『わるいやつだと非難する人にも、私はやはり多大のよさを見出し、神のようだと人が称える人にも、私は多大の罪と汚れを見出す。私は線を引きことをためらう。二者の間に、神は線を引かない。 ワーキーン・ミラー』 世の中、ワルい奴らが、結構いますよね。 「正体不明の主犯」という事件が頻発しています。 匿名性のように見えるインターネットの世界でも、かなりの追跡技術があるようです。 その様な話を聞くと、カギに似ているように感じます。カギは、絶対開かないモノではなく、時間をかければ、ほとんどのカギは開けられます。また、破壊するという奥の手もあります。 東日本大震災の時に、多くの金庫が津波にさらわれましたが、クレ…

以前だったら絶対観ない気持ち悪い映画なのですが野村監督シリーズで鑑賞しました。 のつもりだったのですが昭和の見本を描いたような映画として見ごたえありました。 情念と呼ぶのか不気味な男女の愛憎劇が今観ると不思議な感情に思えてなりません。男女のこうした情交は今存在するのでしょうか。 ネタバレしますのでご注意を。 若い頃はこういうおぞましい男女の情交話が気持ち悪くて観ることができませんでした。今でも好きなわけじゃないのですがむしろ今は無くなってしまったように思えて絶滅した何かを見るような気持ちで鑑賞しました。 事あるごとに煙草を咥えライターで火をつけ煙を吸い込む。 男は女と見れば尻や乳房を触りSEX…

これは、「松本清張」の作品ではありません。アウトローの世界を扱ったフィクションですが、混迷の最中にある現代社会にあてはめて観ると、ある意味、スッキリする部分もあります。

社会の出来事とその根底に流れるコトの本質に、人間の欲望という観点から、これほど鋭く切り込めるのは「松本清張」をおいて他にない。

チリの赤ワイン「エミスフェリオ・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴァ（HEMISFERIO CABERNET SAUVIGNON RESERVA）2022」 スペインのトーレスがチリで手がけるワイン。 チリの銘醸地セントラル・ヴァレーで栽培したカベルネ・ソーヴィニヨン100%。 「エミスフェリオ」とは「半球」を意味し、南半球に位置するチリのワインであることを表しているのだとか。 ワインの友で観たのは、民放のBSで放送していた日本映画「疑惑」。 1982年の作品。 監督・野村芳太郎、出演・桃井かおり、岩下志麻、柄本明、鹿賀丈史、仲谷昇、新田昌玄、小林稔侍、内藤武敏、松村達雄、丹波哲郎、小沢栄太郎…

www.shochiku-tokyu.co.jp松本清張の原作を『ゼロの焦点』(1961)、『砂の器』(1974)などの野村芳太郎監督による作品。 父親の個人病院を継いだ戸谷信一がプレイボーイの気質から、看護師長のトヨをはじめ複数の女性と関係を持つ姿が描かれます。 プレイボーイの病院長が起こす物語が見どころ。男女関係が起こす愛憎渦巻くスキャンダラスな内容を原作の雰囲気を残しつつ映像化しています。 主演は片岡仁左衛門。それを取り巻く松坂慶子、梶芽衣子ら女優陣の活躍にも注目です。放送情報わるいやつら BS260 ＢＳ松竹東急 2024/10/2(水) 20:00-22:30＜過去の放送＞ 2024…

www.shochiku-tokyu.co.jp松本清張の同名小説を『砂の器』(1974)、『わるいやつら』(1980)などの野村芳太郎が監督した作品。 車の転落事故により夫を亡くした白河球磨子が、保険金を手にしたことから警察に容疑を掛けられ、国選弁護人の佐原律子と対立しながらも裁判に挑むことになる様子が描かれます。 1974年に大分県別府市で実際に起きた保険金殺人事件をモデルにした原作を映像化。事件の発生から保険金を巡る容疑、法廷弁護と、サスペンス展開が繰り広げられます。 容疑者役を桃井かおりが、国選弁護人役を岩下志麻が演じ、演技力を発揮しています。放送情報疑惑 BS260 ＢＳ松竹東急 2…

来週、BSで邦画『わるいやつら』をやるんですよ。

皇室とともに 忘れていたので追加します。 公務員の中で教員だけが残業代を認められていない（個人的な見解、昔、日教組は全盛をほこり悪い教育を実施していた。政治が、バツとして残業代を認めなかったのだと思っている）。県教は、職業差別だと大きな声を挙げて一日も早く夜8時までの残業代を認めさせる。これにより、5～6万円プラスアルファが付くようになる。これだけで、多くの教員は、やる気が出るという。このやる気が大切です。教育基本法に基づき教育を行う事を理解出来た者に教員免許を交付するとなっている。この教育を教員に徹底的に行う事です。これにより、自主自立できた教員の養成が期待できる。勿論、過去の不払いを要求し…

