日本の産業を支えてきた基幹素材の一つ、「紙」。その繊細で専門的な取り扱いが求められる物流を70年以上にわたり担い、デジタル化という時代の大きな変化の波を見事に乗り越えた企業があります。三菱製紙グループの物流中核企業として創業し、「アカンと諦めず、出来る方法を考えよ」という不屈の精神で、今や総合物流ソリューション企業へと"SHINKA"を遂げた浪速通運株式会社。今回は、その第72期決算を紐解き、驚異的な財務健全性と、未来を切り拓く独自のビジネスモデルの神髄に迫ります。 20250331_72_浪花通運決算 決算ハイライト(第72期)資産合計: 4,009百万円 (約40.1億円)負債合計: 1,…