皇室典範改正などについて提言する15日付け読売新聞朝刊1面=15日、東京都千代田区(川口良介撮影) 「何とも面妖な紙面でした。朝日新聞かと思わず二度見してしまいました」。長島昭久首相補佐官がX(旧ツイッター)に記したこの言葉が、読売新聞の皇位継承に関する唐突な提言の衝撃を表している。同紙は、皇室の歴史に前例のない女系天皇誕生に道を開く女性宮家創設を訴えていた。 ▼長島氏は続ける。「(与野党協議で共有された男系継承維持など)基本的な考え方を否定するような提言を大々的に打ち出す意図は奈辺にあるのでしょうか」。国民民主党の玉木雄一郎代表もXで「このタイミングで出してきた背景が気になる」といぶかったが…