難航が予想されるウクライナ・ロシアの停戦交渉だが、まずは両者が合意できることから一歩一歩進み始めた。もちろんウクライナは侵略者プーチンを信用していないし、ロシアも「ネオナチ」であるゼレンスキーに対し同様の考えを持っている。両者の折り合えるところは見えてきていない。 当座の合意は、双方ともエネルギーインフラへの攻撃を控えること。国民の命や経済活動を護るには、エネルギーインフラの安定は欠かせない。そもそも3年前の侵攻開始時、プーチン大統領として誤算だったのは、 ・ウクライナの電力インフラが西側のものに替わり、ロシア側の攻撃に耐えた ・混乱をもたらすはずだった政府システムが、ビッグテックでバックアッ…