"Queer"と書く。 元は蔑称で、日本語の「オカマ」や「変態」に相当する言葉。1990年代に入り、アメリカのゲイやレズビアンを中心に、セクシュアル・マイノリティの団結の合い言葉として戦略的に使っていこうという傾向が出てきた。そのような場合、日本でもカタカナで「クィア」または「クィアー」または「クイアー」などと表記される。
『クイア』を観てきました。 ダニエル・クレイグがバロウズをやるのはかっこよすぎて妙だろうと思ってたんですが、本気で好きになればなるほど滑稽になってしまうおじさん力が素晴らしく、最終的に歳をとったところでものすごくバロウズ感出てきていたので、「役者ってすげー」と思ったものです。 www.youtube.com 好きな人を部屋に呼んだときの、どうしていいかわからなくてひたすら居心地悪い感じとか、どこで何してても好きな人の顔ばかりつい見ちゃう感じとか、感情の高まり方の描写が緻密で、『君の名前で僕を呼んで』みたいな気分で最初は観てたんです。 君の名前で僕を呼んで(吹替版) ティモシー・シャラメ Ama…
「キャリー・アンド・ローウェル」アニバーサリーエディションの収録曲 「mystery of love 」のデモ版 「君の名前で僕を呼んで」の主題歌 open.spotify.com www.youtube.com スフィアンスティーブンは「君の名前で」ではたしか使われてなかったと思うけど、「should have known better」も好きで何度もきいた www.youtube.com これもうライフイズストレンジの続編に使っていいだろ ルカグァダニーノはウィリアムバロウズの「おかま」原作の「クィア」が控えてて、こっちも楽しみ グァダニーノって、バロウズといいサスペリア リメイクといいb…
2023年製作/98分/R18+/イギリス原題または英題:Femme配給:クロックワークス劇場公開日:2025年3月28日 監督 サム・H・フリーマン ン・チュンピン出演 ネイサン・スチュアート=ジャレット ジョージ・マカイ アーロン・ヘファーナン ジョン・マクリー アシャ・リード撮影 ジェームズ・ローズ美術 クリストファー・メルグラム衣装 ブキ・エビエスワ編集 セリーナ・マッカーサー音楽 アダム・ヤノタ・ブゾウスキ あらすじ ドラァグダンサーのジュールズ(ネイサン・スチュアート=ジャレット)は軽い口論が引き金となり、街のごろつきであるプレストン(ジョージ・マカイ)から路上で暴行を受けてしまう…
2021年製作/105分/ルワンダ・アメリカ合作原題または英題:Neptune Frost 監督 アニシア・ユゼイマン ソウル・ウィリアムズ脚本 ソウル・ウィリアムズ出演 Cheryl Isheja Bertrand Ninteretse エリアンヌ・ウムヒレ製作総指揮 リン=マヌエル・ミランダ ほか あらすじ アフリカはブルンジ共和国。独裁者に搾取されていた鉱夫たちは反旗を翻しハッカー集団を結成する。一方、インターセックスのネプチューン(Cheryl Isheja)は不思議な力を使ってある鉱山労働者と出会うが、この出会いが神聖な回路に不具合を引き起こす。 感想 近未来世界の架空のアフリカの国…
「異性愛という悲劇」 ジェーン・ウォード:著 ショッキングピンクに文字だけの装丁。「悲劇」という突き刺しタイトルで本屋の一番いい場所で目立っていた本を手に取った。マジョリティであろう異性愛者=ストレートが悲劇の只中にいるのに、気づいていないね?というクィア(性的マイノリティ)である著者からの分厚いレポート。 著者は女性でレズビアン。異性愛者達の不思議を主には異性愛者の女性に向けて、それが当たり前と思わされているよ?どうしちゃったの?なぜに耐えてるの?とこれでもかと著者と他クィアから見た不自然さを羅列していく。 日本に住む自分に薄かった視点として、アメリカに住む白人女性の著者が見る複雑な社会的階…
『クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』(1995)見ました。 タイムパトロール隊員のリング・スノーストームが、過去が書き換えられる事態を発見するも、攻撃により野原家の庭に埋まってしまう。地中からシロを介して、野原家と接触うする。野原一家はリングの懇願を受け、過去が変わってしまうことを防ぐために戦国時代へタイムスリップ。そこで出会った吹雪丸と共に、過去を変えようと目論む雲黒斎がいる雲黒城を目指す物語。終わったと思ったら、続きがある予想外の展開で面白かった。また、この作品のある矛盾が、「家父長制」の存続の為に男として生きざるを得なかった吹雪丸とトランス女性である雪乃、この二人の存在を未来に遺している…
今週のお題「絵本」 母親が本が好きで、絵本には困らない幼少期を過ごしたように思う。 幸い私も活字を読むのが苦ではなく、保育園で毎月購入する絵本は、 もらったその日に全て読破していた。 母親は、買えるシリーズは全て注文していたため、みんな2、3冊の中、毎度10冊近く持って帰っていたのが懐かしい。 その頃に大事によんでいて、今でもたまに読み返す絵本を何冊か紹介する。 めっきらもっきら どおん どん あらすじ 引き込まれる物語と、魅力的なキャラクター わすれられないおくりもの あらすじ 母の読み聞かせで何度も泣いた がまくんとかえるくん シリーズ 小さな子へのお土産はいつも絵本 めっきらもっきら ど…
ねえええええ テテが前にインスタに載せたこれって………映画関係の映像だったりするの……???テテちゃん、A24の投稿に3つもいいねしてるhttps://x.com/taeguide/status/1855790812702838977?t=1RhIGbLQQN6ftAWeC_NIVg&s=19A24はアメリカの映画配給・製作会社だそうで、 テテが好きだと言っていた「ムーンライト」も 作ったところみたいですね😍知らなかったなテテがインスタに載せたそれは、今までずっと MVなのかなーって勝手に思ってたんだけど…もしかしてA24で何か映像製作した可能性ある?やばいどうしよう😱俳優テテ見られる?!しか…
明日11月3日夜(予定)に、批評家の江永泉さんをゲストとしてお招きし、古怒田望人/いりやさん、私、吉田さん、キューピーとでの、トークコントイベント《表面と横断と変身と変装-あるいは極私的アーカイブが横断する交差点》を配信します。 これは昨年のトーク&コントイベント《表面と横断》への新たな語りでもあるので、こちらの映像も再公開します。ぜひこちらもご覧ください! 《表面と横断-トランス, 男の娘, ジェンダークィア》【トーク&パフォーマンスイベント】古怒田望人/いりや、外島貴幸、吉田正幸(協力:キューピー) www.youtube.com
オリンピックを機に、トランス/ノンバイナリー者や、インターセックス/DSDs者などへの憎悪戦動が激化しているようだ。 以下、主に、トランス者がスポーツ参加するときに起こるヘイトへの対抗言説となりうる記事を中心にリンクを貼っておこうと思う。 スポーツとジェンダーについて研究されている、井谷聡子さんの記事。 https://www.gqjapan.jp/culture/article/20230306-satoko-itani-sports-column トランス者が、いかにスポーツの場から(そして社会から)排除されているか、ということが書かれている。 “トランスの選手をめぐっては、誰が奨学金やメ…