樋口一葉の小説。初出:明治28年1月〜29年1月「文学界」 古典的な名文章で書かれたこの作品は、優れた背景描写とともに、思春期の少年少女の心理を的確に、生き生きととらえている。日本文学史上の傑作のひとつ。
にごりえ・たけくらべ (新潮文庫)
たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)
リスト::アニメ作品//タイトル/た行 リスト::アニメ作品//セルアニメ 青春アニメ全集(第14回)
樋口一葉
1986年8月1日
mangahack.com 政とイチを更新しました🌸 本日のデイリーランキングにて4位 ウィークリーランキングにて5位を 頂いております。 あとわずかで30万view❗️ ここまで読んでくださった方に感謝です🥲 本当にいつもありがとうございます✨✨ 300万viewまでいけるように頑張ります🤣👍 パーフェクトテストドリルは難しい方だと思う。 本屋で買ったもの。 実は樋口一葉は息継ぎもできぬほどの流麗な文章に しんどさを感じて敬遠していた。 今日、集英社文庫にて 非常に読みやすく、わからない昔の言葉が下段に解説されている 文庫が税込400円ちょいだと発見し購入✨✨ わかりやすい❗️ 清方繋がりの…
Luna読書のすゝめ📚春ですね。 梅の花が散ってしまい、木蓮も落ちてしまったかと思えば、タンポポやオオイヌノフグリ、そして桜が見ごろになりました。 あっちにもこっちにも素敵な花たちがいっぱい。心うきうきする季節です。そんな暖かで穏やかな春の季節には、何か新しいことを始めたり、1つのことに集中して取り組んだりしやすいですよね。 私はこの春休み、ティータイムに本を読むことを楽しんでいます。 今までに読んだ本の中から、おすすめの本を紹介しますね。🍀 シロツメクサ 『若草物語』 アメリカのルイザ・メイ・オルコットさんの書いた私小説的な物語。 これを読んだ時から私の生活感覚は一変して、家族や家のことをそ…
台東区の三ノ輪駅近くに鎮座する「千束稲荷神社」にお邪魔しました! 前を通りかかると、とっても綺麗な紅白の梅が咲いていて、引き寄せられるようにふらりと参拝(*´▽`*) 今回は樋口一葉の『たけくらべ』ゆかりの神社として知られている「千束稲荷神社」についてご紹介します(^^)/
こんにちは! 今年に入ってからは、寒さと忙しさで、中々新しい記事が書けない状況です。 久しぶりの更新です。 昨日、津田梅子さんについてのドラマを視聴しました。 津田海子さんの事も、とても知りたくなりました。 それと同時に、今現在の5千円札の、樋口一葉さんについて、私が書いた過去記事を もう一度、アップしたいと思いました。 樋口一葉さんの代表作『たけくらべ 』の、自分なりの現代語訳です。 第一章 obachantoarts.hatenablog.jp 第二章 obachantoarts.hatenablog.jp 第三章 obachantoarts.hatenablog.jp 第四章 obach…
『たけくらべ(若い人の絵本)』樋口一葉/著, 岩崎ちひろ/画(童心社, 1971年) この記事を書いているときに知った絵本。 hitotobi.hatenadiary.jp いわさきちひろの挿画、やはりよかった。いろいろ本や絵で表現されているけど、一葉が今見たら一番気に入るのはこれじゃないかな。 欲を言えば、1971年初版の本なので、今の時代に合わせた解説文を添えて、改訂新版出してほしい。 毎晩少しずつ音読してみた。目で追っていただけではわからなかった細かなディテールが立ち上がるようになって驚いている。現代語訳もあるのだけど、あえてここは原文をたどってみる。 もともとは和歌の人だから、音で一番…
略歴 音の読書、意味の読書 ずっと気にしていて未だわからないのが一葉である。 略歴 樋口奈津一葉は明治5年3月15日東京府に生まる。*1 奈津、夏子、なつ、とも言うが、本名は奈津らしい。歌人としての雅号を夏子。新聞投稿には浅香のぬま子。春日野しか子。 いくら筆名とはいえ、浅香の、に、春日野、はあんまりだ。 八丁堀同心の子で明治になっても父則義は警視庁属官、長兄泉太郎は大蔵省勤務で、裕福ということはなかったろう。 明治19年、教育は中島歌子の萩の舎に学んだことが知られている。萩の舎は和歌と書の学校である。当時、上流階級の子女が多く、ある種のお嬢様教育の学舎であったらしい。 しかし明治20年、22…
