あなたは、ちょっとしたケガをしたとき、「とにかく乾かしてかさぶたを作れば治る」と思っていませんか? 実際、長い間「傷は乾かすのが正しい」と考えられてきました。しかし近年、医療現場や家庭でも「傷は乾かさず、湿らせたままの方が早く、きれいに治る」という新しいケア方法が注目を集めています。 この考え方は「湿潤療法(しつじゅんりょうほう)」と呼ばれ、最新の絆創膏もこれに対応する形で進化を遂げています。本記事では、傷の正しい治し方から、最新絆創膏の高機能まで、知っておきたい情報をわかりやすく解説していきます。 傷の治り方の基礎知識 なぜ「乾かさない治療」がよいのか? 傷を負ったときの正しい初期対応 最新…