本日は、旧約聖書の「士師記(ししき)」という箇所から信仰の学びをしていきたいと思います。その中でも有名な、ギデオンという人物について取り上げます。 「士師」という言葉は、聖書以外ではあまり耳にしないかもしれません。英語では「ジャッジ(Judge)」と訳されており、「裁きを行うリーダー」を意味します。「裁き」というと裁判官のような役割を想像するかもしれませんが、それだけではありません。長老のような霊的指導者であり、何よりも異邦の民の圧迫からイスラエルを解放する「軍事的指導者」としての側面が強く描かれています。 士師記には12人の士師が登場します。そのうち記述の詳しい6人を「大士師」、記述の少ない…