「一首鑑賞」の注意書きです。 yuifall.hatenablog.com 321.そしてまた歳月が過ぎここはもう廃墟ですらないかすかな起伏 (小林幸子) 砂子屋書房「一首鑑賞」コーナーで大松達知が紹介していました。 sunagoya.com 最初は何を詠った歌なのか分からずにリンクをクリックしました。鑑賞文にはこうあります。 これは海外詠である。 (中略) これは、アウシュビッツ第二収容所ビルケナウのあたりのことだと推測される。 だが、そういう知識は横に置いても、どこかかつては廃墟と呼ばれた場所がさらに時間を経て「廃墟ですらない」状態になるまでの長い長い時間を感じられればいい。 そして最後に…