抗うつ薬(特にパキシル)の服用を中止した際にあらわれる知覚障害を指す俗語。主にインターネット上で使われる。この言葉は耳鳴り(シャンシャン)と電気ショック様感覚(ビリビリ)に由来する。シャンピリとも。
投与中止(特に突然の中止)又は減量により、めまい、知覚障害(錯感覚、電気ショック様感覚等)、睡眠障害(悪夢を含む)、不安、焦燥、興奮、嘔気、振戦、錯乱、発汗、頭痛、下痢等があらわれることがある。/症状の多くは投与中止後数日以内にあらわれ、軽症から中等症であり、2週間程で軽快するが、患者によっては重症であったり、また、回復までに2、3ヶ月以上かかる場合もある。これまでに得られた情報からはこれらの症状は薬物依存によるものではないと考えられている。
「パキシル錠10mg/パキシル錠20mg」添付文書「重要な基本的注意」より引用
この件に関しては、厚生労働省から2度「使用上の注意の改訂指示」が出されている。
http://www.info.pmda.go.jp/kaitei/kaitei20030812.html#14
http://www.info.pmda.go.jp/kaitei/kaitei20050615.html#7