アカデミー賞の中の一つで、最も優れていると考えられた外国語映画に与えられる賞のこと。
外国語映画の表彰は、1947年から1949年にかけては「特別賞」、1950年から1955年にかけては「名誉賞」として行われ、1956年から現在の「外国語映画賞」となった。よく「外国映画賞」と間違われるが、「外国語映画賞」である。
どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。 昨日までの4回に渡って、「熊本地震シリーズ」をお話ししてきましたが、今年の「熊本地震シリーズ」はとりあえず昨日の(その4)で締めることにしました。 ということで、今日のブログでは久しぶりに最近読んだ本のことをお話ししますね。 今日ご紹介するのは、村上春樹著「女のいない男たち(文春文庫)」です。 「うん?どこかで聞いたことあるぞ?」 と思われた方も多いかと思います。 そうです。 監督・濱口竜介、主演・西島秀俊による映画「ドライブ・マイ・カー」の原作となった短編小説が入った一冊です。 映画「ドラ…
こんにちは。ロードムービーが意外と嫌いじゃないさじゃんです。皆さん、ウィル・スミスに今年の話題をさらわれてしまった今年のアカデミー賞ですが五十年ぶりの快挙なったドライブ・マイ・カーの受賞。まだ、見れてなかったのですがアマゾンプライムビデオで有料レンタルしてみた感想を今日はお届け出来たらと思います。 ノマドランドにも通ずるロードムービー 主人公の家福は俳優であり、妻の脚本家の音と仲良く暮らして居ましたが、娘の死をきっかけに大きく変わった夫婦関係をどこかで押し殺して生きている中年男性です。前半部分はやや違和感のある夫婦生活をただただ見せられます。いかにも東京のクリエイティブな夫婦としてのイメージが…
アカデミー国際長編映画賞に日本映画の「ドライブ・マイ・カ-」(濱口竜介監督)が選出された。 以前は「アカデミー外国語映画賞」と呼ばれていた。 つまり、英語圏以外の世界中の映画から選ばれる。 日本作品では、2008年の『おくりびと』(滝田洋二郎監督)が受賞している。 1975年には日本人監督である黒澤明監督の『デルス・ウザーラ』が受賞しているが、本作はソビエト連邦作品である。 長きにわたるアカデミー賞の歴史の中で、アカデミー外国語映画賞を獲得した、ぼく自身が忘れられない映画を3作品紹介させていただく。 あらすじについては、正確さを期すため、一部映画資料から抜粋しているものもあるが、ご了解願いたい…
イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニ監督が、本日1月20日、生誕101年を迎えます。 今回は、1950年代から1980年代にかけて名作を生み出したフェリー二映画監督と、筆者の愛する彼のモノクロ映画2作品について綴りたいと思います。 目次 フェデリコ・フェリーニ 道 La Strada 甘い生活 La Dolce Vita 最後に フェデリコ・フェリーニ 「道」「カビリアの夜」「8 1/2」「フェリーニのアマルコルド」の4作品でアカデミー外国語映画賞を、加えてアカデミー名誉賞を受賞したフェリーニは、1993年に73歳で逝去後、国葬されました。長身で恰幅の良い体格からは想像できない早口の高い…
40年前に観た作品 『ブリキの太鼓』(1979年)を映画館で観たのは1982年5月17日(高2)。リバイバル上映でした。もう40年前のことになります。 1979年度アカデミー外国語映画賞を受賞したと知って興味を持ったのですが、いろんな意味で衝撃を受けました。この作品の評価は大きく分かれ、性的、差別的で醜悪等の批判もあった上、児童ポルノに当たるとして、上映やビデオテープの所持が禁止された国もありました。その後、汚名は返上されますが、絶賛する人がいる一方、今なお批判も多い作品です。当時はそんなことを知らずに観ましたが、これから観る人はその辺の前知識は持っていた方が良いように思います。 それでも常に…
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は225本目。タイトルは、ペドロ・アルモドバル監督による2000年公開作品「オール・アバウト・マイ・マザー」。特典映像としては、「インタビュー&メイキング」「対談:ペドロ・アルモドバル」「撮影風景」「スペイン語版TVスポット」「日本版劇場予告編」で計36分が収録されている。「対談:ペドロ・アルモドバル」では、ペドロ・アルモドバル監督が「今回の作品は、(当て書きではなく)誰がどの役を演じるかを考えずに脚本を仕上げた。脚本を仕上げる段階で大切なのは、キャストが決まったら1度リハーサルすることだ。そこで彼らの個性を確認し役に盛り…
我が家からほど近い映画館「下高井戸シネマ」にて、イタリアの名匠パオロ・ソレンティーノ監督Paolo Sorrentinoの最新作『Hand of God -神の手が触れた日-』(英題:The Hand of God、イタリア語原題:È stata la mano di Dio)を観た。 米国アカデミー外国語映画賞を受賞した『グレート・ビューティー/追憶のローマ』"La Grande Bellezza"を観て深く感銘を受けて以来、それ以前の作品も含めソレンティーノ作品は欠かさず観てきた私だ。前作『LORO 欲望のイタリア』の時は試写会を観るという僥倖を得たのだが、それについては2019年10月3…
4月になり、第二の人生も2年目に入りました。前の仕事辞めてもう2年が経ちました。真っ当な人生から逃げ出してはや2年。 仕事そろそろ飽きてきた感もあり、田舎に隠居して独り暮らしを満喫し、その後孤独死したいなぁ、等と思わなくも無い。(^_^;) もう歳ですから。。 加齢を強く感じるのは体の不調です。
