マルコ・バサイーティ 「ゼベダイの息子たちの召命」 「見よ、兄弟たちが一つになって共に住むことは、何という幸せ、何という楽しさであろう。」と、詩篇133篇の都のぼりの歌に歌われている。ここでイスラエルの人々は聖都エルサレムにある神殿にのぼって、愛する同胞たちと交わりを持ち、共に主に礼拝を捧げることをまことに恵みであり、幸せなこととして感謝しているのである。同様に私たちもまた、毎週の聖日ごとに教会に集まり、交わりを持ち、一つになって礼拝をささげることを心から喜び、感謝する者である。 しかし、私たちがこの交わりの中に生かされる時、一つの危険あるいは誘惑と隣り合わせにあることにも、私たちは気づいてい…