うつ病ブログ:地獄の日々 「今日もまた、朝が来てしまった。」 目覚まし時計の音すら聞こえないほど、心は遠く沈んでいた。 目を開けるだけでもひどく疲れる。 起き上がることができない。 布団の中で、息をするだけの存在になっていた。 うつ病と診断されてから、もう何年経ったのか、よく覚えていない。 最初はただの「疲れ」だと思っていた。 少し休めば治るだろうと、たかをくくっていた。 仕事のストレス、人間関係の摩耗、未来への不安。 それらが少しずつ、確実に、心を蝕んでいった。 ある朝、会社に行こうとして玄関で足が止まった。 「無理だ」と全身が叫んでいた。 そのまま床に座り込み、涙が止まらなくなった。 そこ…