♯ 月耀(げつよう)は晴雪(せいせつ)の如く 梅花は照星(しょうせい)の似(ごと)し 憐れぶべし金鏡の転(めぐ)りて 庭上に玉房の馨れることを (月耀如晴雪 梅花似照星 可憐金鏡転 庭上玉房馨) (月夜に梅華を見る『菅家文草』管原道真) ある大学の研究室の昼さがり・・・ 国文学者のF先生と英文学者のK先生とが話している・・・ F「あわれぶべし きんけいの めぐりて ていじょうにぎょくぼうの かおれることを・・・ってね」 K「へぇぇ~~みちざねの若いころの・・漢詩ですか・・・?」 F「そう・・みちざねの頃は・・ 教養として漢文ができないと仕事にならないでしょ・・・ 彼も小さいころから漢詩の勉強を…