台東区立一葉記念館で「たけくらべ」入門展を観た記録。 www.taitocity.net 鑑賞メモ(展示解説より) ・『たけくらべ』のはじまり「大門」「見返り柳」は、当時は誰もが知る吉原を象徴する語。 ・『たけくらべ』の世界は、単に地理的に隣接する場所というだけではなく、人々の職業、服装、言葉遣い、大人ぶった子どもたちの様子、年中行事など、他の地域と異なる、吉原界隈の独特の雰囲気を醸し出している。子どもたちの日常、それぞれが背負う宿命がある。 ・『たけくらべ』には未定稿が存在する。題名も『ひなどり』となっていた。伊勢物語の筒井筒からとった『たけくらべ』だったのはよいインスピレーションだったので…
こんにちは。 師走も中旬となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 先日、こちらの朗読を聞きましたので、記事に致します。 たけくらべ 作者:樋口 一葉 Audible Amazon 朗読で聞き、改めて原文の美しさを知る事ができました。 小野慶子さんの朗読が素晴らしいです。 この物語は、春夏秋冬の季節の描写も素晴らしいです。 そして、ラストが、おそらくですが、私は年の瀬だと思うのです。 そんな訳で、記事にさせて頂きました。 皆様、お忙しい事と思いますが、ご自愛ください。
皆様、こんにちは! 暑中お見舞い申し上げます 過去記事を失礼します。 私は、ここ2年ほどかけて、樋口一葉さんの「たけくらべ 」について、 こちらのブログで、自分なりの現代語訳、解釈をして来ました。 今年も夏になりました。 「たけくらべ 」の物語は、「夏」から始まる と思い、 そちらの部分の過去記事を、貼らせて頂きます。 第一章 obachantoarts.hatenablog.jp 第二章 obachantoarts.hatenablog.jp あと数年で、お札のデザインが変わりますね。 5千円札が、津田梅子さんに変わる前に、 樋口一葉さんの代表作「たけくらべ 」について その素晴らしさをお伝…
美登利と信如、時雨の中の無言劇。 美登利役の北島マヤが布をキリッと噛む ーー審査員たちが「うまい!」と唸る。 これは、わたしのバイブル『ガラスの仮面』の劇中演劇、「たけくらべ」の一場面だ。 『たけくらべ』は『ガラスの仮面』で知った。 ”一見平凡な主人公が圧倒的才能で周りの人間を唸らせる”系の物語が大好物なわたし、 小学生のときに読んだ『ガラスの仮面』がそのきっかけだったのかもしれない。 『ガラスの仮面』を通して『嵐が丘』や『若草物語』などを知ったのだが、『たけくらべ』もその一つ。冒頭のシーンが大好きである。 さて、この度、その『たけくらべ』原作を読んだ。 まず本屋さんで手に取ってみてびっくり、…
先日、たけくらべに夜桜を見に行きました。 早めに到着したので、夕方少し前~夜まで贅沢に桜を堪能できました。やはり、自然にふれるのはいいことだなとしみじみ感じました。明るい時間の桜も夜桜も好みはあるかと思いますが、どちらも雰囲気が違って素敵でした。 屋台も少し来ていたので、カステラを家族用に買い、団子も買い、すぐ食べました。すみの上で焼いてる感じで変わってて美味しかったです。花もだんごも楽しめて充実の1日でした。 今年は自然を楽しむ年にしようと季節によって県内で色んな所に行きたいなと思います、 コロナ渦で県外に行きづらいご時世。早く終息してほしいと願うばかり。
昨日の夜は小町通りにある「秋本」というお店。 夜の開店は18時半。 18時15分くらいに行ったらもう並んでいる。お店の前にある用紙に順番に名前を書いて。外の椅子に座って待っている。 開店時間になって1組呼ばれた。 が、その後さっぱり呼ばれない。 10分かそこら経ってやっと次。また呼ばれない。 また・・・その繰り返し。 私らは15番目くらいだったけれど。 1時間以上経ってやっと呼ばれた。 中は、四人掛けのテーブル席が四つくらいとお座敷に四人座れる座卓が六つかな。 私らが待っている間に来た人は名前を書いた人で終わりですと断られていた。 それにしたって、手際が悪いというか。そんなにメニューが沢山ある…
日曜美術館を見ていて、会期が迫っていることに気づく。大手町から皇居沿いを歩く。散歩日和の五月。没後50年の記念展、2018年に再発見された“築地明石町”を含む大規模回顧展。西の松園、東の清方。音声ガイドは尾上松也さん、とてもよかった。 清方芸術の柱は“生活”。細部に説明を尽くして表す。美人画で有名だが、美人画も季節を巡る暮らしがないとなりたたないとする。日常生活への愛、巷の風景、焼き芋、絵双紙屋、鰯売り・・・。明治後期の画壇では歴史画が本流の中、季節とともにする生活に美を見出す。 美人画でのまなざし。どこか宙を見つめる。何か見ているようで、何かを想っている。頭に浮かぶ、暮らしがつくってきた情感…
