今日の「聴き比べ」は1968年にザ・フォーク・クルセダーズが歌った『青年は荒野をめざす』です。 この曲が歌われた前年あたりから作家・五木寛之の小説が若者の間で読まれるようになりました。『さらばモスクワ愚連隊』や『青ざめた馬を見よ』などが若者の心を捉えました。そして1970年からの『青春の門』は後に映画化もされ大ヒットしました。 そんな五木寛之の小説『青年は荒野をめざす』も若者の心を捉えました。そしてこの小説を元に作詞を五木寛之、作曲を加藤和彦で、当時『帰ってきたヨッパライ』で一躍大人気になっていたザ・フォーク・クルセダーズが歌いました。フォークルにとってはこの曲が最後のシングルとなりました。あ…