病院や診療所で採取された一本の血液検体。それが正確な診断結果として医師の元へ届くまでには、私たちの目には見えない、巨大な物流と情報のネットワークが、24時間365日、休むことなく稼働しています。この、現代医療の根幹をなす「検体」と「情報」の流れを、半世紀にわたり支え続けてきた専門家集団がいます。今回は、臨床検査業界の最大手・BMLグループの100%子会社として、その物流(ロジスティクス)と情報処理(データエントリー)を一手に担う、株式会社ジャパンクリニカルサービス(JCS)の決算を分析します。1,600名を超える従業員を擁し、医療の「動脈」と「神経」ともいえる役割を果たす同社の、強固な事業基盤…