温泉地で温泉に浸かる事以外での楽しみは食事だ。 お湯に浸かったり、部屋でのんびりまったりを繰り返しているうち、そろそろ晩ごはんの時間だと思うと居ても立っても居られない。 食事処が開くのは17:30だが、お客さん達はもう5分以上前から入口で待っている。 この旅館の食事はバイキング形式で地元野菜や酪農製品や伝統調味料などを使ったお料理が特徴だ。 秋田は米どころのせいかご飯も白米、玄米、お粥、きりたんぽなどが揃っている。 私はバイキング戦術を持っている。 食事処がオープンすると同時にお客さん達は詰めかけて、バイキングの先頭料理で渋滞ができてしまう。 必ずしも全種類の料理を取るわけではなく、何を食べよ…