暑くもなく寒くもない、気持ちのいい五月晴れの一日。 昨日予約した「鏑木清方展」に行った。 東京メトロ東西線の竹橋駅で下車して歩いて数分ほど。お堀にかけられた橋を渡り、すぐのところだ。 1時半の予約だがすでに多くの人が入場を待っていた。展示会場はコロナ禍後に行った展示会のなかではいちばん混みあっている。コロナウィルスにより行われていた行動制限がようやくゆるんできた。手指の消毒、体温測定があり、マスクはもちろん着用する。 いくつかのテーマにわかれ展示されている。例えば第1章は「生活を描く」。第二章は「東京」、第三章は「物語を描く」・・・・・・・・。 第1章では清方が24歳の時描いた「雛市」が印象深…
会期 …2022年3月18日~5月8日 会場 …東京国立近代美術館 構成 第1章 生活をえがく 特集1 東京第2章 物語をえがく 特集2 歌舞伎第3章 小さくえがく kiyokata2022.jp 感想 …今回は昨年開催された「あやしい絵」展(国立近代美術館)に出品されていた鏑木清方の作品に惹かれて観に行きました。清方の作品は一般的なイメージにある日本画らしい日本画で、奇をてらわず、綺麗なものを素直に綺麗に描いているところが個人的に好みです。私は西洋美術の油彩画をよく見るので、それに比べると日本画は淡く繊細で、儚い印象を受けます。色彩に濁りがないのに原色のどぎつさはなく、透明感さえ感じます。ま…
ニューヨーク州の司法試験で不合格となった小室圭さんは、7月の試験に「3度目の正直」を期すこととなった。その一方で宮内庁は、この「3度目」やその後についてシミュレーションを本格的に始めたという。https://t.co/yQm5S79ODD#デイリー新潮 #小室圭さん #司法試験 #宮内庁— デイリー新潮 (@dailyshincho) 2022年5月1日 d1021.hatenadiary.jp#天皇家1864年5月2日、藤田小四郎らが蜂起し天狗党の乱が始まりました。当時問題となっていた横浜鎖港に幕府が踏み切らないことから挙兵したものでした。当初は幕府も横浜鎖港派の妨害によって手が出せませんで…
上代文学〜平安文学における女の表現の備忘録です。お好きな方だけに刺さるかもしれません。 ただのメモなので後日まとめるかもしれませんし、まとめないかもしれません。 以前書いた「竹取物語という型」のレポートはこの辺の知識も混ぜて書いています。 気になる方はそちらを読んだ方が楽しめると思います。ご理解頂けた方のみお読み下さい。 テーマ「女を盗む話」 古事記 ナムヂはスサノヲからの嫌がらせを受けながらも耐えてスセリビメを連れて逃走。 女を盗むことが王になる力の証明になっている。 伊勢物語 鬼の物語だが実際、伊勢物語は政治的に危険な話。 古事記と伊勢物語は共通して女を盗む話である。 女を盗むことを通して…
思っていたよりつまらなかった。大分お年を召してからの回想記のようで、であった かと思う、ばかりだし、自分で言うように無粋なので内容が少ない… 明治から大正へかけての話 風俗と云えば主として、服装、髪の形、履物等のことを、いうべきなのであろうが、 何分家に引き込みがちであったし、また外出しても古本を探すというようなことにのみ 気を取られていたので、いわゆる風俗の変遷などにはほとんど気がつかずにしまった。 それで今大体のところを思い出してみようとするのだが、どうも甚だ朧気で、十分 なことを書けないのはまことに残念である。 我々にでも第一番に気のつくのは、現代_大正になってから_では、洋装が殆ど一般…
さて、今月も奈落の新刊チェックです。4月も出るわ出るわ、気になる新刊が。ブログ開設以来早いものでこの新刊チェックも5か月目ですが、まあ飽きるまでは続けようかと思います。では今月もいってみましょう。 ピラネージ 作者:スザンナ・クラーク 東京創元社 Amazon 2004年に『ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル』がベストセラーとなったファンタジー作家の第二作。広大な館に13人の骸骨とともに住む主人公の物語らしい。訳者の原島文世はダイアナ・ウィン・ジョーンズなどファンタジーを多く手掛ける。 メキシカン・ゴシック 作者:シルヴィア モレノ=ガルシア 早川書房 Amazon こちらも館ものファン…
