日本の伝統的な機械仕掛けの人形や模型、機械装置のこと。また古くはのぞきからくりのことを略して「からくり」と呼ぶことがあった。漢字では絡繰、機巧、機関と表記し、古くは唐繰とも表記された。からくりは元々は機械全般をあらわす言葉だが、現代ではからくり人形など娯楽性のある日本の伝統的機械装置を指す場合に使うことが多い。英語のKarakuriは日本のからくり人形を意味する。
正徳3年6月23日。津嶋での芝居では、吉原の傾城(格式の高い遊女)の落魄、心の塞ぐ思いを見せるために盲女の首に蛇を巻き付けて舌を出し、首と尾を揺らした。歌を歌い、三弦引いた。勢州相の山の者かと、御代官は咄していた。蛇は毎日捕らえ、急所を針で突いてこの如くと云々。揚弓(柳の弓で的を射る遊び)、竹田からくり人形は大須へやって来る。渡辺九右衛門が妻子などを引き連れ、今日江戸を出発する。伊織源蔵の甥であった。
愛知県犬山市有楽苑から犬山城下町へ 1917年・成瀬正成が犬山城を拝領し、この城下町を整備し学問や芸術を奨励したとある。静岡も城下町の形は残っているけど、これだけ建物も残っているってすごい!犬山の歴史を知るには城とまちのミュージアム すぐ隣の、からくりミュージアムもセットで見られます。 代々この地を守ってきた成瀬家の歴史から、城下町、犬山城白帝文庫所蔵の資料なんかみられます。 このジオラマ分かりやすい♪鯱、かわいい♪右から1752年(宝暦2年)1964年(昭和39年)2018年(平成30年) 微妙に顔が違うけど、忠実に再現している感じ。ここには、長篠合戦図、小牧・長久手合戦図の屏風もあり興味深…
こんにちは。 今日は祇園祭のお話です。貞観年間(859-877年)から続く日本三大祭のひとつであり日本三大曳山祭(秩父夜祭・高山祭)のひとつ。山鉾行事は重要無形民俗文化財に指定されています。祇園祭自体は1カ月続くのですが、やはりハイライトは宵山と山鉾巡行ですね。2014年から後祭(あとまつり)が復活しています。 千年以上にわたって継承されてきた前祭・後祭の習わしを、後世に正しく伝えていくためだそうです。前祭は23基が巡行、後祭は11基が巡行します。 祇園の語源 祇園精舎は、インドのコーサラ国首都シュラーヴァスティー(舎衛城)城壁南端から西南約500mの位置にあった精舎(vihāra)で釈迦が説…
金沢 曇り、午後から晴れの予報です。しいのき迎賓館は「免振装置」で被害もなく「からくり人形と、木彫・和傘・水引の世界」が行われていました。石川県政記念 しいのき迎賓館で2024年1月6日から14日まで開催された「からくり人形と、木彫・和傘・水引の世界」は、石川県の伝統工芸であるからくり人形、木彫、和傘、水引をテーマとした展示会です。 kanazawa10no3.hatenablog.com【撮影場所 金沢市しいのき迎賓館:2024年01月13日 OM-D E-M10】つづくランキング参加中でもう一押しお願いします
五月晴れ はや1年の4分の1が終わり、今日から5月。 見事な五月晴れの洗濯日和。 寝坊して出遅れましたが、布団カバーなど大物類を洗って気分爽快! さて、28日と30日の夕方のことを記しておきます。 深江観光ホテルの敷地内でピエロック旅一座の公演があるというので見に行きってきたのです。 28日の午前中は前回のブログの通り、糸ハルへ。 その日の夕方4時から深江観光ホテルへ。 UALマルシェも楽しみだったのですが、まだ準備中でお店らしいお店はでておらず、おまけに18時からと勘違いしていた公演は19時からだったので、その日は見学は諦めてそのまま帰りました。 翌日、翌々日とも仕事でしたが、19時からなら…
昭和40・50年代、旅する若者の間に君臨した宿、「ユースホステル」。1泊2食付2000円台まで(一時期)でしたが時代が変わり下火になり・・・。当時利用した宿のその後をたどってみると・・・。 今から42年前、昭和56(1981)年4月上旬~中旬 春休み 北陸周遊券(14日間有効)を利用し春まだ浅い北陸へ・・・。 当時、周遊券は「周遊区間までの往復は普通(快速)列車が、周遊区間内は普通・急行列車自由席乗り放題」でした。 天照寺ホステル(現ひだ高山天照寺ユースホステル・岐阜県 高山市)営業中 高山本線高山駅下車 徒歩20分 北陸の小京都とも称される「飛騨高山」。 古い街並み(★上のスタンプ参照)の中…
自虐史観どっぷりの学校教育でとりあげられない日本の近現代史、佐賀鍋島藩藩主鍋島直正の偉業を百田尚樹さんがYouTubeで語られています。 日本人が元気になるこのような話題を広めるべきだと思います。 下記は、「百田尚樹の新版日本国紀#150」の話です。 下記がムービー本番です。 以下は、百田尚樹の新版日本国紀#151の話です。 田中儀右衛門の話もでてきます。 これもすばらしいですね! 私のカフェではモニター液晶50インチの東芝製ディスプレイを使ってYouTubeのジャズボサノバの映像音楽を流していますが、最近の「東芝」さんの迷走ぶり、どうなっているのでしょうか?? がんばってもらいたいですね!!…
こんにちはこっこです。 ず~と行きたいと思っていた岐阜県の高山市の高山祭を見てきました。 岐阜県は私の住む長野県の隣だけど飛騨山脈を越えていかねばなりません。途中の道は深い渓谷でちょっと怖いです。ダムの堰堤も通路です。 こんな感じ。オーダンさんのイメージ写真です。 高山市は何度か行ったことがあるけど、地名について深く考えたことがありませんでした。 今回ふと思いました。 「高い山なんだよな!。」 飛騨山脈を越えて高山市に着く今までの私のイメージは 「ふ~、あの峠道きつかった!崖も険しかったし、崖崩れがあったらどうしようかと思った。 やっと平らな土地に出て安心安心。」 それで今回、来た道を振り返っ…
乱れからくり (創元推理文庫) 作者:泡坂 妻夫 東京創元社 Amazon タイトルからして面白そうと気になっていた作品です。 本当は『11枚のトランプ』から読もうと思っていたんですが、行きつけの書店に置いておらず、こちらから手を出してみました。 これは単なる推理小説というよりも、からくり好きな作者の趣味が至る所で発揮されているような、「からくりマニア」としての小説のような気がします。 本筋と関係ない「からくり」の歴史や薀蓄が至る所で語られますが、それはそれで興味深く読めました。 江戸時代のからくり人形やからくり仕掛けは本当によく出来ていて、「先人たちの発想とそれを作り出せる力は凄まじいな」と…
いつもは気にならなかったのに、突然視界に入ってきて気になったものがありました。この1年ちょっとの間、月に1、2度は通りかかっていたのに、今までまったく気に留めていませんでした。 ここは「マーブルロードおおまち」という名前の中心部のアーケード街のひとつ。写真のような感じに柱が一定間隔で並んでいます。気になるのはこの柱の上部。何かがいるみたいなのです。前からこんなのいたかしら? こうやって写真で見ると、視線よりずっと高い位置にあるので、自然に歩いているだけでは柱のみしか目線には入ってこなかったのかもしれません。が、気になるとこれけっこう気になります。近寄って見てみました。 金太郎さん 浦島太郎さん…