The Equalizer
昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。眠ることができない彼は深夜、近所のカフェで読書をするのを日課としていた。ある夜、そこで娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢う。そして本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する。それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアがマッコールを追い詰めて行くが……
(公式サイトより)
往年のTVシリーズ『ザ・シークレット・ハンター』の映画化。
equalizer
帯域別に音量を増幅、減衰させるエフェクトをかける装置のこと。
語源は英語の「Equal(イコール)」からで、その名の通り「等しくさせる(音の帯域ごとのバランスを調整する)」ことが目的。そのため、EQ は本来「増幅」という概念はあまり持っていなかった(出過ぎた部分を「削る」ことがメインだった為)。
しかし最近では、「増幅」又は「減衰」という機能を積極的に音色を加工する目的で使う事が多くなっていて、「加工」を目的とした機能だと誤解されているケースもよく見られる。それだけではなく、「調整」の為に「増幅」を使う事も見られるが、これは本来の EQ の理念からは外れた行為である。
増幅のしすぎは音の埋もれる原因。「特定の帯域を持ち上げた音」と「帯域を残した音」は全く響きが違うということを、しっかり認識して目的別に使い分ける事が必要である。