Aldous Leonard Huxley イギリスの作家。後にアメリカに移住。 1894年7月26日、生まれ。1963年11月22日、死去。 ディストピア小説「素晴らしい新世界」で知られる。 彼は著名な科学者を多数輩出したハクスリー家の一員であった。祖父のトーマス・ハクスリーはダーウィンの進化論を支持した有名な生物学者、父は文人、兄のジュリアン・ハクスリーもまた進化論で有名な生物学者で評論家。
2025年5月28日-6月3日 ・伊舎堂仁『トントングラム』 ・吉本隆明『定本 言語にとって美とはなにか』Ⅰ ・オルダス・ハクスリー(黒原敏行訳)『すばらしい新世界』 ・中澤系『中澤系歌集:uta0001.txt 新刻版』 以下コメント・ネタバレあり
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、ディストピア文学の金字塔、オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』を紹介したいと思います。この作品は、1932年に発表されたにもかかわらず、今読んでも衝撃的な未来社会を描いており、まるで現代社会の預言書のような一冊です。 すばらしい?それとも恐ろしい?『すばらしい新世界』は、遺伝子操作と科学技術によって管理された完璧な社会を描いた作品です。そこでは、人々はカーストごとに人工的に生み出され、幼少期から条件付けによって「幸福」を感じるように教育されます。争いも苦しみもなく、娯楽と快楽に満ちた世界……まるで楽園のように思えますが、本当に「すばらしい…
真に革命的な革命は、外の世界ではなく、人間の魂と肉体の内側で起こる。革命の時代に生きたサド侯爵は、ごく自然に同時代の革命理論を使って、自身の特異な狂気を正当化した。 オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』 私たちは自分の外の世界を一変させれば全ての問題は解決し、自分は幸福になると思ってしまうのだけれど、外の世界でどんなに革命的なことが起こったとしてもそれは一時的な非日常にしか過ぎず、いずれはその変化に慣れ、再び苦しみが沸き起こってくることになる。 サド侯爵というのはサディズムの由来となった人なのだけれど、詳細はわからないが、同公爵は自分の中に特異な狂気があり、その狂気をもってしていわゆる背徳…
バーナードは成功に心地よく酔い(良質の陶酔作用を持つ物質を摂取したときと同じだ)、これまで強い不満を抱いていた世界と完全に和解した。こちらを重要人物と認識してくれる限り、この世界の秩序もいいものだった。もっとも成功によって和解したとはいえ、秩序を批判する権利は手放したくない。なぜなら批判という行為によって、自尊感情が強まり、自分をより大きな存在だと感じることができるからだ。 今は最初の野蛮人がいるので、みんなはバーナードに愛想がよかった。そして愛想よくされるおかげで、バーナードは自分を巨人のように感じ、しかも高揚感で空気より軽くなった気分を味わった。 成功の陶酔は雲散霧消し、醒めたあとに古い自…
下層階級と接するときにはいつも自分の身体の欠点を意識させられてしまう。”僕は僕だ。でもそうでなかったらどんなにいいだろう”。この異常に過剰な自意識が苦しくてたまらない。デルタの顔を見るときに、自分の視線が下ではなくまっすぐ前を向いているのを意識するたびに屈辱を覚える。こいつは上の階級の人間に対する敬意を持って僕を見ているだろうか。そんな疑問がいつもつきまとう。当然だ。ガンマもデルタもエプシロンも、ある程度まで体格と社会的優劣を結びつけて考えるように条件づけされているからだ。というより、睡眠教育のおかげで身体の大きさに関する漠とした偏見はすべての階級にあまねく浸透している。 オルダス・ハクスリー…
昨日の記事に引き続き、全体主義について、Eden Mediaさんの動画を掲載させていただきます。 youtu.be Runners-81☆戦争しない国 ワクチンを強制しない国日本 (@sunlight9501) さんのツイッターも掲載させていただきます。 ☆これがアメリカ人の本音です。☆究極の人種差別(人間家畜論) pic.twitter.com/uJS1bXix28 — Runners-81☆戦争しない国 ワクチンを強制しない国日本 (@sunlight9501) August 7, 2016 この世の中の真実を知って、怒りをぶつけるのではなく、冷静に理解し、賢く生きてゆきたいですね。
Zoom読書会 2021.09.18【テキスト】『すばらしい新世界〔新訳版〕』 オルダス・ハクスリー、大森望訳 (ハヤカワepi文庫) 【参加者】7名 <推薦者の理由(参加者G)>単純に「好き」だから推薦した。ディストピアを描いた作品は、世界について考えさせてくれる。また、暗示や教育について、皆さんの意見が聞きたかったというのも理由。 <参加者A>◆名前だけは聞いたことはあったが読む切っ掛けがなかったので、紹介していただいてよかった。◆なかなか興味深く面白かった。1932年に発表された作品だが、私が高校時代に読んでいたSFのようであり、また、その頃のSFと比べても遜色がない。今の時代でも読める…
<文字落語 まいど バカバカしいお話を一席 お伺いしておきますが> ってわけでございましてね、今回はオスのセミの話でご機嫌を伺っておりますです。 いえ、決してオリンピックの話ではございませんで、セミの話です。オスのね、セミ。オスゼミ。名前をオルフェって言いましてね、ちょっと外国の名前っぽいんですが、普通に日本のセミです。 このオルフェは結婚しておりまして、はい、ちゃんとメスのセミと結ばれておるんです。 このメスゼミっていうのがですね、ウリディスって言いましてね、なかなか、みんなの憧れってやつでして、競争倍率高かったんですよ。厳正な予選大会から勝ち残ってまいりまして、選ばれませんと候補になれませ…
評価 ☆☆☆☆☆(最高評価は☆5つ) ※以下は本作のネタバレを含むので、注意してください。
人間というものは、 歴史の教訓から多くを学ばない。 それが歴史の最大の教訓だろう。 byオルダス・ハクスリー(作家) 作家であるオルダス・ハクスリー氏の名言です。 歴史から学べることは多いです。 しかし、歴史が好きでいろいろ本を読んだり、勉強してますと、歴史は本当に同じことの繰り返しだと気付くはずです。 私が好きな日本の歴史で言えば、戦国時代、各地の守護大名は形骸化し、その下についている武将が名を馳せ、下克上を起こして、大国を治め、各国との戦に発展していきます。 この時代ばかり読んでいますと、守護大名の心許ない感じがひしひしと伝わってきますよね。 そして室町幕府の将軍、戦国時代でよく登場するの…