タイトルに車いす司書と書いてあるので図書館のお話かなと思いきや、内容がかなり幅広いです。 実際の図書館での仕事のお話は56ページほどで物足りない。 タイトルで手に取った人は図書館の司書の話がたくさん読めるのかな?と思っているはずなので少しがっかりするのではないでしょうか… その後は日本の福祉を問い直すお話、灰谷健次郎氏と大江健三郎氏の障害者勧、ベトとドクについて、障害者とノーマライゼーション、とお話が続いていきます。 ベトちゃんドクちゃんに車いすを送るお話が出てきたのですが、作者の河原正実さんが関係者だったのですね。 テレビでニュースを見ていたので驚きました。 ベトドクのお話がかなり長く続くの…