長池公園のライブに出会いました。 吉祥寺美術館(武蔵野市立)の「野田九浦」展。 子規に俳句を学び、漱石の小説の挿絵を描き、生涯にわたって「歴史人物画」をテーマにした人である。50年近くの年月を吉祥寺で過ごした。武蔵野市の美術館構想の端緒となった人である。 1879年生まれで1971年に91歳で昇天した野田九浦の生涯は、10代から60代まで常に戦争があった。日清戦争(1894-1895)、日露戦争(1904-1905)、日中戦争(1937-1945)、第二次世界大戦(1939-1945)。 舞鶴の九景は「九景ヶ浦」として知られた。それを父が号としてくれた。 1907年の第1回文展の最高位を獲得し…
東京国立近代美術館で開催の、明治から昭和まで生きた日本画家鏑木清方の展覧会です。 描かれる美人画は、女性だけでなくその背景までも精密に描写されています。とても柔らかな雰囲気を持つ絵です。特に「社頭春宵」は春の夜を丁寧に描き幻想的です。たけくらべを題材にした「たけくらべの美登利」が手にする水仙を見つめる美登利の表情と視線の物憂げな様子も印象的でした。 掛け軸などに描かれた日本画というと背景は最小限の絵が多いですが、清方の絵は背景がよく描かれており、その時の時代をとてもよく想像することができ、自分がその世界に入ってしまう気がします。 清方の絵を見ながら年配の人が「こういう時代だったんだな」と言って…
センゴク 宮下英樹(みやした ひでき) ・点数 96点 ・タイトル センゴク ・本の概要 時は戦国時代。美濃(みの)・斉藤家の家臣、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)=センゴクは、落城寸前の稲葉山城にいた。 敵は覇王・織田上総介信長(おだかずさのすけのぶなが)!! 強大な敵に茫然自失となるが、幼なじみ・侍女のお蝶との約束を守るために、織田軍団に囲まれた城から脱出を試みるセンゴク。 果たして生き残れることができるのか!? ・著者情報 宮下英樹(みやした ひでき) 1976年生まれ 出身地 石川県七尾市職業 漫画家 活動期間 2001年5月~ ジャンル 格闘技/歴史 受賞歴 第44回ちばて…
東京国立近代美術館で開催されている『没後50年・鏑木清方展』を見に行った。 私の中で、いちばん好きな画家の人と言ってもいいくらい、私は鏑木清方が好きだと思う。 鏑木清方は、日本画を描く画家で、美人画の巨匠?と言ってもいいくらいな人である。 その鏑木清方の展覧会が、東京国立近代美術館で開催されている。 民藝100年展を、東京国立近代美術館に見に行ったとき、民藝100年の次の展覧会が、鏑木清方の展覧会と知り、これはぜひ見に行かなければ!と強く思い続けて、3月、4月と時が流れ、ついに今日、東京国立近代美術館に行ってきた。 鏑木清方の展覧会は、3月18日から開催されていた。 すべて写真撮影禁止なので、…
小雨模様の中、国立近代美術館で開催されている鏑木清方展に行って来た。開催してすぐの3月24日に行って以来、二度目の訪問である。 東京国立近代美術館 「鏑木清方展」(3月24日) - トムジィの日常雑記 このときにも書いておいたが、展示作品の展示期間が細切れのため、すでに展示が終了しているもの、まもなく終了するもの、これから展示されるものなどが入り組んでいるため、出品リストをよく見ていないと見逃すものもでてくる。それもあって、今回は急だったが思い立って行くことにした。 今回の目玉というか観ておきたかった作品はこれ。 「讃春」(鏑木清方) 宮内庁三の丸尚蔵館 この作品の展示期間は4/12日から5/…
★桐澤ワークショップ『孤独の記録2022』 ファシリテーター:桐澤 参加者:稲垣、南出、丹澤、徹平さん、桐澤 【当日までの宿題】 「孤独」を感じた瞬間を記録する 1.日時 2.場所(可能ならば詳細に) 3.目に入る固有名詞、音、触れているものなど、(可能であれば詳細に、もしくは特に注目しているものをピックアップして) 4.◎どのように感じたのか ◎何かその瞬間に思い出したことでもいい。 ◎最悪1.2.3.のみでも良い 桐澤 今日は事前に、二週間の期間のなかで、日々感じた「孤独」について、各自まとめたものを送ってもらっています。プリントアウトしてきたので、まずはこれを黙読しましょう。 丹ちゃんは…