦争、ナポレオン一族治下のスペインが終わった数年後の…
《快楽の園》 《守銭奴の死》 キリストの捕縛』1515年頃 サンディエゴ美術館 《石の切除手術》(1475-1480年頃) プラド美術館 《十字架の道行》(1490-1510年頃) ウィーン美術史美術館 《パトモスの聖ヨハネ》(1490-1495年頃) ベルリン絵画館 《聖アントニウスの誘惑》(1500-1510年頃) ネルソン・アトキンス美術館 《祈る聖ヒエロニムス》(1485-1495年頃) ゲント美術館 《茨の冠》(1530-1540年頃) エル・エスコリアル修道院 《東方三博士の礼拝》(1470-1480年頃) メトロポリタン美術館 ルネサンス期のネーデルラント の画家なんですね、この…
2024年(令和6年)1月3-4日(水-木) 年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。今は2ヶ国目のスペイン滞在中。前回は世界遺産セゴビア旧市街でのランチで名物の仔豚の丸焼きをいただいた話を書きました。 fuwari-x.hatenablog.com マドリードーチャマルティン駅へ戻ってきました。ホテルを移動する前に、スーパーでワインを調達。スペインは本当にワインが安く、2EUR(320円)なんていうのもふつうにあるの。日本でも500円以下の料理酒のようなワインもあるから、飲むにはどうかなとは思うのだけど。 トマトの種類の多さには本当に驚いたな。 りんごも種類が多いけど…
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」 大塚国際美術館の所蔵作品数は1000余点、古代、中世の作品だけでも200点を超えるので多少省略せざるを得ず、ルネッサンスのコーナーに向かう。最初はダ・ヴィンチなどの受胎告知の作品がずらりと並ぶ。その次にボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」が現れる。フィレンツェのウフィツィ美術館所蔵の有名な作品で、1480年代中頃のカンヴァスに描かれた絵画である。以前、現地で現物を見たことがある。陶板の継ぎ目の線を除けば見分けがつかないほどそっくりにできていて美しい。 ボッティチェッリの「春(ラ・プリマヴェーラ)」 こちらの作品も同じくフィレンツェのウフィツィ美術館所蔵…
展覧会『今実佐子「息吹」』を鑑賞しての備忘録LOKO GALLERYにて、2024年1月26日~2月24日。 口紅など化粧品を用いて制作された絵画で構成される、今実佐子の個展。 《そして今日もまた眠るだけ 2015.10.12》(240mm×120mm×30mm)、《そして今日もまた眠るだけ 2015.10.14》(240mm×120mm×30mm)、 《そして今日もまた眠るだけ 2015.10.17》(240mm×120mm×30mm)はいずれもやや暗い赤が画面を覆う作品で、三幅対のように並ぶ。血液をイメージさせる赤は、画面を這い回る蠢くような描線と相俟って、脈動するような印象を生む。「三幅…
こんにちは〜😃ゆみこです♪ 先日マドリードのプラド美術館へ行ってきました! プラド美術館 プラド美術館は無料開放のタイミングも結構あるのですが 私たちはプラド美術館とソフィア王妃芸術センターとティッセン=ボルネミッサ美術館 の3つまとめてのチケットを購入しました。 https://www.museothyssen.org/abono-paseo-arte-museos-madrid 1年間有効でそれぞれ1回ずつ入場できるそうです。 32ユーロでしたが、2枚購入で他に謎の手数料もあって70ユーロくらいしたみたい。 ちなみに、当日チケット購入の人たちが行列を作っています。 チケットの行列 逆光です…