長いこと構想していたVSSM(バーチャルSSM)を用いたショートカットターンを遂に実現しました。 前回、計算位置と実際の位置がズレていると書きました。具体的には、180度ターンし終わった後の横方向移動量が1000mmとなるべきところが940mm程度と計算されるため、マイコンの中ではこれを正として仮想軌道を半径470mmの円弧とし、ステアリングコマンドにVSSMの計算結果を反映してみたところ、割とすんなりショートカット旋回してくれました。今更ながらSSM理論の偉大さを思い知ります。 ラインセンサTSL1401によるコーナー旋回時は、旋回中の振動的な挙動が目立ちましたが、VSSMの場合は仮想センサ…