増田こうすけの漫画。
月刊少年ジャンプ(集英社)2000年1月号から連載開始され、同誌の休刊後はジャンプスクエアで現在も連載中。
古今東西のネタを盛り込んだギャグ漫画。
「聖徳太子と小野妹子」「松尾芭蕉と曽良」など、歴史上の人物をネタにすることもしばしば。
基本的に歴史上の人物は実名で登場するが、千利休のみ「万利休(まんのりきゅう)」という名前で登場している。
ちなみに著者の増田こうすけも、第6巻のおまけマンガに登場する。
コミックスには毎回内容とは無関係のタイトルがつけられている。
「ロサンゼルスのあばれ馬の巻」「よろしく!もつ鍋先生」など。
また、各話ごとに「ギャグマンガ日和」の文字が筆字で書かれている。
たまに筆を口でくわえたり、指に墨をつけ書くこともある。
単行本の特徴
- 表紙にそのコミックスの各話に登場する人や物などが詰め込まれて書かれている。
- 背表紙には割とメジャーな人物が書かれている。
- 裏表紙は8巻のみワンコ星出身で物知りだけどノミだらけなモッサリが描かれている。他の巻は特に無し。
- カバーを外した時の表紙には、1コママンガが描かれている。
- カバーを外したときの背表紙には、その巻に登場するわりとマイナーな人物が描かれている。
- 2話以降は、天才ピアニスト銀河進、暗黒王ジョン、暗黒仮面トム、暗黒忍者ケントなどが登場する「前巻までのあらすじ」が書かれている。
など。
シリーズ化されている話(前・後篇など、2話連続で掲載されたものは除く)
- 「聖徳太子と小野妹子」
- ジャージで隋へ、南船北馬(槍が刺さる)、煬帝怒る(正体タコタコ星人)、法隆寺建設(いいかげんなオチ)、聖徳1週間(さきっぽだけ見せる)、力みすぎでキャラ変わる、十七条の憲法、飛鳥一武道会、子守唄、黒駒と調子丸
- 「松尾芭蕉と曽良」
- 芭蕉スランプ、いい句を思いつくが紙がない、メカ松尾1・2・3号、奥の細道エピソード1、芭蕉忍者説、尾花沢でスランプ、最上川、トレジャーハンター松尾、毒キノコを食らう、ブーメランが刺さる、怪談奥の細道
- 「不人気アイドル牛山サキ」
- 寒サイン会(ブルルさんと対決)、ポジティヴアイドル(連帯保証人)、実家に帰る(肉屋がつぶれ弁当屋)
- 「豆岡高校の部活」
- ツタンカーメン部(辞めるときはクリーニングに)、黒登山部(入部しないと溶けて死ぬ)、半開き部(やつはしを半開く)、おばけ屋敷部(コンニャク部)
- 「スポーツ入門シリーズ」
- モッヂボール(五郎ははずまない)、AJリーグ(1チームだけ)、お花見(主審をつつく)
- 「ロボット研究所」
- 穴郎君(背中にスイッチがあり、カツラがずれている)、マン郎君(ハムスターをさらう)、ラヴ江(右目が録音ボタン)、つけ郎君(本真珠のネックレスを買う)、サツ郎君(バッテリー切れそう)、グラ郎君(かたむいている)
- 「商品開発会議」
- シール、ゲーム(ちくわ屋)、シール2、電池、雛人形、おもちゃ
- 「名探偵!うさみちゃん」
- 猛獣シャツ、おにぎりの具シャツ、福耳シャツ、古希シャツ
- 「アンラッキー○○」
- アンラッキーエンジェル(みな落ちる)、アンラッキーフレンズ(みな落ちる)、アンラッキードライブ(みな落ちる)、アンラッキーマラソン(みな落とす)
- 「バッド○○」
- バッドニュース(清水寺)、バッドニュース2(ノリさん)
- 「月刊チェヨンスおよび月刊チェホンマンの漫画家と編集担当者とのやりとり」
- ソードマスターヤマト(まそっぷ)、決めろ!キラメキシュート(同じ顔)
- 「幽霊怖い陰陽師」
- 「○○博士と○○君」
- れきしハカセとタイムマシンに(蘇我入鹿に会いに行く)、マンガを描こう(ギャンブル依存)
など。
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