4/4 三回目モデルナ社ワクチン摂取。前回のワクチンは微熱程度で全然動けたけど今回は完全にダウン。丸一日なにもできずずーっとベッドに横たわっていた。かといって眠いわけじゃないから映画を垂れ流していたが集中できず15分くらいで中断しては別の作品を再生するを繰り返す。結局、くだらないYouTubeを聞き流すことが一番いいことに気が付く。映画はちゃんと集中してみたいのだ。 4/5 熱は完全に下がったがやることが見つからず午前中はひたすらダラダラする。お昼前くらいから掃除や洗濯をし、午後イチでNetflixで「The Hand of God」を観る。イタリア人監督のパオロ・ソレンティーノの新作で今年の…
笑いあり、涙ありの名作「ニューシネマパラダイス】 今回は筆者の描いたイラストでこの映画をご紹介します。 公開直後に、東京シネスイッチ銀座で大ヒットしてロングラン上映記録を持つ名画です。すでにご覧になった方は多数だと思います。その方々、筆者の拙いイラストでその時の感動を思い出してください。まだ観ていない方、ぜひご覧ください。感動しますよ。 1989年製作のイタリア・フランス合作映画です。 監督はジュゼッペ・トルナトーレ(どっちだ?) 1990年アカデミー外国語映画賞 1989年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ 二つの大賞を受賞しています。 物語はシシリア島の小さな村の映画館を舞台に、映写技師のア…
大災害の中で家族を守り、危機に立ち向かう人々の姿を描き、ノルウェーで大ヒットを記録したディザスターパニック。第88回アカデミー外国語映画賞のノルウェー代表作品にも選出された。ノルウェーのガイランゲルフィヨルドは、世界遺産にも登録される自然豊かな景勝地だが、過去には山崩れの災害が起きたこともあり、危険な一面も持ち合わせていた。地質学者のクリスチャンは長年、同地で研究に励んできたが、家族のことを考え、大手石油会社のオファーを受けて家族と共に都市部へ引っ越すことにする。しかし、引越しの前日、クリスチャンは大規模な岩盤崩落の前兆を察知する。 (映画.comより引用) 概要は上記のとおりです。 期待しな…
「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロックが主演したNetflixオリジナルのSFサバイバルサスペンス。未曾有の異変に襲われ、人類の滅亡も迫る極限状態の中で、幼い命を守ろうとする主人公の決死の姿を描く。思いがけず子どもを身ごもったマロリーは、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面する。謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、決して「それ」を見ないということだけ。幼い命を守るため、マロリーは目隠しをして逃避行に出る。監督は「未来を生きる君たちへ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したデンマークの女性監督スサンネ・ビア。脚本は「メッセージ」のエリック・ハイセラー…
#今日は何の日 2/22 1632 ガリレオ・ガリレイが地動説の解説書『天文対話』を刊行。 1819 「アダムズ=オニス条約」締結。アメリカがスペインに補償金500万ドルを支払いフロリダの領土権を獲得。 1848 パリで政治集会「選挙改革宴会」の禁止に労働者・学生らが反撥してデモ。フランス二月革命が始る。 1855 江戸幕府が、松前藩居城周辺を除く全蝦夷地を幕府直轄領とする。 1875 板垣退助が大阪で自由民権運動の政治団体「愛国社」を創設。 1875 民事裁判の傍聴を許可。 1877 西南戦争で西郷軍が熊本城を包囲。 1905 日本海の竹島が島根県に編入される。 1907 前年結成の日本社会…
皆さん、こんにちは。 私、お酒が好きなのですが、最近、熱燗が好きです。温かみと共にふわっとした香りがいいのです。自然につまみは和食系になり、お箸が進むのです。 2022.01 今日の映画|トータル・リコール 2022.01 今日の映画|トータル・リコール 作品概要 おすすめ あらすじ 監督紹介 あわせて観たい 「ロボコップ」 和食器のお店「13-Tableware」〜手作りの和食器のよさ、青色の魅力「楢岡焼き」 トータル・リコール [Blu-ray] アーノルド・シュワルツェネッガー(屋良有作・玄田哲章) Amazon お薦め;★★★★★ リピート鑑賞;★★★★★ 作品概要 ジャンル;SF 監…
一条真也です。新型コロナウイルス感染拡大の「第6波」が猛威を奮い、ますます人と人とが会う機会が減っています。そんな今、あえてこのブックレットを紹介したいと思います。わたしは、これまで多くのブックレットを刊行してきましたが、一条真也ではなく、本名の佐久間庸和として出しています。いつの間にか44冊になっていました。それらの一覧は現在、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」の中にある「佐久間庸和著書」で見ることができます。整理の意味をかねて、これまでのブックレットを振り返っていきたいと思います。 『隣人祭りのススメ』(2009年9月刊行) 今回は、『隣人祭りのススメ』をご紹介します。200…
スウェーデン経済の強みに学ぶ - 高世仁の「諸悪莫作」日記 基本的に俺は高世については「悪口しか書かないつもり」「高世など絶対に褒めたくない」ので、「高世への悪口」が思いつかなかった入管長期収容 国提訴へ - 高世仁の「諸悪莫作」日記、インド北東部への旅『いのち綾なす』 - 高世仁の「諸悪莫作」日記、スウェーデン経済の強みに学ぶ2 - 高世仁の「諸悪莫作」日記についてはコメントしません。 きのう髪をカットしにいった。美容師と雑談しているうち、彼がとんでもないことを言い出した。 「知ってます?。佐藤栄作*1からこれまでの歴代首相で、小渕さん以外はみんな『帰化人』だってこと。安倍さんの本名は李です…