（2024/8/25） 『高橋洋一のファクトチェック 2023年版』 高橋洋一 ワック 2023/4/22 ・「経済政策も安全保障も、私は常にデータと根拠に基づいた国際標準の政策を採用すべきだと言って来ました。そんな単純なことがわからない輩が、政治家にも学者にも、そしてマスコミにも何と多いことか。彼らの間違いを徹底的に指摘していきたいと思います」 ＜「はじめ」に替えて＞ ＜高市さんが言った通り捏造だったでしょ！＞ ――小西文書とは一体なんでしょうか。 ・第一面に「厳重取扱注意」と書いてありますが、普通は「取扱厳重注意」です。「あれ、どうしてなのかな」と正直に思いました。後から取ってつけて書いた…

通勤時間が長くなり大変な毎日だけど、唯一よかったのは読書する習慣がついたこと。 半沢シリーズや松本清張の「わるいやつら」「黒革の手帖」から始まり、東野圭吾さんのガリレオシリーズを全て読み、次に読んだのが「手紙」だった。 やはり僕も歳をとって涙もろくなり、映画や歌で泣くことが多くなってきたのだけど、本で泣いたのは初めて。しかも電車の中で。完全にやばいおっさんですが、加害者がご遺族に宛てた最初と最後の手紙に感じる悔恨の念に涙してしまいました。 色々考えさせられた。読めてよかった。 少し時がたったらもう一度読みたい。 もう一つ。 息子が手足口病で発熱したときに、お医者さんから何時頃に熱が出たか聞かれ…

アルバム「17」が発売となった。復活前は「8」が最後だったので、とっくに復活後のほうが作品数が多くなっている。それでいて、最新作が最高傑作ではないかと思わせる作品を作り続けているのはさすがとしか言いようがない。 私はちょうど復活作の「9」「10」のタイミングでファンになったのだが、この新作発売のタイミングで一度、この間の作品を振り返ってみたい。ひとまずナンバリングタイトルだけ。 ■「9」 9-踏-編 アーティスト:cali gari ビクターエンタテインメント Amazon ナンバリングの中でも特殊で、シングルとしてリリースされた。これは再結成にあたり継続的な活動を見込んでいなかったこともある…

紀北ってどこのことをさすの？紀北町のこと？ いまWIKIPEDIAみてきたが複雑すぎてまとめらんない ともあれ 和歌山にも紀北があり三重にも紀北があるんだってさ＾＝～＝ 複雑でしょ さて今日は尾鷲の中でも九鬼にいってきたのだが そこにいくまでの特急南紀が 結局自由席車両1両しかないので 途中から立ち客わいわいになるという 北海道JRインバウンド現象をおこしていた （特急南紀も半分くらいインバウンドだったかもよ） 行きは尾鷲でおりて そこから九鬼まで鈍行のりかえの70分くらいヒマなのであるきまわる あつい 静かなまちである まあ 駅北にイオンがあってそこには人がたくさんいて ファッションパークナ…

 ☆☆☆☆香港映画好きとしては当然聞いたことがある作品。『男たちの晩夏』の系統だろうなというのは分かるのだが、映画から遠ざかっていた時期でもあり、見ていなかった作品。 当時の香港二大スターでもあるトニー・レオンとアンディ・ラウの共演。 あらすじからは、主人公は警察だが、マフィアの組織に潜入捜査している刑事との関係性を描くノワール。つまりは『虎狼の血』シリーズみたいな作品だろうと思っていたのだが、ちょっと違った。 本作最大の特徴は、マフィアのほうも、警察学校から入学させて、警察の情報をスパイさせている、という映し鏡というか、相交錯する設定だ。 でもこれ、設定としては面白いし、実際本作も誰が相…

４月１５日 朝、晴れ、７度。好晴続く。鶯声綿蛮たり。 換毛期のアモ子を毟った綿毛、小鳥の持ち去ること例年の如し。けだし巣作りに使うなり。イッちゃん、荷造りして出立。アモ子つまらなそうな顔で見送りたり。家の中、静まり返る。 興に乗ってブログを開設す。４月１日からの日記を一日ずつ公開する予定なり。昨日購いたる鯉のアラで味噌汁を作る。 静かやな鯉のあら煮を突付く音 日中気温２０度。山猫柳咲きたり。鼻汁くしゃみ多し。 晡下、薄雲の彼方に日は黄昏れる。山上の西陽、冬頃とはだいぶその位置異なれり。晩食後、見るべき映画もなければ荷風日記を読む。 イッちゃん二泊したれども、スーツケース抱きかかえて坂道登りしこ…

反緊縮は大事重要ですが、今やそれが軍拡に結びつきそうな局面、安易に乗らない注意深さが必要です。ただし私は支持者より議員の「一部の」方のうかつさが心配です。(新選組支持と思われる高橋明彦氏のXより) - kojitakenの日記 基本的に古谷氏*1を評価していない。古谷氏の名前でブログ内検索をかけていただければ、氏に対する私の評価がきわめてネガティブであることがよくわかると思う。 上記をもじれば 基本的にkojitakenを「人間として」評価していない。kojitakenの名前でブログ内検索をかければ、彼に対する私の評価がきわめてネガティブであることがよくわかると思う。 というのが俺のkojit…