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ジャン・ボードリヤール

(読書)
じゃんぼーどりやーる

Jean Baudrillard (1929-2007)
フランス生まれ.思想家,文芸評論家.
ジャーナリストからパリ大学ナンテール校教授.社会学記号論専攻を経て,思想家活動に至る.
'68年,処女作「物の体系」を発表.「消費社会の神話と構造」('70年),「記号の経済学批判」('72年),「生産の鏡」('73年),「象徴交換と死」('75年)の 中で,経済学およびマルクス経済学を批判,これをこえようとする試みを行う.特に記号消費に関する考察は有名で、現代消費を考える上で無視できない事項だといえよう。
「誘惑の戦略」('79年),「シミュラークルとシミュレーション」('81年),「宿命の戦略」('83年),「アメリカ」('86年),「クール・メモリーズ」('87年),「透きとおった悪」('90年),「湾岸戦争は起こらなかった」('91年),「世紀末の他者たち」(マルク・ギヨームとの対論),「完璧な犯罪」('95 年)など.大衆社会状況を生産・消費の両面から分析する,独創的な社会論を展開.現代フランスを代表する思想家の一人.
ほかに詩の創作,戯曲の翻訳,文芸評論,デザイン論など,幅広い領域で活躍.'90年代に入ってからは写真家としても活動.'93年ベネチア・ビエンナーレにも出品した.'95年来日.'97年日本で初の写真展を開催した.
2007年3月6日,パリの自宅で死去.

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フランスの社会人類学者、民族学者。ベルギーのブリュッセルで生まれ、フランスのパリで育った[2]。コレージュ・ド・フランスの社会人類学講座を1984年まで担当し、アメリカ先住民の神話研究を中心に研究を行った。アカデミー・フランセーズ会員。 専門分野である人類学、神話学における評価もさることながら、一般的な意味における構造主義の祖とされ[3]、彼の影響を受けた人類学以外の一連の研究者たち、ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ロラン・バルト、ルイ・アルチュセールらとともに、1960年代から1980年代にかけ

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