インド北部のパンジャブ州。ここは昔から、農地を売ってでも子供をカナダへ送り出すことが「一家の成功」とされる地域でした。現地の言葉でカナダを訛って**「カネダ(Kaneda)」**と呼ぶほど、そこは約束の地だったのです。 しかし、2025年の今、その「カネダ・ドリーム」は急速に色あせています。 これまで北米や英国に向かっていたインドの優秀な若者たちが、進路を急旋回させ、ドイツや日本といった「非英語圏」を選び始めているのです。 なぜ、長年の夢だった欧米ブランドを捨ててまで、彼らは日本に目を向け始めたのでしょうか? 1. 崩壊した「欧米への片道切符」 最大の要因は、カナダやイギリスで起きた**「政治…